クワババの日記

いろいろな事に興味深々

安否確認

2011年03月15日 | Weblog
震災から5日目
掛け続けても繋がらない電話、でも掛けずに居られない思いで掛けました。
白石市在住の夫の友人に繋がりました、「高台だから良かったが電気もガスも止まっている」とのことで「命があるだけで幸せだね」って話しました。
安堵と共に涙声になってしまいました。

これに勇気を得て仙台市宮城野区の友人にも電話しました、今日は繋がり「よかった・良かった」と…、閖上の人を心配していると言うと「閖上は厳しいねぇ、津波が速くて根こそぎ持って行かれたので逃げるだけでも難しいと思うよ」って言われました。
生きていて!と祈る事しか出来ません。

気休めに

2011年03月14日 | Weblog
東北関東地震災害以来テレビの前から離れられませんでした。
地震・津波・火災・放射能と矢継ぎ早やに映し出される映像に身震いしながら友人の姿を探していますが、電話も繋がらないし未だに安否が分かりません。

地震以来4日目です、流れる映像は何度も何度も見た映像です。気を取り直し枯れ鉢の土を入れ替え肥料を入れ、春の花苗を買って来ました。肥後椿の蕾も膨らんで来ました、クレマチスも枯れ枝のように見えるけれど蕾がどんどん膨らみ始めました。
友人の無事が確認出来るように祈っています。

椿が咲きました

2011年03月07日 | Weblog


今年は寒さが厳しかったせいか椿の開花が遅かったような気がします。

この2・3日前から蕾の先が赤くなっていたのでいよいよ咲くのではないかと思っていました。

今朝見に行くと霜避け葉の下で咲いています、昔生け花の先生が「椿の花は霜避けに葉の下で咲くのですよ」って仰ってたことを思い出します。

「椿の花は首からポロっと落ちるのでお仏壇には供えないように」と母に言われました、でも京都で見た緑の苔と落ち椿の紅のあざやかさは今も目に焼き付いているのです。


母の言いつけに背いても、椿が好きで挿し木で増やし育てた故人にお供えするのもありかな?

案外喜んでくれるのではないかと思ったりしています。

Fc2ブログにもUPしています


文楽鑑賞

2011年03月05日 | Weblog

Fさまにお誘い頂き今年も文楽人形浄瑠璃を観賞出来ました。
演題は「仮名手本忠臣蔵」五段目と六段目で赤穂浪士の討ち入り事件を題材とし、設定を「太平記」の世界に移した時代物です。

おかる・勘平の物語で馴染み深いお話です。
人形のお芝居ですが、まるで生きているような錯覚を覚えるほど真に迫る演技と浄瑠璃の哀切に満ちた語りに目頭が熱くなりました。

「釣女」は狂言を義大夫に移した作品で、大名と太郎冠者のやり取りが面白可笑しくて楽しい作品でした。