クワババの日記

いろいろな事に興味深々

公園で思ったこと

2007年12月03日 | Weblog

「あのお爺さん何時も感心ねぇ」「本当ね」と言いながら私たちはグラウンドゴルフを楽しんでいました。

今日は月に1度の剪定枝の収集日です。
感心なお爺さん、とは足を引き摺りながら、自分が持てる量の剪定枝を何度にも分けて公園の集積場へ運んで来るのです。

「車で持って来れば楽なのに…」
何度目かには「家の人は加勢して遣らないのだろうか?気の毒に…」

「きっと自分で運べる事が嬉しいのかもしれないわよ」

自分にも経験があるのですが、障害者は自分で出来る仕事に喜びを感じて努力しているので、傍が思うほど辛いとは思っていないのではないでしょうか。

中学生の時、校舎の移転があり30分程離れた新校舎へ自分の机と椅子を運ばなくてはならなかったのです。
母は担任に、「足が悪いので…」と頼んだようでしたが特別扱いが嫌で頑張って自分で運び込みました。酷く疲れましたが自分の力で運ぶことが出来た達成感は、健常者には味わうことが出来ないのではないかと思ったのです。

どうぞ障害者を「可哀想な人」と思わないで見守って欲しい、そして助けを求められた時は是非力を貸してあげて欲しいと思いました。