クワババの日記

いろいろな事に興味深々

わたしと小鳥と鈴と

2007年02月18日 | Weblog


わたしと小鳥とすずと
       金子 みすゞ
 
    わたしが両手をひろげても
    お空はちっともとべないが、
    とべる小鳥はわたしのように、
    地べたをはやくは走れない。

    わたしがからだをゆすっても、
    きれいな音はでないけど、
    あの鳴るすずはわたしのように
    たくさんなうたは知らないよ。

    すずと、小鳥と、それからわたし、
    みんなちがって、みんないい。 


孫が小学3年生の秋、金子みすゞの詩を習ったので
家族で記念館へ行きました。
未だここの記念館が出来ていなかった時で
大きな商業施設の中に特設してありました。

今は金子みすゞ実家跡に
書店「金子文英堂」を再現しました。
店先から二階のみすゞの部屋へと巡れば、
当時のみすゞの生活を伺う事が出来ます。