もう一ヶ月になります。
トヨタも与六をCMに引っ張り出したせいか、プリウスの売れ行きが好調だそうです。
この際何でもいいから、日本経済をいい方向に刺激してほしいものです。
さて、汐留の夜シリーズ最終章です。
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気がつくと朝です。
カーテンを開けると眼下に、
山手線が見えます。
八時ですが、見える範囲では人通りも少なく、
何人も歩いていません。
都会人は夜行性なのかもしれません。
顔を洗い、身支度を整え部屋を出ると、
フロントの脇が食堂になっています。
とりあえず開いてる席を見つけ、
ご飯、みそ汁、スクランブルエッグを運んできます。
脇に座った綺麗なおねいさんは、携帯をチェックしながら
パクパクとご飯を食べ、さっそうとホテルを出て行きました。
いかにも仕事が出来そうという雰囲気です。
自分もおもむろにコーヒーまで頂き、チエックアウト。
足を引きずり駅に向かいます。反対側からは相変わらず
たくさんの人が歩いてきてエレベーターの中に、
吸い込まれていきます。
しかし、どの顔も無表情、何を考えているんでしょうか?
自分はあくまでもゆっくりです。
皆、自分を避けて通ります。(なんで?)
お風呂で滑って足をくじいたなんて言えません。
その後ろ姿は田舎ものを思い知らされ、うちひしがれた
男の哀愁が漂っていたのかもしれません。
しばらく歩くと、皆藤愛子ちゃんのいる日テレセンタービルです。
毎朝見る放送はここでやっているんだ。などと感動していると、
品川駅。
汐留は変わりました。
最も自分が東京にいたのは32年前です。
時代も変わりました。
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足が痛くてどこにも寄り道できそうもありません。
そのまま、スーパー日立に乗り込みました。
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