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B-scale fan's log

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最近は映画の感想がメインですが、
元は戦車模型のblogでした。

宇宙戦艦ヤマト2199 第1話「イスカンダルの使者」

2012年04月06日 | 日本映画 評価3
明日公開 出渕裕監督

新評価 3.0

明日から劇場で第2話まで公開される作品の、
第1話のみをファミリー劇場で見ました。
冥王星の戦いと、サーシャの火星の墜落のくだりや、
主要人物の顔合わせがメインの回で、
ヤマトはまだ姿を現さない話しです。

いわゆるリメイクものなんですが、
絵がきれいなのは勿論、冥王星の戦いの深堀や、
キャラの変更もされていても、
特に引っかかりもなく見れるので、
このシリーズは期待できそうな予感。

劇場では第2話「我が赴くは星の海原」まで
上映するそうなので波動砲発射までいくのかな?
でも、このタイトルって銀河英雄伝説の映画
「わが征くは星の大海」に似てますね。
まぁ、これ自体SF古典の・・・(省略)

さて劇場公開は1千円だそうですが、
まぁ暇なら続きを見てもいいかなと思ってます。
でも暇、無いんですよね。
だけど新しい波動砲発射シーン見たいしな。

「大和の国から、愛と幸せを込めて・・・」かな。

ALWAYS 三丁目の夕日'64

2012年01月27日 | 日本映画 評価3
公開中 山崎貴監督
    出演 吉岡秀隆 堤真一 小雪 
    堀北真希 薬師丸ひろ子、森山未來、
    須賀健太、小清水一揮 他

新評価 3.0

いろいろ用事があって、今年最初に劇場で見る映画。
良い映画が見たいなとこれにしました。
平日の昼間の劇場は初老の人たちで一杯。
1964年に少年少女だった人たちですかね。

物語は劇場が笑いに包まれたりしんみり来たりと、
緩急つけた無害な暖かさに溢れていました。
そう、私は出来栄えに不満なのです。
登場人物は善人ばかりで悪い奴が一人もいない。

前作「ALWAYS 続・三丁目の夕日」でも書きましたが、
人情話は悪い奴がいてこそ、善い人がより輝くのです。
しかし本作では善人が善人に説教を垂れるのです。
説教を受けた側も「あなたの気持ちは分かってます」と。

思いやりの演出がくどすぎて、尻が痒ぃ~なります。
必ずしも善人ばかりではなかったこの時代の人たちが、
日本を繁栄させて何かを忘れ、今の体たらく。
なのに今、人の絆の大切さを訴えてくるとは。

とは言え砂糖をいっぱい入れた甘い物語は、
思考停止にどっぷり感傷に浸らせ心地よさを感じます。
シリーズものゆえに登場人物の成長や変化が、
自らの時間の経過も感じさせるからですかねぇ。

そしてそして何と言っても堀北真希の可愛さが半端ない。
それだけを見ていたと言っても過言でないくらい。
でも結婚相手が森山未来とは・・・。
「モテキ」じゃないよねっと。

またも2Dで鑑賞。大丈夫だ、問題ない。

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない

2012年01月20日 | 日本映画 評価3
2009年 佐藤祐市監督
    出演 小池徹平、品川祐、田辺誠一、
    田中圭、マイコ、池田鉄洋 他
『ニート生活でパソコンスキルを高めていた26歳男性は、
 母親の言葉をきっかけに社会に出る決心したが、
 中卒・会社経験なし・26歳男を雇ってくれる会社はなく、
 なんとか入った会社はとんでもないブラック会社だった。』

新評価 3.0

面白く鑑賞しましたが感想書きづらいですね。
こちらのブログを読んでる方の中には、
私がどこに勤めているかご存じな方もいる訳で、
「あ~そうなんだ」と思われても困るわけで(笑)。

と言うわけで、これから書くのは例え話でもなく、
私が'以前いた会社’と断言して書きますが、
ブラック企業6カ条の5つに当てはまる会社に居ました。
“定時なんて言葉は都市伝説”には大爆笑。

朝に出社して帰宅は翌朝なんて“デスマ”もざら。
でも、そんな会社でも何とか頑張れちゃう。
自分が抜けると仲間に迷惑が・・・なんてね。
どこの会社も程度の差はあれそんなものでしょ?

違うのかな・・・。

まぁ品川演じるリーダーのような人は居なかったけど、
会社は社会の縮図だから困った人もいれば、
人格的にも、仕事の処理にも長けた人もいて、
結局、どちらの人にも助けられる訳ですが。

もう一度。今、私がいる会社の話じゃないですよっと。

南極料理人

2012年01月09日 | 日本映画 評価3
2009年 沖田修一監督
    出演 堺雅人、生瀬勝久、きたろう、
    高良健吾、豊原功補、西田尚美 他
『南極に料理人として赴任した海上保安庁のコック。
 本来、行く筈だった人が直前の事故にあい、
 急遽、代役で行くことになってしまった。
 毎日、観測員8人の食事を作るコックだが・・・。』

新評価 3.0

赴任した先は有名な昭和基地ではなくて、
内陸部の標高3千メーターにある観測基地。
ペンギンも、アシカも、ウィルスもいない。
う~ん面白そうなところだなぁ。

期間限定なら一度くらい行ってみたいけど、
行っても楽しみなんて無いに等しいんだろう。
おそらく食べることが唯一の楽しみかな。
娯楽なんてすぐネタ切れになるのだろうし。

と言うわけで何もない基地では何か起こるわけなく、
ひたすらご飯を食べ続ける物語。
男版「かもめ食堂」ですかね。
なんとなく穏やかに進み終わる映画でした。

そうそう、
伊勢海老のエビフライ食べたことあります!!

THE CODE/暗号

2011年12月25日 | 日本映画 評価3
2008年 林海象監督
    出演 尾上菊之助、稲森いずみ、松岡俊介、
    テイ龍進、宍戸錠、松方弘樹 他
『探偵事務所5の暗号解読の天才の探偵507は、
 暗号解読の依頼により上海へ向かう。
 暗号の鍵は依頼者の美しい歌姫の背中の刺青。
 しかし上海マフィアに命を狙われ・・・。』

新評価 3.0

嫌いじゃない無国籍映画的な設定なのですが、
どうもね・・・時代設定に無理がありませんか?
21世紀に帝国陸軍の財宝を探すマフィアと、
マフィアを狙う元特務機関の人間。

えっ~と黒幕の皆さん歳はおいくつなんでしょう?
昭和20年に20代としても90歳近いはず・・・、
では、その娘の美しい歌姫って・・・。
皺やシミで背中の刺青がダメになっていません?

昭和40年代くらいなら無理じゃなかったかな。
あと歌姫さん・・・稲森さんでしたか!?
ぜんぜん分からなかった。
ちょっと、こちらも設定が無理がありました。

せっかくの尾上菊之助がもったいなかった。

ワイルド7

2011年12月23日 | 日本映画 評価3
公開中 羽住英一郎監督
    出演 瑛太、椎名桔平、丸山隆平、阿部力、
    宇梶剛士、平山祐介、松本実、要潤、
    本仮屋ユイカ、中原丈雄、吉田鋼太郎、
    深田恭子、中井貴一 他

新評価 3.0

少ししか読んだことのない漫画が原作だし、
たしかTVドラマもあったはずだが記憶のかなた。
そんな訳で気分を一新して見たものの・・・。
良くもなければ、そう悪くもない。

ロケシーンとか頑張っている感は有るのですが、
銃撃戦も頑張った感はあるのですが、
どうにもスリルがない、手に汗をかかない。
分かってはいるけど、なんでかな~。

本仮屋ユイカや深田恭子と好きな女優さんも、
どうにもイマイチ感があるし、
敵のボスは誰だ、あの人(吉田鋼太郎)は?。
まったく巨悪感が足りなさすぎ。

そんな訳でも1000円で見る分にはOKだけど、
ミッション:インポッシブルを見た後では・・・。

花のあと

2011年12月12日 | 日本映画 評価3
2009年 中西健二監督
    出演 北川景子、甲本雅裕、宮尾俊太郎、
    市川亀治郎、國村隼 他
『剣の道を目指した父に剣術を仕込まれた武家の子女は、
 男顔負けの腕を持つが、今は決った許婚との婚儀を待つ日々。
 そんな彼女はかって試合で負けた平侍に恋心を抱くも、
 今は思いを断ち切って江戸からの許婚の帰りを待ち続ける。』

新評価 3.0

藤沢周平原作と言うことで鑑賞。主役は北川景子。
役によって良否の差が大きい彼女ですが今回はいかに?
結果的に女剣士姿での凛とした良さが出ていますが、
美人過ぎて表情が乏しく見えたのはちょっと残念。

今回も藤沢周平作は悪い奴は憎いほどに悪くて、
正義の剣士が最後にバッサリ切り殺す痛快時代劇・・・。
いやいや今回は本当に痛快なのか?
武家の子女が仇討ちを果たす理由がいまいち薄い。

悪役もただの悪い奴より、恥知らずで卑怯な奴に、
言いようのない嫌悪感を感じるのですが、
今回は悪役もいまいち味が薄かったかなと。
そう、恥を知らない奴が一番嫌いです。

でも途中から出てくる許婚がいい味がでていました。
最初は少し軟派に登場し男勝りな子女もやや軽蔑。
しかし、さすが父親が目利きをした許婚は、
子女の願いを聞くや意図を鋭く見抜いて手助け。

最後は藩の悪事をすべて平らげて万事をおさめ、
子女の尊敬も勝ちうると何とも見事な働き。
やはり旦那は嫁からの尊敬を得てなんぼ。
いや、それが一番難しいのですが。

相手の身分が低いとか、格が下だとかで、
人を騙したりする自尊心の高い方は、
ほんと勘弁願いたいですわ。
そんな話しは藤沢修平の小説だけに願いたい。

スマグラー おまえの未来を運べ

2011年11月05日 | 日本映画 評価3
公開中 石井克人監督
    出演 妻夫木聡、永瀬正敏、松雪泰子、
    満島ひかり、安藤政信 他

新評価 3.0

暇な時間に劇場に行って引き上げる時間との兼ね合いで、
枠にピタッとハマったのがこの映画。
それほど見たいと思っていた訳ではないので、
事前情報は皆無、でもジャンル的に石井監督っぽいよね。

と思っていたら本当に石井監督作品。
あ~じゃあ微妙だ。と思っていたら本当に微妙。
おいしいシーンもいっぱい有るのに、
逆に妙に興ざめするシーンも多数。

島田洋八のタバコ嫌いってなんなの?
戦闘シーンは何故にスロー?そんなに口から水でないよ。
警官に松田翔太、大杉漣はキャストの無駄、セリフ多すぎ。
満島ひかる、セリフ棒読みって・・・そういう演出だよね?

我集院さん、ときどきジブリのキャラの声に、耳障り。
拷問シーン。必要なシーンだけど、あの尺は無駄。
寺島進の意味深なセリフは、放っときぱっなしか。
あれ~背骨さんは実はSFの世界の生き物ですか?

まだあるダメダメなシーンを打ち消す素敵なシーンの数々。
安藤政信が演じる背骨と、永瀬正敏の丈。
この2人を見るだけで満足と言う人の気持ちも、
分からなくは無いですが・・・。

じゃあ、いったい主役は誰なんだ?

ところで進捗の思わしくなかった出張は、
最終日で急展開、無事解決して成功裏に終わりました。
ならばもっと景気の良い映画を選べば・・・、
まぁ帰る時間もあったから仕方ないですけどね。

Superflyの主題歌『愛をくらえ』は決まり過ぎでつまらない。

プリンセス トヨトミ

2011年06月01日 | 日本映画 評価3
公開中 鈴木雅之監督
    出演 堤真一、綾瀬はるか、岡田将生、
    沢木ルカ、森永悠希、笹野高史、中井貴一 他

新評価 3.0

決して暇でない最近ですがキャスティングが好みだし、
原作者が万城目学で面白そうと時間を作って劇場に。
のっけから凄いのです。無人の大阪を走る綾瀬はるかが。
その胸の揺れ具合といったら!!
いや本当に錘かなにかを入れているの?と言った具合に。

次は過去に飛んで大坂夏の陣で落城寸前の大坂城。
ここでは何ともやつれてしまった菊池桃子が登場。
そういうメイクだとは分かっているのですがガッカリ・・・。
そして現代に戻りかっちりスーツ姿の堤真一。
頭の中で「SP」の姿とダブってしまい・・・。

ここから物語の失速がはじまっていくのです。
万城目ワールドに天然ボケの綾瀬はるかを入れているのに、
どこかしらリアリティを織り込もうとするのは失敗。
しかも大阪空堀商店街がメインなのに大阪色が稀薄。
他府県人が嘘と思うくらいやって本当の姿なのに。

その商店街でお好み焼き「太閤」を営む主人が中井貴一。
影の正体を表してからの風格は抜群ですが、
中井貴一にお好みの大将は絵的に無理やろ。
堤VS中井の演技対決は見応え十分だし、
父から子に伝えるストーリーは心に来るものがあるのですが。

やはり、この映画の中の設定で大阪全停止というのは、
かなり無理があるなあ・・・。
もともとトンでも話なんだからウソで固めないと。
ティム・バートン級の出鱈目さがないと、
笑いもしないし泣きもできない。

玉木宏のカメオ出演はなかなか。
ならば・・・。
出来たなら大阪国首相は児玉清がベストと思った。
合掌。

岳 -ガク-

2011年05月20日 | 日本映画 評価3
公開中 片山修監督
    出演 小栗旬、長澤まさみ、佐々木蔵之介 他

新評価 3.0

空き時間に劇場に。対抗は「阪急電車」でしたが、
こちら原作の漫画は未読ですが、山の映画だし、
番組宣伝も強力だったし、時間も合うし、
何より、こちらの女優のほうが好みだし。

物語はあまり奇跡の起こらないレスキューもの。
と思っていたら後半はミラクルだらけでしたが、
いろんな物語を何とかつなげて見せたのは、
「よく頑張った」と言っていいと思います。

小栗旬の山での全てを知っているがゆえの、
笑顔はとても印象的な演技でしたが、
長澤まさみもなかなかの好演。
彼女の成長物語として主演を喰っていたかも?。