goo blog サービス終了のお知らせ 

B-scale fan's log

Since 2004.4.16

最近は映画の感想がメインですが、
元は戦車模型のblogでした。

69 sixty nine

2009年03月31日 | 日本映画 評価4
2004年 李相日監督 妻夫木聡主演
    出演 安藤政信、金井勇太、太田莉菜、
    柴田恭兵、加瀬亮、柄本佑、三津谷葉子、
    原日出子、岸部一徳、嶋田久作、豊原功補
『1969年、長崎県佐世保市。高校生のケンは高校の最後に
 大イベント“フェスティバル”を企画。
 親友のアダマ達を巻き込みケンの野望はどんどん膨らむ。
 ついには学校をバリケード封鎖することに・・・。』

満足度 4.0 (良作)

映画を撮りためしているのですが容量が一杯になったので、
妻夫木に引っかかりましたが、見ずに消そうとした作品。
だって原作村上龍で脚本クドカンで学生運動もの?
多忙な時間を割いてみるほどの興味はなし。

冒頭だけ見て面白くなければ即消し前提で見たのですが、
これは面白い。あっという間に全部見終わりました。
「GO」と並ぶ青春映画の傑作です。
あっ、どちらも脚本はクドカンか・・・。

とにかくエロあり、グロあり、インパクトはあっても、
記憶に残るシーンは無い。
だけど、とにかくテンポが良く笑える。
そうじゃなきゃ学生運動みたいなもの見てられない。

それにしても地方だからか時代だからか、
人間関係がおおらかで明るいこと。
大人からの鉄拳制裁もあれば、優しく諭されたり、
いいかげんな時代だったんだな~。

最後のおちは「夢落ち」なの?

夜は寒いです。

2009年03月30日 | modeling
日曜までに進捗アップを計画しましたが、
先週から始まったF1やTV特番の誘惑に負け此処まで。
今年のF1の序列は大きく変わりそう。

さて今日は当地を南北に高速縦断して、
はっちさん宅に半日ほど初おじゃましてました。
室内に模型や資料を散らかしたうえに、
夕食まで頂き感謝です。お返しはまた今度でも。

帰り道は意味なく時間と燃料を浪費しましたが、
それぞれにお疲れ様でした。

ゼブラーマン

2009年03月23日 | 見た映画 評価2
2003年 三池崇史監督 哀川翔主演
    出演 鈴木京香、渡部篤郎、大杉漣、
    岩松了、柄本明、市川由衣
『八千代区の男性小学校教師の家庭は崩壊状態。
 彼は自室で昔の特撮番組「ゼブラーマン」の
 主役の衣装を作ることで精神の安定を保っていた。
 そんなある日、学校に車椅子の転校生が来た・・・。』

新評価 2.0 (またか)

哀川翔の主演100本記念作品ということで、
哀川主演に三池監督に脚本クドカンと、
その他にも多数の豪華キャスト。
よくぞここまで心をこめて作った拍手喝采!!。

とはいかない。言えない。

時々日本映画界は無謀な企画を誰も止めることなく、
全力で作って本気で全国配給します。
心に余裕が有ってのことなら良いですが、
現場の暴走を止められないのか?

鈴木京香のゼブラ・ナースはもう少し見たいかも。

ボルベール <帰郷>

2009年03月22日 | 海外映画 評価4
2006年 ペドロ・アルモドバル監督
    ペネロペ・クルス主演
    出演 カルメン・マウラ、ロラ・ドゥエニャス、
    ブランカ・ポルティージョ、ヨアンナ・コボ、
    チュス・ランプレアベ
『子供の頃に両親を火事で亡くした姉妹は、
 今は大きな街で別々に暮らしていた。
 妹は失業中の夫と娘のために忙しく働いていたが、
 ある日、娘が夫を殺してしまう事件がおこり、
 妹が夫の死をなんとか隠そうと奔走中に、
 姉は叔母さんの葬式で母親の亡霊に出会う。』

新評価 4.0 (良作)

スペインと言う馴染みの無い国の話なので、
物語の突拍子のなさもただ肯定せざるを得ず、
まさに「人生は驚きに満ち溢れている」状態。
どこの国でも女性はたくましいのです。

この監督の作品を見るのは2作目ですが、
どの映画を見ても出てくるスペイン男性は
どうしようもない男が多いですね。
スペインでもそういう地区の話なのか?

本屋にて (0322)

2009年03月22日 | shopping
かつて発売日を心待ちにした愛読書。
今じゃ立ち読みするのも忘れる
戦車模型専門を自認する雑誌を、
2006年7月以来、久しぶりに購入。
ミニスケの記事はほぼ皆無ですが、
今の模型作りのトレンド研究のためです。

アーマーモデりソグ 1380円

立ち読みと違って懐の金を払ったので物申すと、
他人の温泉話や僅かな時間で作ったヴィネット!を
カラーで見せる専門家の意識が疑問。
今回はHOW TO特集なので見るべき作例は無いから、
・・・ですか?

ローグ アサシン

2009年03月19日 | 見た映画 評価2
2007年 フィリップ・G・アトウェル監督
    ジェット・リー主演
    出演 ジェイソン・ステイサム、
    ジョン・ローン、デヴォン青木、
    ケイン・コスギ、石橋凌
『FBIアジア系組織犯罪捜査課のクロフォードは3年前に、
 相棒とその家族を殺し屋ローグに殺されてから、
 ずっと彼を追っていたが、サンフランシスコに現われた彼は、
 中国系マフィアと日本のヤクザの対立を激化させる。』

新評価 1.0 (違和感)

中国系マフィアのボスにジョン・ローン。
日本のヤクザの組長が石橋凌。
アメリカ西海岸での東洋の暴力組織の覇権争いに、
なぞのアサシン(暗殺者)が割って入る。
その彼に個人的な復讐心を燃やすFBI捜査官。
う~ん見てみたい!!と思わせておいて激しく後悔。

東西の肉体派俳優の夢の組み合わせが見どころ?
日本のヤクザ以前に変な掛け軸などの、
日本の扱い方で違和感が上がります。
デヴォン青木がサラダ好きのアネサンですか・・・。

車がスパイカーだったのはちょっと驚き。

春みたく

2009年03月18日 | modeling
今日も良い天気で外の仕事が苦になりません。

車両は足回りの泥汚れも済まし、とりあえず完成。
ジオラマに置くさいに、もう一手間踏みますが、
ここで置いて、現在は土木工事中です。
石畳は既存の製品を使用です。

気温19度

2009年03月17日 | modeling
今日も良い天気です。

方針を車両完成を優先に戻して、
ウォシッング、チッピング、汚しまで一気に実施。
仕上げにもう少しといったところ。
次はパステルかアクリル塗装か?

やっと履帯をはめるところまで来ましたが、
はめてみると、どうも片側が長い。
組み立て図では分かりませんでしたが、
これは左右でパーツが違うのですね。

ここで大問題発生。
スチレンボードで石畳を作ったのですが、
そのせいで箱の中に納まらなくなって・・・。
石畳の完成度も納得できないし・・・。

シンデレラ・ストーリー

2009年03月17日 | 海外映画 評価3
2004年 マーク・ロスマン監督
    ヒラリー・ダフ主演
    出演 ジェニファー・クーリッジ、
    チャド・マイケル・マーレイ
『ダイナーを経営する父と2人で幸せに暮らす少女。
 やがて父親は双子の姉妹をもつ継母と再婚するが、
 少女が10歳の時に地震で亡くなってしまう。
 高校3年の今日まで彼女は継母にこき使われるが・・・』

新評価 3.0 (まぁ)

「シンデレラ」と学園ロマンスを合わせた物語。
ヒラリー・ダフ主演に引っかかってチョイス。
彼女を顔を見ると須藤祐実の吹き替えが
頭に浮かぶのを打ち消しつつ字幕版で鑑賞。

この主役ありきの少女漫画的な展開は良しだし、
ディズニーのいつもメッセージの
「チャレンジを恐れるな」は本作でも健在。
今回は「三振を恐れてグランドから逃げるな。」

ん・・・。

パープル・バタフライ

2009年03月16日 | 海外映画 評価4
2003年 ロウ・イエ監督
    出演 チャン・ツィイー、仲村トオル、
    リウ・イエ
『1928年の満州。愛し合う若い日本男性と中国女性。
 しかし男性が東京に帰国したあとに、
 女性の兄が日本のテロリストに殺されたために、
 彼女は抗日組織に身を投じる。
 1931年。男性は日本陸軍の工作員としてきた上海で
 女性と再会をする。』

新評価 4.0 (良作)

仲村トオル出演しか知らず、そこに興味を引かれて鑑賞。
でも小汚い中国小娘はよく見るとチャン・ツィイー!?。
台詞もあまりない物語でよく分からず見ていると、
主演の2人は途中退場となって中国の恋人2人が登場。
次には人混みの駅舎で拳銃を乱射する美しいチャン・ツィイー。
展開が気になって、あっという間に終わってしまいました。

セピアっぽい画面に唇や血の赤い色だけ鮮明な画面。
表情のアップや、長回しなど台詞がなくても、
ヒロインと男たちの心理を描き出すのは上手い。
人の命が安い場所・時代ならでは過激さ。
単純な善悪でない重さ・殺伐さも素晴らしい。

最後のシーンはちょっと難しかった。
死んだはずの男と撃たれて怪我をしたヒロインが・・・。
最後のカット割りになってようやく理解しましたが、
編集の意図を見抜くのは少し時間が必要でした。

ラストの考証に難のある記録映像は余分です。