B-scale fan's log

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最近は映画の感想がメインですが、
元は戦車模型のblogでした。

ピエロの赤い鼻

2009年08月31日 | 海外映画 評価4
2003年 ジャン・ベッケル監督
    出演 ジャック・ヴィルレ、アンドレ・デュソリエ、
    ティエリー・レルミット 他
『小学校教師の父親を持つ少年は、父が町の祭りの余興で
 ピエロを演じ人々を笑わせているのが気に入らない。
 父が笑われているようで嫌だったのだ。そんな少年を見かね、
 父の親友が彼がピエロを演じるようになった訳を話し出す。』

新評価 4.0

物語は主にナチスドイツに占領されたフランスが舞台。
戦争中の悲しい出来事が主になるのですが、
この映画の評価の分かれ目は、
主人公たちのあっけらかんとした冒険を許せるか否か。

彼らの冒険=占領軍が使う鉄道の爆破によって、
町の人の4人が軍の人質に取られ、
犯人が自首しないと、翌朝に処刑すると宣言される。
その時代なら、そんな事態は容易に想像がつくのでは?

にもかかわらず彼らは自首しない。
いや言い出せない仕掛けが映画にあるのですが、
その結果2人の人が死んでしまう。
その贖罪がピエロを演じることになるのですが・・・。

しかしまぁ、登場人物の設定が絶妙ですね。
あっけらかんとした主人公たち。
口ばかりの色男や、カッとしやすい青年。
祖国を裏切る嘘つきや、残忍な親衛隊将校。

よくもこんな典型的な人物像ばかりで、
こんな素晴らしい物語が作れるのか不思議ですが、
「人間生きている限り希望はある」と言わせながら、
他人のために死ぬ人を描くとは。
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迷子の警察音楽隊

2009年08月29日 | 海外映画 評価3
2007年 エラン・コリリン監督
    出演 サッソン・ガーベイ、ロニ・エルカベッツ、
    サーレフ・バクリ 他
『文化交流のため、イスラエルにやって来た
 エジプトはアレキサンドリアの警察音楽隊。
 しかし言葉の取り違いから間違って田舎町に到着。
 途方に暮れるも、その町に一泊することに・・・』

新評価 3.0

エジプトとイスラエルは国境を接する国で、
過去、何度も戦争をして今は和平を結んでいます。
そんな国に文化交流でやってきた楽団。
間違ってきた町には自分たち以外に同国人は無し。
民族も宗教も違えば、こりゃ何かありますね。

と、思ってみていたら全然そっちの話はなし。
隣国にやって来た楽団の団長は年寄りのワンマン。
家長制度の強そうな国だからか、
後進の芽を摘むことばかりやっていて、
愛嬌のある姿形ながら実に嫌味なおっさん。

しかしイスラエルの女性との会話の中で、
おっさんも苦しみ悩みがあることが分かり、
おっさんも隣国でいろいろな物事を目にして、
一皮剥けたかと思いきや、
最後はやはり若い芽を摘んでますな。

あの手のおっさんは変わらないんです。
どこの国でも一緒。

いや、そういう映画じゃないんですけどね。
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ワイルドシングス2

2009年08月14日 | 見た映画 NG
2003年 ジャック・ペレス監督
    出演 スーザン・ウォード、レイラ・アルシーリ、
    イザイア・ワシントン 他
『フロリダの裕福に暮らす女子高生。
 しかし彼女は母親の連れ子で母親は自殺。
 今は義理の父親と屋敷で暮らしていたのだったが、
 その父親も飛行機で事故死し彼女には莫大な遺産が、
 入る筈だったのが・・・』

新評価 1.0

前作との間には連続性はなくテーマが同じなだけ。
前作は有名な役者が出ていたりして、
私はデニス・リチャーズ狙いで見たりしたのですが、
今回は役者もお色気もいまひとつ。

つぎつぎと罠にはめられる登場人物。
最後のあっと驚く(?)どんでん返しが、
この映画の肝ですがプロットが弱いな・・・。
あちらの若手の登竜門みたいな作品でした。
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ナンバー23

2009年08月11日 | 見た映画 NG
2007年 ジョエル・シューマカー監督
    ジム・キャリー主演
    出演 ヴァージニア・マドセン、
    ローガン・ラーマン 他
『保健所に勤める男性は自分の誕生日に
 野犬の捕獲に失敗し腕をかまれてしまう。
 同じ日に妻から“ナンバー23”という古本を薦められ、
 読み進むうちに男性は23という数字に取りつかれる・・・』

新評価 1.0

たぶん小説で読むと深い物語なのでしょうが、
映像で見ると恐ろしく浅い。
しかも喜劇俳優ジム・キャリーの演じる、
深刻な顔なんて・・・。

23に対する“こじつけ”がくどくて見ていて辟易。
こんな思い込みをするなんて精神障害ですね。
結局、最初に逃げた犬の役割はなに?
死んだ女性の霊魂なのかな~。

まぁ劇場で見なくてよかった。
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プラネット・テラー in グラインドハウス

2009年08月08日 | 見た映画 評価2
2007年 ロバート・ロドリゲス監督
    出演 ローズ・マッゴーワン、フレディ・ロドリゲス、
    ブルース・ウィリス、ジョシュ・ブローリン 他
『頭のおかしくなった軍人がばら撒いた細菌のため、
 テキサス州のある町の住民は感染後にゾンビ化してしまう。
 生きた人間は次々とゾンビに襲われ、
 生き残った住民は保安官を中心に町の脱出を図るが・・・。』

新評価 2.0

片足がマシンガンになっている予告のスチール程度の
知識がなく見ていたら、ゾンビ映画だったのですね。
血がドバドバと気持ち悪いな。
しかもなかなか片足マシンガンにならないし、
・・・思い違いかと思った頃にやっと!!。

とにかくワザとらしいまでのB級テイストと、
なぜか無駄に豪華な出演陣。
監督の楽しみに付き合うのも悪くはないですが、
やはりくだらない映画です。
なんせ手じゃなくて足がマシンガンですから・・・。
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ファスト・トラック -ノーリミット-

2009年08月07日 | 見た映画 評価2
2007年 アクセル・サンド監督
    出演 アンドリュー・W・ウォーカー、
    エリン・ケイヒル、アレクシア・バルリエ 他
『破産寸前の自動車工場の金策のために、
 美人オーナーの恋人の刑事が、
 警察に内緒で賭け公道レースに出る。
 そこには捜査中の事件の容疑者も居た。』

新評価 2.0

ドイツ版の「ワイルドスピード」的な映画と想像し、
嫌いなジャンルじゃないし、
ドイツは車のチューンナップ誌などを見ると、
かの地はかなり熱くイカれているので、
期待して鑑賞したのですが・・・。

ダメなところが「ワイルドスピード3」そっくり。
いやレースシーンはあちらの方が上だけど、
自動車大国ドイツの映画なのに、
なぜか車はインプレッサやスープラやトーラス?。
BMWやベンツは脇役以下な扱い。

外車が主役なのは予算のせいですかね?
助っ人レーサーがアメリカ人である必然も不明で、
ストーリーが明らかに練りきれていない。
「続編を作りたい」的なエンディングですが、
それならもっと頑張りましょう。
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西本町にて (0803)

2009年08月03日 | shopping
この時期、他の趣味がオンシーズンなので、
模型はあまり触らないのですが、
所用で街中に出たついでに模型店へ

ドラゴソ 1/72 Pz.Kpfw. IV Ausf. G 1795円

駅から近い本町の店では店頭に無く、
移動した西本町でも店頭に無かったので、
倉庫?から出してきてもらいました。
発売時期を逃すと買いづらいですね。
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