<大気汚染>「広州人の肺ですら真っ黒、北京は言うまでもない」=専門家が指摘―中国
2013年3月5日 (Record China)
(http://topics.jp.msn.com/world/china/article.aspx?articleid=1708095)
2013年3月3日、捜狐新聞によると、深刻化する中国の大気汚染問題で、広東省広州呼吸疾病研究所の
鍾南山(ジョン・ナンシャン)所長はこのほど、
「広州人の肺ですら真っ黒だ。まして北京は言うまでもない」と語った。以下は同所長の発言概要。
私が「広州人の肺は黒い」と言ったのは2000年ごろのことだ。当時私は外科医ではなかったが、
外科手術によく立ち合った。患者の胸を開けてみると、40?50歳以上の人の肺は真っ黒だった。
広州がこういう状況なのだから「いわんや北京をや」である。
私が最も懸念するのは、スモッグの悪性腫瘍への影響だ。特に肺がんへの影響が気にかかる。
大気汚染の原因となっている微小粒子状物質「PM2.5」は、中国で現在世界最高の濃度となっている。
一般には1立方メートル当たり60数マイクログラムでも健康への影響が心配されるのに、
中国ではとっくに75マイクログラムを超えている。このような環境におかれた人間は今まで存在しないのである。
ふむ。10年前の段階で「黒い」のなら,今は推して知るべしか。
こういう報道がなされるということは,忍耐の限度を超えたということか。
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