どうしていいか分からない

2006-07-15 | news

次のような意見があった。

むごい暴露
 元タレントの甲斐智枝美の死が自殺だったそうだ。しかし、遺族である夫が「自殺ではない」と言っているのに、スーパーモーニングでは「自殺していた」と断定。これは検死した医師に取材して裏をとっていたということ。
 夫の話では、夫婦二人で頑張ればやっていけると話していたというが、漠然とした将来に対する不安があったのか。子供が母親の死の意味がわかる年頃になると、夫はつらい。
 子供の同級生から真相を聞かされると、子供が動揺する。心不全でなぜそっとしてあげないのか。こういうことで真実を暴露する必要があるのか。社会的に影響力のあるタレントでも政治家でもないし、何か死者を鞭打つことに意味があるのか。
(「佐藤立志のマスコミ日記」http://www4.diary.ne.jp/user/429793/)

同意。このケースで真実を報道する必要などまったくない。ターゲットを間違えている。このようなケースで「裏をとった」と胸を張ることに何の意味もない。とるのならば鬼の首だろう。

上原が泣いた「どうしていいか分からない」

◆ヤクルト4x-3巨人(14日・神宮) 悪夢の逆転サヨナラ負けに、上原が人目もはばからずに涙を流した。連敗脱出を目前にした9回、豊田が1死二、三塁から米野に2点適時打を浴びてジ・エンド。6回を4安打2失点の粘投も報われなかったエースは「もう、どうしていいか分からない」と連敗地獄から抜け出せないチームの惨状に、悔しさをあらわにした。今季2度目の9連敗で敵地連敗は18まで伸び、この日、サヨナラ勝ちした6位・横浜とは0・5ゲーム差。15日にも最下位転落のピンチが訪れた。

原監督の「ジャイアンツ愛」,「男が出てこない」と同質の感覚だ。いい大人が,勝負師が,プロフェッショナルが簡単に泣くのが信じられない。何かの劇出演と勘違いしているのではないか。軟弱。それとも「自分は悪くない」という責任転換?状況からしてブラジル戦後の中田の涙と似ている。ナベツネ氏は「2年でも3年でも君にやってもらう」と原監督を激励したそうだが(さすがはナベツネ氏,いいとこある),ここまで信頼を示されるとかえって危うい。


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1 コメント

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失礼いたします。 (tenjin95)
2006-07-16 07:22:02
> 管理人様



どうにも、最近のメディアは、自らよりも弱い存在について徹底的に叩くということを、自らの存在意義としているようですが、本来は「弱きを助け、強きをくじく」ことがその存在意義だったはずです。



こんかいの、甲斐さんの「事実」は、まさにメディアからすれば弱者に対して行われた強権的行為であり、あまりのひどさに言葉もありません。
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