を読む。浜野卓也著、1995年、PHP文庫。
毛利の「両川」のうち弟の小早川隆景については以前何かの折に読んだが、兄の吉川元春については読んだことがなかった。
古本屋でこの本を見つけ、読んだ。
私は毛利好きなので、元就関連の本はたいてい好きだが、この本も気に入った。
元春は,たしかに,ふつう言われるような単なる勇将ではない。
隆景同様、花も実もある名将。
長兄の隆元、元就亡き後、おさない輝元の後見役は次郎たる元春だ。
もちろん智謀ゆたかな弟隆景と相談したろうが、この本が言うように,毛利を最後のところで支えたのは元春だろう。
対織田戦では,鳥取城の吉川経家,高松城の清水宗治といった優れた武将の物語が残った。
元春に徳がなければ,そういう話にはならない。
毛利の「両川」のうち弟の小早川隆景については以前何かの折に読んだが、兄の吉川元春については読んだことがなかった。
古本屋でこの本を見つけ、読んだ。
私は毛利好きなので、元就関連の本はたいてい好きだが、この本も気に入った。
元春は,たしかに,ふつう言われるような単なる勇将ではない。
隆景同様、花も実もある名将。
長兄の隆元、元就亡き後、おさない輝元の後見役は次郎たる元春だ。
もちろん智謀ゆたかな弟隆景と相談したろうが、この本が言うように,毛利を最後のところで支えたのは元春だろう。
対織田戦では,鳥取城の吉川経家,高松城の清水宗治といった優れた武将の物語が残った。
元春に徳がなければ,そういう話にはならない。
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