手向くべき 線香もなくて 秋の暮

2009-12-14 | literature
昨夜「坂の上の雲」を見ていて,途中故あって愛犬の散歩につきあい中座。
帰ってきてTVを再開すると正岡子規邸,「これからは小説だ」という猫の格好をする子規の友人風学生が登場。
夏目漱石だなと思いながらも,二人のつきあいを知らなかったので,創作か,と思って見ていた。
後ほどネットで確認したところ,二人は大親友。
漱石が松山中学に赴任したのも子規の母校だから,という理由とのこと。
これはほとんど常識にちがいないが,私は知らなかった。
中学生の頃「わが輩は猫である」を少し読み,「全然面白くない」と投げ捨てて以来の,アンチ漱石。
しばらく前漱石が良寛ファンであることを知って,好感を持ち始めていたが,わが輩は猫である-子規漱石・虚子http://www.lib.ehime-u.ac.jp/KUHI/JAP/waganeko.html)を読んで,アンチを撤回。
子規もいいなあ。

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