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老驥(ろうき)は櫪(れき)に伏すも志は千里にあり 烈士暮年 壮心やまず

2009-11-13 | literature

老驥伏櫪 志在千里 烈士暮年 壮心不已

老いた駿馬は飼桶につながれていても千里を走る気持に変わりはないし、志士は年をとっても意気盛んな心は抑えられない(http://homepage2.nifty.com/tagi/galle061.htmhttp://www.ima.me-h.ne.jp/~sano/study/kotoba.htm

中村彰彦「われに千里の思いありー名君・前田綱紀(上)(下)」(文藝春秋)を読んでいたら目にとまった。
魏の武帝・曹操のうたった「歩出夏門行」の一節。
さすが曹操,人を鼓舞するちから十分。
私は駿馬でも壮士でもないが,せめて心持ちだけはこの気分でいこう。

前田綱紀は保科正之の娘婿で,正之に傾倒した加賀の殿様程度としか知らなかったが,「われに千里の思いあり」を読んで大いに気に入った。名君だ。


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