遊佐の高橋写真製造と各葉下に書いてあります。
封筒の裏には鳥海山参拝紀念のスタンプが押してあります。今では大物忌神社発行のもの以外はすべて登山記念になっています。こういうところにも時の流れを感じます。
"はくさんいちげさう"の群落を見ると鳥海山の高山植物のシーズンが始まったなと思います。
このころまで、残された写真、絵図はすべて蕨岡登拝口からのものでした。もちろん湯ノ台口はまだありません。
"ひなざくら" 目にする期間は結構短いです。これも春の雪溶けの象徴です。
"つりがねにんじん" 滝の小屋の先、盛夏の八丁坂のつりがねにんじんは見事です。
山頂周辺の"いわききやう"の紫は岩袋とともにきれいな紫です。
"てふかいふすま" 清吉新道の南物見から先、藪漕ぎをして無名の滝にでてその先行者岳に向かう尾根は鳥海衾で足の踏み場もないほどだそうです。現在は廃道で歩くことは不可能です。それでいいのでしょう。
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