鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

登山靴 紐の縛り方

2022年09月29日 | 鳥海山

 下のイラストの登山靴の紐の結び方は先輩に教わらなかった人の結び方ですね。どこが違うかわかりますよね。

 下から絞っていって五つ目のフック、これから先のフックは紐を上から下に回して締めます。この動画で解説してあります。

登山靴 紐の正しい縛り方 LOWA TAHOE PRO BC穂高


今日の鳥海山

2022年09月28日 | 鳥海山

 山に行く日は天気が悪く、行けない日は天気が良いようでして、稲田は黄金色。

 このもう少し前の時間、まるで噴煙が上がったかのような雲でした。何年か前はまるで噴火と見まがうばかりの雲が山頂から天にまっすぐ立ち上がり広がったこともありました。独立峰なので面白い雲を良く見ることが出来ます。

 扇子森、千畳ヶ原も秋です。


Geographica 機内モードで使ってみた

2022年09月26日 | 鳥海山

 Geographica、バッテリー節約方法として機内モードにするというのがありましてやってみたら確かに節約できました。わずか半日たらずの使用ですが。充電満タンで開始、終了時75%程度です。

 山頂側から西ノコマイを見たものです。二ノ滝からジグザグの急登になっているのがわかります。沢を横断している所が狭霧橋。

 マップの精度なのかGPSの精度なのか今回は図上の登山道と歩行記録とが結構離れているところがあります。これはgpxプレーヤーの画像を取り込んだものです。時間も記録されます。(フリーソフトです。)詳細な使用方法もWEB上で公開されています。

 


モンベル ゴアテックス登山靴

2022年09月26日 | 鳥海山

 登山靴ってホントは選ぶの大変なんですよね、でもこの辺では一軒しか取り扱いがないし、年金暮らしのお爺にとってはいいものは高すぎる。

 どうやらゴアテックスシューズは雨の日には履いてはいけないようです。先日ニノ滝の先を雨の中登っている途中、パックリと片側のビブラムソールが剥がれたと先日書きましたが翌日は打って変わって天気が良く、一日乾かしていました。

 片方が剥がれたのにもう一方が無事なわけがないと思いもう一方は、と見るとはたしてソールの上に隙間が。どれっとちょいと力を入れるとメリメリと剥がれてきました。
 これ某スポーツ用品店へ持ってって修理を頼めば一万数千円か。前は近所にビブラムソールを張り替えしてくれるおじいさんがいたんだけど、それもわずか数千円で。以前某スポーツ用品店へFacebookで問い合わせたら「送ってみないとわからないみたいな感じです。」と如何にも頼りない回答が。
 
 実はこの登山靴、今まで履いていた登山靴は四十年以上底を張り替えしながら使ってきたのですがかなりくたびれてきたので千mくらいの所歩くのにちょうどいいかとフリマで二三回使用という綺麗なものを買ったのです。それがなんと二回履いたらもう終わり。雨の日に履いたのがいけなかったようです、ゴアテックス。
 
 そういえば以前某スポーツ用品店でカメラザックを買って最初の鳥海山でショルダーハーネスというんでしょうか、肩紐が付け根の所で剥がれてしまったのです。それを持って某スポーツ用品店へ行くとちょうどそこへモンベルの営業マンが。営業マン、ザックを見て「背負い方が悪い」
 そういう会社なんですかね、昔のこととは言え。某スポーツ用品店の先代の社長怒りましたね、すぐ替えてあげなさい、背負い方が悪いなんてないだろうと。
 
 山へ行くと皆さんモンベル、モンベル、モンベルのロゴのオンパレード。いやー、モンベルは鬼門だったんだ。忘れてた。もう買わないぞ。なに、雨の日に履くお前が悪い?やはりそうでありましたか。

扇子森 其の貮

2022年09月25日 | 鳥海山

 扇子森について大江進さんからコメントをいただき、大江さんのFacebookに投稿された写真を見て扇子森の名前の由来はもしやこれではないかと思いました。その前にまずこの写真を、

 扇子森の円頂丘溶岩、これ実は左に見える丘とは生成年代が違います。緑を突き破るような熔岩塊にも注目してください。それと鳥海湖に裾を広げる姿にも。で、次が大江さんがFacebookに投稿した写真です。


写真撮影は大江進さん。Facebookに投稿したものを許可をいただき掲載してあります。

 どうでしょう、扇子を逆さまにしたように見えませんか。大江さんの見立てです。なるほど、ひょっとしたらこれが扇子森の名前の由来かもしれない。そういえば前回の古絵図に見る扇子森、まさに大江さんの写真と同じ扇を逆さまにした姿ですね。

 逆さまの扇子です。1759mのピークのある緩やかな丘ではなくてこちらの突出した熔岩丘を昔の人は扇子に見立てたのではないでしょうか。地形図にとらわれるよりも第一の見た目です。

 非常に面白いのはⅡd3鍋森溶岩、Ⅱd4扇子森溶岩ともに下の地層を突き破ってモコモコと生えてきた熔岩丘ということです。そういえば鍋森熔岩も扇子森熔岩も上に岩塊が見られます。大江さんはこれらは「Ⅱb5鳥ノ海溶岩の岩塊ということだろうか」と結んでいますが言われてみればなるほど、あの鍋森のごつごつした岩塊、扇子森のバラバラとした岩塊、これらは下の地層を突き破った時にのっけてきたものなのかもしれませんね。これらはすべて大江進さんからの受け売りです。大江さんの写真と古絵図を見て重なるところがあり、これはと思い書いてみました。