鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

今年は花火大会中止で見ることができないので

2020年05月28日 | 鳥海山
 まだ季節は早いですが、綺麗な映像がありましたのでご覧ください。
 ラストの10分過ぎからが圧巻です。
 
 私が子供のころはこの花火大会、二日間にわたって行われました。港のすぐそばに住んでいましたので岸壁に係留してある知り合いの漁船の上から見ていました。もっとも当時は花火があがると耳をふさいで目を閉じてしまっていましたが。

おっぱい豆腐でちょっと一杯

2020年05月24日 | 鳥海山
 暑くなってくると豆腐が美味しいですね。
 南禅寺というのがまっとうな呼称のようですが、叔父さん属は「おっぱい豆腐」と呼んでいます。東京から来た知人のお嫁さんはこれを見て、「なに、これー」と言ったとか。
 そういえば地元を離れている間はこの形状の豆腐は見なかったですねえ。もちろんこの後薬味は添えます。それにしてもいつのまにかCカップから随分と小さくなったもので。これで掌にスッポリと収まる大きさです。値段はと言えば、一個70円ほどにもなりますのでちょいと高めです。
 さすがに山には持っていけません。山で豆腐をたべたい方には常温保存できる紙パックの豆腐がおすすめです。

 話は脱線しますが以前はドライアイスの製造工場につてがあったのでドライアイスを分けてもらい、夏場鳥海山へ行くときは保冷バッグの底に入れ、その上に氷を入れます。その上にビールやらヨーグルトやら冷たくしておく食材を入れます。山頂でおもむろにガラスのロックグラスを取り出しこれ見よがしにオン・ザ・ロック。そこに冷や奴に鰻の蒲焼、冷たいヨーグルトには薔薇の花のジャムを添えて。同行者は全員大喜び、重いものを背負って行った甲斐があるというものです。
 ちなみに前日の午後に保冷バッグに入れたドライアイスは翌日まで持ちました。ただし、ドライアイスは気化すると大変な量の炭酸ガスとなりますので、保冷バッグを密封しておくのは危険です。

根曲がり竹

2020年05月20日 | 兎糞録
 五月の末近くになると鳥海山大平登山道蔦石坂の道路左右には誰も採らない根曲がり竹があちこちあります。
 ある年は、家族で根曲がり竹を取りながら登り、持参の味噌で御浜で採れたての筍の味噌汁をつくって食べました。五月の二十日に御浜に行くと当時の管理人さんがすでに御浜小屋に来ていて「祭りもしねで登て来た」などと言われたものでした。
 今日は大平までは行かず、安直に産直で買ってきました。

 ちょっとアルバイトに行くほかは出不精になってしまい話題は何もありません。今日はこの根曲がり竹を天婦羅にして芋焼酎をロックでグイッといきましょう。


今年はやっぱり駄目かなあ

2020年05月19日 | 鳥海山


やまがた山のHP より

登山者の皆様へ(感染拡大防止に向けて)2020年5月11日
 令和2年4月7日、新型コロナウイルスの感染拡大に備える改正特別措置法(新型コロナ特措法)に基づく緊急事態宣言が発出され、本県では4月17日(金)から5月10日(日)まで緊急事態措置等を実施しておりましたが、緊急事態宣言が5月31日まで延長されたことを受け、本県の緊急事態措置等を同日まで延長して実施される事が決定されました。
 登山については、4月25日(土)から5月10日(日)まで自粛をお願いしていたところでしたが、5月11日(月)以降については、山形県内にお住まいの方が、山形県内の山に登ることについては自粛を求めません。
 登山をはじめ、自然の中での適度な運動は、健康の維持増進のためには有効と考えられます。
 一方で、登山を計画される皆様には、新型コロナウイルスの感染拡大の防止の観点から、以下の点に留意してくださるようお願いします。


1.山形県外にお住まいの登山者の皆様へ
 5月31日(※)まで、登山目的をはじめとして本県への不要不急の来県を控えてくださるようお願いいたします。
 登山者が無症状の感染者である場合、本県の山中、そして本県の山までの移動経路において、他者に感染機会を与えるリスクがあります。
    ※県の緊急事態措置等の期間及びその内容については、感染拡大の状況により変更される場合があります。
 
2.県有避難小屋の利用について
 県有避難小屋は現在、管理人は常駐しておりません。
 国、県では感染拡大を予防するため、「日常生活を営む上での基本的生活様式」として「まめな手洗い・手指消毒」「3密の回避(密集、密接、密閉)」等をお願いしていますが、避難小屋においては、個室環境も用意できず、小屋内の消毒など感染対策が施されておりません。
 県内、県外問わず、緊急事態措置等が実施されている間は、県有避難小屋の利用を控えてくださるようお願いします。

    ※県有避難小屋:日暮沢、狐穴、竜門山、天狗角力取山、弥兵衛平、西吾妻、北股岳、
            大朝日岳山頂、鳥原山、念仏ヶ原
 
3.「登山のマナー」について
 「山」に入ることは、リスクを伴います。仮に遭難し、自力で下山できない場合、救助が必要となります。かけがえのない「命」を助けるため、地元の救助隊の皆さんは同様にリスクを背負い救助活動にあたります。
 もし、あなたが「無症状の感染者」だったら、救助隊もその家族の方々にも感染のリスクが及ぶことになります。
 「登山のマナー」とは「無理な計画を立てない」、「ゴミは持ち帰る」等、周りの人が「不快」に感じないような「立ち振る舞い」の事ですが、新型コロナウイルス感染症の感染が続いている今、感染拡大を予防する「立ち振る舞い」も登山のマナーの一つとして考えながら、行動をお願いします。



 山に休憩を取ってもらういい機会なのかもしれません。昔から、山は逃げないとはよく言われたものです。でも行きたいですなあ。