鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

昔の御浜小屋と弥三郎岩

2018年10月13日 | 鳥海山

山頂は見えないのでおそらく雪でしょう。

Photoshopで遊びついでにもう一枚。

同行者が山頂付近で下山途中、足を開放骨折。

その時の詳細はいずれ。

荷物をすべて御浜小屋へ放置し、救助隊とともに下山。

後日荷物を取りに御浜小屋へ。

右にある大きな岩は弥三郎岩。

昔、弥三郎という相撲取りが動かしたのだという人もいましたが、鳥海弥三郎が由来でしょう。。

今となっては確認できないことがいっぱいあります。

鶴間池から登る鹿俣道の植物園、矢島口の氷の薬師にあったという小屋跡。(氷の薬師のちょっと下にあったそうです。)

御浜から稲倉岳へ向かう登山道、数十年前の登山地図を見ると氷の薬師の小屋は載っていないけれど今となっては廃道となってしまったルートが結構あるようです。薊坂入り口から仙ケ洞目指して登り確か文殊岳か伏拝岳へ出る道。

こういうのを調べるのも楽しみの一つです。


鍋森と鳥海湖

2018年10月13日 | 鳥海山

なかなか、これだと思うような紅葉、草紅葉に出会うことは稀なようで。

かつて、毎週鳥海へ登ることを何十年か続けてきたけれど、そんな紅葉に出会えたのはせいぜい二、三回。

登山者も稀な秋の一日、七合目から下は雲に覆われているけれど、空は突き抜けるような青空、鳥海湖は青空を映し、誰も登ることのない鍋森がシーンと静まり返っていました。

ある秋の一日、一人たたずんでいた七合目御浜にて。