四季の山を歩き、思い、創造する。
凌 手記
大阪UTILITY 出張シノギングの様子
中断していた出張シノギングも10月から再開だ。
思えば半年も出張シノギングの開催を我慢していたのでこの日がどれだけ待ち遠しかったことか。
再開第一弾は大阪UTILITY。
大阪難波から近鉄電車に乗って意外と簡単に奈良に着いた。久しぶりだったので集合の目印の凌フラッグを忘れてしまったが、怪しい人発見、近付いてくる、目と目が合う、シノギング・・・ですよね~(笑)こんな具合に参加者はその挙動ですぐにわかる。
みんな集まったのでさっそくいつものようにウォーミングアップ。と言っても準備運動ではなくて地形図を渡してどんなルートで歩くか想像してみる。それからコンパスの使い方も。そして秋のシノギングに便利な凌アイテムのお試しも。しかし日当たりが良すぎて汗ばむ陽気。まだ夏のアイテムの方が快適そうだ。もう暑くてたまらんのではやいところ裏山の日影に逃げ込みたい。
歩き出すと黄金に実った稲穂が出迎えてくれた。男性に是非と、ハカマスカートwoolをお試しいただく。スカートのなんとも言えないスースーした感覚はさぞかし新鮮であろう。5分で慣れる(笑)
すぐに車道を離れて裏山に。こんな不法投棄がいかにも裏山らしい。しかしね~、困ったものです。
この道があまりにもはっきりくっきり歩きやすくて物足りないので、ここらでちょっと凌いでみようと、向こう側の尾根にあるはずの送電鉄塔を探しに藪に突入。
はい、これがシノギングです。
藪はすぐに収まってすり鉢状に広がる地形は歩きやすい。
小さな谷の湿地を抜けると目の前には壁が立ちはだかる。馬力のありそうなN氏が先導役を買って出てくれた。
これがシノギングです。
これがシノギングです(しつこい)。
何の目的でこんなところに来たのかすっかり忘れそうになったが、この後ちゃんと目標の送電鉄塔を見つけた。
送電鉄塔を見つけたし、お腹がすいてきたのでハンモックポイントを探して早々と休憩。普通に歩いたら一時間かからないだろう。しかし地図読みをしながら凌げはそれなりに楽しめるのだ。
とても簡単で覚えやすいロープワーク、メタルマッチの火起こし、ナイフ比べなどなど、森勝氏が次々に繰り出すアウトドアテクニックに一同吸い寄せられる。こういうことはやはり人から人に直接伝えるべきことなのだ。
EXPEDのハンモックとタープのお試しも。
お楽しみのところ失礼します(笑)
どんどんシノラー臭さが身についてくるH氏。
アグラスカート、ハカマスカート、カルフワセーターもお試しいただいた。
笑ってはいけないのに満面の笑顔のN氏(笑)
全方向透け透けハンモックが驚きだった。
長いお昼休憩が終わり、再び地形図を頼りに凌ぎ始める。すぐに谷へと落ちるような急斜面だけど、どうする?
ここは森勝氏の先導で危険個所を回避して無事に下りることができた。
鬱蒼としていやがる。
鬱蒼としていやがる(しつこい)
地形図にある実線(道)などなく、ほとんど人の通らないために踏み跡も消えかけた沢沿いのルートを凌ぐ。ときどき巻いてあるテープが何となくホッとする。
ベテランさん、ありがとう。助かります。
沢から付かず離れず歩き易そうなところを進む。
歩きにくくてもこのまま進まなければならない場合もある。
荒れてるなぁ。
登ったと思ったら急降下。急降下には安全のためお助け紐を使う。面倒がって確保無しで下ると事故につながりかねないので慎重に。しかしみんなうまいこと下りたもんだ。
改めて地形図を広げてみると行動範囲は本当に狭かったが、それをまったく感じさせない変化のある地形と適度な難所があってとても充実したシノギングであった。
最後に決して笑ってはいけないやつ。
みなさん、お疲れ様でした。
これをきっかけにもっと凌とシノギングに興味を持ってもらえたらうれしいです。
また次回もお会いできることを楽しみにしています。
それまでに今回のような面白いルートをいろいろ探しておいてください。
UTILITYには凌アイテムの秋冬物が入荷しています。お店もリニューアルして商品が見やすくなりました。凌に興味のある方は是非行ってみてください。
反省会のお好み焼き。めちゃめちゃうまかった。
11月の出張シノギングは松山アウトドアーズコンパスです。
みなさんの参加をお待ちしています。
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