四季の山を歩き、思い、創造する。
凌 手記
ハンモックの祭典 Hammocks for Hiker
5月の12、13日。毎年恒例行事、Hammocks for Hikerに参加してきた。
今年は宿泊券、一日券両日ともに完売。いかにハンモックが注目されているかうかがい知れる。これだけのハンモック関連メーカーが一堂に会す機会はこのイベントしかないだろう。それだけ様々なハンモックギアに直接触れる事が出来るわけで、ヘビーユーザーから、これからハンモックを買いたいという初心者の方々まで、幅広く来場していたように感じる。
実際ハンモックというのは各メーカー毎で特色がある。寝比べてみるとこれが本当によくわかる。ハリのあるハンモック、よくしなるハンモック、シルキータッチなハンモック、マットが差し込めるハンモック、テントにもなるハンモック、蚊帳付きのハンモックに、もちろん大小さまざまなハンモック...挙げだしたらキリがない。(是非寝られる機会があったら実際に寝てみてほしい)そんな様々なハンモックが各ブースで展開されていた。
そんな中での我々のブース。
一番角の隅の方。
ひっそりとしたハンモック集落を作り上げた。
初日は天気も良く、大いに盛り上がった。
今年から恒例化したハンモックギアツアー。主催者TRAILSがお客さんを引き連れて各ブースを練り歩き、各メーカーを知ってもらおうという面白い企画。このツアーを経て、各々気になったブースへ行くというわけだ。
皆さん真剣に話を聞いていた。
ギアツアーが終わるとフリータイム。EXPED・axesquinブースにも本当に沢山の方々が来てくれた。
やはりウキグモが注目を浴びていた。実際ウキグモに寝られる機会は本当に少ない。多くの方々にあの雲上の寝心地を体験していただいた。
次いで、初めての方に響く低価格と寝心地、カラーリングのトラベルハンモック。
他には新作もチラホラ。。
その間にも主催者の方で【ハンモックの張り方泊まり方】というコンテンツを実施。ベーシック編とアドバンス編でそれぞれ展開していた。有益な情報のやり取りがなされていたであろう。
そうこうしているともう夕刻。一日券の方々は家路に、宿泊の方々は幕営(ハンモック営?)地へ。それぞれのブースは思い思いの時間を過ごす。一瞬の静寂。
しかし夜はこれから。
宿泊者向けのコンテンツ【ウッドストーブで火をおこす】その後の【オーバーナイト参加者パーティー】
パーティーではオヤキや、豚汁などが振る舞われる。
提灯に火が灯りお祭りムードも盛り上がる!
パーティ中、急遽企画されたトークショウにてアクシーズクインもスピーカーとして参加。凌ぎとハンモックの実際を熱弁。
そしてお待ちかねの宿泊者限定、豪華景品をかけたジャンケン大会。とても白熱していた。
そうして大盛況の中、一日目が終了。。
明くる二日目。
宿泊の方々はのんびりしてから少しずつ家路についていたもよう。中には二日目も足繁くブースに足を運んでくれた方々も。ありがたい。
基本的に二日目は一日券の方がメインなので、かなりゆったりとした時間が流れる。ゆっくりブースの方々と話したければ、二日目は狙い目。
この日もギアツアー、ハンモック張り方泊まり方、ウッドストーブで火をおこす、のコンテンツを実施。
しかし、ウッドストーブのあたりで予報でもわかっていた雨がポツリポツリと降り出す。
結局、天気は回復するどころか、アマアシが強くなるばかり。そのままイベントも終了。
まぁちょうど良いギアテストが出来たかな。
大きいタープがあれば、そんな雨の中でも問題なし。むしろ開放的で結露もなく快適に過ごせるし。
撤収の際も、ヤマボウシ、フリシキル、ツユハラヒで濡れ知らず。(足元はサンダルなんで潔く濡れ)
去年は初日が雨で二日目は晴れだった。今年はその逆。。では来年は二日間晴れだな!(あるいは雨...)
なんて思いながら、雨を受け中央線梁川駅に向けて会場を後にする。
主催者のTRAILS、ハイカーズデポ並びに各ブースの方々、そしてご来場いただいた全ての方々に感謝いたします。
ありがとうございます!
また来年。
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