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真夏の六甲でシノギング

この日、海水浴で有名な須磨海岸が海開きしたのだが私は山へ。
元町駅から歩きだすとすぐ湿気がまとわりついてくるが新作のウロコシャツはわずかな風でも涼しく感じるので凌ぎやすい。
諏訪山付近から再度谷へは何本かの道があるようだがまったく土地勘がないのでここは適当に北に向かう。


途中の道標で行き先を確認してほどなく再度谷へ。


広い河原が徐々に狭くなって自然林の山が両側から迫ってくる。
緑が濃くて湿気にあふれた気持ちの良い自然だ。
自分が良く行く裏高尾に雰囲気が似ているかな?
静かな山の音を聞き、匂いを感じながら歩く。

小さな池を過ぎて大竜寺からはドライブウェイでショートカットする。



分水嶺林道に入ってから南ドーントリッジを行く。
六甲エリアは外国人が開拓したルートが多いのでカタカナのコース名が多いのだそうだ。
なるほどね~!


ハンモックを張る場所を探しながら歩くが、このあたりの尾根はどれも細いからなかなか適地が見つからない。
それに前日までの雨で結構じめじめしている。
高尾エリア同様イノシシも結構生息しているようで、コースの脇のそこらじゅうが掘り返してある。
ひとり静かに歩いていると谷の方から「ブギャー」という声。
私の存在に驚いたイノシシが騒いでいる。

ほどなく高雄山。
視界ゼロ(笑)。


なぜかここには道標がないので念のため地図とコンパスで確認をして進む。
こっちだよね~?
結局その先いっさい道標がなく市ヶ原までの下り尾根はちょっとしたバリエーションルート気分だった。


市ヶ原は沢の出合いのある広い場所で、その昔海の物と山の物の市が開かれた場所だとのこと。
だから市ヶ原。
こういう話しはとても興味深い。
ハンモックに丁度いい木立があるのでここで休憩。
沢の流れを聞きながらハンモックに揺られる。
(なま足がキモイかな?)



EXPED TRAVEL HAMMOCKは吸汗性があるので汗ばんだまま寝ても不快感が少ない。
本体は洗濯できるので清潔に保てる。


市ヶ原から先は布引の滝経由で新神戸駅へ。
お散歩気分で渓流沿いの遊歩道を歩く。
遊歩道が終わるとすぐ目の前が新神戸駅だ。
この距離間に戸惑いながらも地下鉄に乗って本日のシノギングは終了。
汗でびしょびしょになったが楽しかった!









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