予想以上に面白い本である。
「ジハード1~猛き十字のアッカ」
定金伸治 集英社文庫
最初は「ジャンプ」の名前が出てきて
「あ、これはアカンかな…」と思っていたけど
いや、面白い。
これは十字軍の遠征をイスラム側から語る話。
だけど歴史書のような堅苦しさは無し。
連載中は低年齢向けだったのを一般向けにした
そうで、最近の難しい本を読まなくなった私には
「読みやすくて助かる」感があります。
ま . . . 本文を読む
昔のゲームの話を織り交ぜているというので
気になって読んでみた。
「ラッキー・ワンダー・ボーイ」
D・B・ワイス
早川書房
表紙は「いい電子」のみずしな先生。
ゲームおたくの青春本か、と
思っていたのだが、ちょっと違うじゃないかなあ。
最後も「うーん…」って唸ってしまった。
こう終わらせちゃうか…と。
たしかに解説にあるとおり「違和感」を
覚えた。
もっと面白くできたはずだ、と思ってしまう . . . 本文を読む
昨日ブログ書いてたら突然パソコンが落ちてしまって意気消沈。
大晦日にサクサクッと書いていきたいところです。
「教皇暗殺1~4」トム・クランシー
新潮文庫
これはジャック・ライアンシリーズだけど初期の「愛国者のゲーム」と「レッドオクトーバー」の間の作品だそうだ。
このシリーズは既にジャックジュニアの話に入っているので今頃なぜ?と思ったがなかなか興味深い物語なのだ。
舞台は実際にあったロ . . . 本文を読む
劇団四季が大好きな先輩が高校時代におりまして。
その時ですよねえ
「ああ、世の中にはそういうものがあるのか」と
知ったのは。
それまで劇団、とかミュージカルとか
まったく周囲に語る人はおりませんでした。
なにしろ地方の小さな町ですから。
今じゃ、劇団どころか、画家や作家やら
デザイナーとか、もうなんか昔は「特別な人たち!」
みたいなイメージがあった人たちがこんな近くに
いていいのか、と思うくらい . . . 本文を読む
なんだか久しぶりに本を紹介できるなあ。
今日の午後2時半まで締め切りと戦っておりました…
なんかもー燃え尽きた気分。
そんでもう結構前に読み終わったんだけど
「オトナ語の謎。」
糸井重里 ほぼ日刊イトイ新聞
新潮文庫
これは素朴に面白かった。
それに役にも立つんですよね、実際。
この本の中では、オトナ語が
「本当は変なのにフツーに使っているよね」
という視点から面白おかしく教えてくれる。
. . . 本文を読む
やっと本をきちんと読めました。
よかったよかった…
ま、仕事は失敗ばかりで頭はパニック
なんですけどね。
だからこそ、本を読む時間は落ち着いた
大切な時間だと改めて気付いたのですマル
「人間の土地」
サン=テグジュペリ
訳・堀口大學
新潮文庫
宮崎駿監督が表紙を描いて気になっていたんですよ~
以前に読んだ夜間飛行も嫌い話ではなかったんですけど、
やはり遭難するのが普通の話なので、
テンションが . . . 本文を読む
今日も頭が鈍かった。
元からボーっとしている人間ではある。
だけど今回もまた酷く頭が働かない。
言葉がうまく出てこない。
「はい」「はあ」ばかり言ってる。
電話に出た時「はい」ばかり言っていて
自分でも「お前はバカか」と思っている
んだけど、言葉が出てこないのだ。
こんな変な状態が今週に入って2度目。
ちょっと怖くなったくらいだ。
そりゃあ病気になっておかしくはない。
ストレス、緊張、水分は . . . 本文を読む
にぇむい…
いや、眠い。
三連休だったのに、なんだか買い物ばかりで
休んだ感じがしません…
好きなものを買うならまだしも消耗品ばかりで。
そうだ9時からトリックでした。
今日は8時前にして眠いから大変である。
お、今日は3食ともうどんでしたねえ。
だからなんだ、と。
あ、ぺヤングヌードル探してるんですけど
誰か横浜で売っているところしりませんかねえ。
さて、本日の一冊。
「陸軍ジャンク船隊始 . . . 本文を読む
新作読みました~
買った直後に表紙を破ってしまうという悲劇(ぐはぁ…
「海賊モア船長の憂鬱」
多島斗志之 集英社 2005年
まず最初に。
地図があるんですよ、これが!
シンプルだけどこれがいいねえ。好き。
さてあらすじは、前作より数年。
イギリス東インド会社の秘書クレイ君は
巨大なダイヤモンドを持って失踪した会社の
社員を探せと命じられる。
それでインドに行きました。
なんといきなりモ . . . 本文を読む
やっとストレスを感じずに休日を過ごすことができました。
おかげさんで寝過ぎました。
ま、休日出勤がすぐにあるんだけど…
調子の良い日はなんだかいろんなものがうまくいくもので
こたつさんのブログ「水色の空」で紹介されていた本が面白そうだったので、探したらすぐに入手!
「海賊モア船長の遍歴」
多島斗志之
中央公論社 1998年
これが驚愕の真実なんですが、私これ以前に読んでいたあぁ!
もはや八 . . . 本文を読む
急にブログ熱が湧いて、今日も何か本を紹介しようと
本棚をザッと見た。
「青春とは」
サムエル・ウルマン
自由訳 新井満
講談社
2005
真っ赤な装丁の詩。
参ったよ、父が贈ってきた。
帯に「入学・就職~略~お祝いに」ってあって
まあそのとーりの理由で贈ってきたのだろう。
だけど私は詩は教科書以来ってやつで。
そしたら、まあ、読んでみて・・・うん、あーそうだよね、と。
なんか私は最近ハチク . . . 本文を読む
さて本日の本はロバート・エーリック著の
「奇天烈サイエンス問答」三田出版会1997年
です。
もしも○○だったら地球はどうなるんですか、
という話を115題取り上げてます。
もちろんタイトル通りの問答調で、物知りな御隠居と
SFファンの青年が問答していく。
それがどれだけ可能性があることなのか、ということを
まず話してくれて、それで可能性が低かろうが、実際に
そうであったら・・・という話を科学 . . . 本文を読む
遺伝的に必ず脳卒中になるネズミが
食物を変えれば脳卒中を発症せず天寿をまっとうする・・・
私、うわ、そうなんだ!
と驚きましたよ。食生活が遺伝のリスクを防ぐんだ。
そんなことを研究した京大の先生の旅であります。
「「長寿食」世界探検記」
家森幸男 講談社
長寿と食の関係を探るためWHOを動かし
世界中で尿と血圧を測りに行く。
気付くことは必ずしも伝統的であるから長生きできるとは
限らないっ . . . 本文を読む
最近は更新が滞り気味なので
本日はあとまだ紹介。
「人間はどこまで耐えられるのか」
フランセス・アッシュクロフト
河出書房新社
この本ねー印象と違ったんだよね。
最初はビックリコンテストというか
限界に挑戦した人々の紹介だと思ったんだけど
・・・たしかにそういう部分はあるにはあるけど
もっと普通。
普通って言っちゃ悪いのかな。
読みやすいですし、いや、うん勉強になる。
そうなんだよね、うん、 . . . 本文を読む
10日ほど放置しておりました。
来てくれていた方、申し訳ありません。
少し金銭を稼いでおりました。
おかげで今日はお腹いっぱいです。げふー
このままでは成人病で死んでしまうので
本を紹介しましょう(なんでじゃ)
「南太平洋ひるね旅」
北杜夫 新潮文庫
前のどくとるマンボウ航海記の続編?的
なもの。
やっぱり最初で引き込まれる。
「今度はどんな船で?」ときく。
私は申し訳なさそうに言う。
. . . 本文を読む