goo blog サービス終了のお知らせ 

「本日も読書」

読書と映画の感想。ジャンル無関係、コミック多いけどたまに活字も。

ジハード1

2006年01月08日 | book
予想以上に面白い本である。 「ジハード1~猛き十字のアッカ」 定金伸治 集英社文庫 最初は「ジャンプ」の名前が出てきて 「あ、これはアカンかな…」と思っていたけど いや、面白い。 これは十字軍の遠征をイスラム側から語る話。 だけど歴史書のような堅苦しさは無し。 連載中は低年齢向けだったのを一般向けにした そうで、最近の難しい本を読まなくなった私には 「読みやすくて助かる」感があります。 ま . . . 本文を読む

ラッキー・ワンダー・ボーイ

2005年12月31日 | book
昔のゲームの話を織り交ぜているというので 気になって読んでみた。 「ラッキー・ワンダー・ボーイ」 D・B・ワイス 早川書房 表紙は「いい電子」のみずしな先生。 ゲームおたくの青春本か、と 思っていたのだが、ちょっと違うじゃないかなあ。 最後も「うーん…」って唸ってしまった。 こう終わらせちゃうか…と。 たしかに解説にあるとおり「違和感」を 覚えた。 もっと面白くできたはずだ、と思ってしまう . . . 本文を読む

教皇暗殺1~4

2005年12月31日 | book
昨日ブログ書いてたら突然パソコンが落ちてしまって意気消沈。 大晦日にサクサクッと書いていきたいところです。 「教皇暗殺1~4」トム・クランシー  新潮文庫 これはジャック・ライアンシリーズだけど初期の「愛国者のゲーム」と「レッドオクトーバー」の間の作品だそうだ。 このシリーズは既にジャックジュニアの話に入っているので今頃なぜ?と思ったがなかなか興味深い物語なのだ。 舞台は実際にあったロ . . . 本文を読む

オペラ座の怪人

2005年12月10日 | book
劇団四季が大好きな先輩が高校時代におりまして。 その時ですよねえ 「ああ、世の中にはそういうものがあるのか」と 知ったのは。 それまで劇団、とかミュージカルとか まったく周囲に語る人はおりませんでした。 なにしろ地方の小さな町ですから。 今じゃ、劇団どころか、画家や作家やら デザイナーとか、もうなんか昔は「特別な人たち!」 みたいなイメージがあった人たちがこんな近くに いていいのか、と思うくらい . . . 本文を読む

オトナ語の謎。

2005年12月07日 | book
なんだか久しぶりに本を紹介できるなあ。 今日の午後2時半まで締め切りと戦っておりました… なんかもー燃え尽きた気分。 そんでもう結構前に読み終わったんだけど 「オトナ語の謎。」 糸井重里 ほぼ日刊イトイ新聞 新潮文庫 これは素朴に面白かった。 それに役にも立つんですよね、実際。 この本の中では、オトナ語が 「本当は変なのにフツーに使っているよね」 という視点から面白おかしく教えてくれる。 . . . 本文を読む

人間の土地

2005年11月21日 | book
やっと本をきちんと読めました。 よかったよかった… ま、仕事は失敗ばかりで頭はパニック なんですけどね。 だからこそ、本を読む時間は落ち着いた 大切な時間だと改めて気付いたのですマル 「人間の土地」 サン=テグジュペリ 訳・堀口大學 新潮文庫 宮崎駿監督が表紙を描いて気になっていたんですよ~ 以前に読んだ夜間飛行も嫌い話ではなかったんですけど、 やはり遭難するのが普通の話なので、 テンションが . . . 本文を読む

100ます計算

2005年11月17日 | book
今日も頭が鈍かった。 元からボーっとしている人間ではある。 だけど今回もまた酷く頭が働かない。 言葉がうまく出てこない。 「はい」「はあ」ばかり言ってる。 電話に出た時「はい」ばかり言っていて 自分でも「お前はバカか」と思っている んだけど、言葉が出てこないのだ。 こんな変な状態が今週に入って2度目。 ちょっと怖くなったくらいだ。 そりゃあ病気になっておかしくはない。 ストレス、緊張、水分は . . . 本文を読む

陸軍ジャンク船隊始末記

2005年11月13日 | book
にぇむい… いや、眠い。 三連休だったのに、なんだか買い物ばかりで 休んだ感じがしません… 好きなものを買うならまだしも消耗品ばかりで。 そうだ9時からトリックでした。 今日は8時前にして眠いから大変である。 お、今日は3食ともうどんでしたねえ。 だからなんだ、と。 あ、ぺヤングヌードル探してるんですけど 誰か横浜で売っているところしりませんかねえ。 さて、本日の一冊。 「陸軍ジャンク船隊始 . . . 本文を読む

海賊モア船長の憂鬱

2005年11月08日 | book
新作読みました~ 買った直後に表紙を破ってしまうという悲劇(ぐはぁ… 「海賊モア船長の憂鬱」 多島斗志之 集英社 2005年 まず最初に。 地図があるんですよ、これが! シンプルだけどこれがいいねえ。好き。 さてあらすじは、前作より数年。 イギリス東インド会社の秘書クレイ君は 巨大なダイヤモンドを持って失踪した会社の 社員を探せと命じられる。 それでインドに行きました。 なんといきなりモ . . . 本文を読む

海賊モア船長の遍歴

2005年10月30日 | book
やっとストレスを感じずに休日を過ごすことができました。 おかげさんで寝過ぎました。 ま、休日出勤がすぐにあるんだけど… 調子の良い日はなんだかいろんなものがうまくいくもので こたつさんのブログ「水色の空」で紹介されていた本が面白そうだったので、探したらすぐに入手! 「海賊モア船長の遍歴」 多島斗志之 中央公論社 1998年 これが驚愕の真実なんですが、私これ以前に読んでいたあぁ! もはや八 . . . 本文を読む

青春とは

2005年10月10日 | book
急にブログ熱が湧いて、今日も何か本を紹介しようと 本棚をザッと見た。 「青春とは」 サムエル・ウルマン 自由訳 新井満 講談社 2005 真っ赤な装丁の詩。 参ったよ、父が贈ってきた。 帯に「入学・就職~略~お祝いに」ってあって まあそのとーりの理由で贈ってきたのだろう。 だけど私は詩は教科書以来ってやつで。 そしたら、まあ、読んでみて・・・うん、あーそうだよね、と。 なんか私は最近ハチク . . . 本文を読む

奇天烈サイエンス問答

2005年10月08日 | book
さて本日の本はロバート・エーリック著の 「奇天烈サイエンス問答」三田出版会1997年 です。 もしも○○だったら地球はどうなるんですか、 という話を115題取り上げてます。 もちろんタイトル通りの問答調で、物知りな御隠居と SFファンの青年が問答していく。 それがどれだけ可能性があることなのか、ということを まず話してくれて、それで可能性が低かろうが、実際に そうであったら・・・という話を科学 . . . 本文を読む

「長寿食」世界探検記

2005年08月03日 | book
遺伝的に必ず脳卒中になるネズミが 食物を変えれば脳卒中を発症せず天寿をまっとうする・・・ 私、うわ、そうなんだ! と驚きましたよ。食生活が遺伝のリスクを防ぐんだ。 そんなことを研究した京大の先生の旅であります。 「「長寿食」世界探検記」 家森幸男 講談社 長寿と食の関係を探るためWHOを動かし 世界中で尿と血圧を測りに行く。 気付くことは必ずしも伝統的であるから長生きできるとは 限らないっ . . . 本文を読む

人間はどこまで耐えられるのか

2005年08月03日 | book
最近は更新が滞り気味なので 本日はあとまだ紹介。 「人間はどこまで耐えられるのか」 フランセス・アッシュクロフト 河出書房新社 この本ねー印象と違ったんだよね。 最初はビックリコンテストというか 限界に挑戦した人々の紹介だと思ったんだけど ・・・たしかにそういう部分はあるにはあるけど もっと普通。 普通って言っちゃ悪いのかな。 読みやすいですし、いや、うん勉強になる。 そうなんだよね、うん、 . . . 本文を読む

南太平洋ひるね旅

2005年07月25日 | book
10日ほど放置しておりました。 来てくれていた方、申し訳ありません。 少し金銭を稼いでおりました。 おかげで今日はお腹いっぱいです。げふー このままでは成人病で死んでしまうので 本を紹介しましょう(なんでじゃ) 「南太平洋ひるね旅」 北杜夫 新潮文庫 前のどくとるマンボウ航海記の続編?的 なもの。 やっぱり最初で引き込まれる。 「今度はどんな船で?」ときく。  私は申し訳なさそうに言う。 . . . 本文を読む