このマンガはダメ出しマンガだとようやく気付いた。才能溢れる若い音楽家たちが彼ら同士で、お前は上手いつもりか、もっと上手くできるだろ、そんなこといつまで続けるんだ、と。
一方で教授やベテラン勢も容赦しない。君は何をしたいの?才能ある人は他にもいっぱいいるよ、君は私の足下にも及ばんと。実力の片鱗を見せるだけでそれがバシッとわかる。
だけどそれは素晴らしいことなのだ。言いたいことを言える。そして言いたい . . . 本文を読む
ガンダムに出てくるモビルスーツ・ザクが開発、導入されるまでを描いている。雰囲気はガンダムよりむしろパトレイバー。土木重機でありながら、兵器としてミノフスキー粒子下での戦闘も視野に入れた開発。小さな会社の社運をかけて、かつての日本人が得意とした細やかな職人技が光る!…ってプロジェクトXかい!?
中身は軽いノリ
ま、隊長機の角の理由もわかったし、ザビ家がそそっと顔出すし、戦争前の穏やかなサイド3が描か . . . 本文を読む
楽園通信社綺談の続編。
前作にも登場したニコが主人公。あの後、図書館館長に
なったニコだが、このマンガなので図書館やっているなんて
感じは無い。それでいていい雰囲気~。
もちろんメイウルフやサトウも登場する。
前作よりもイラストが可愛い系になっている
んですが、いいですね。やっぱり。今回もやはり
いい空が出てくる。あと、地下もわりと出てくる。
とくに好きな話は飛行少女の話と、セミのランプの話。
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「のだめカンタービレ」の二ノ宮先生が、
ずいぶん前に描いていたらしい先生自らのよっぱらい体験。
ただ、それだけ。
これを読んで、なにかを学ぶことはないし、いつも
よっぱらっている人はこれを読むことはないし、
こんだけ酔っぱらっても仕事が成り立つ仕事に怒りを
感じ、酔っ払いに酷い目にあった人はこれを読んで
その嫌な思い出が思い出せること間違いなし。
そんなわけで、ここまで書いて読んでみたくなった人 . . . 本文を読む
作者が「ナス」をブームにするため、
作品のどこかでナスを使うことにしたマンガ…かどうかは知らないが、
まあ、家出した女の子の話や、アンダルシアの夏や、無職の若者の話と
ナスとはほとんど関係ない、しかし、読んでいて「いい話だな」と思わせる
内容のオンパレード。
茄子 (1)講談社このアイテムの詳細を見る . . . 本文を読む
「さいしょの巻」から、シャアとザク隊長がメインになった作品。
ま、ガンダムなんかどーでもいーという人には、本当にどーでもいー作品だな。
ほとんどがシャアをいじっている作品で、下ありのギャグだ。
ギャグはこんなもんかーと思いつつ、一番印象に残るのが
「宇宙島のガルマくん」という最後の番外マンガ。
これも確かにギャグなんだが、なんだか一年戦争のひとつの悲劇をズバリ切り込んだ社会派作品風。不覚にもちょっ . . . 本文を読む
読んじゃいました。
まさに「赤い彗星」の評伝。
つーか普通に伝記ですからね。
逆にこんな伝記ができるほど濃いキャラであることはすごいよな。
1年戦争だけでなく、きちんと「逆襲のシャア」まで
描いています。
ま、アニメどおりの話なので、別にわざわざ読まなくても
いいのかもしれないけど、シャアの視点ではない、伝記の
独特の調子が、硬すぎず柔らかすぎず読みやすい。
だけど、読み終わったときに思うんだ . . . 本文を読む
1巻で終わるのが残念。
内容はゲーム会社に入った主人公を通じて、
現実のゲーム会社とはどんなもんか、というものを
ギャグを含みつつ紹介しているのだ。
タイトルとおり、ゲーム屋さんになりたい人必見だろう。
仕事内容だけでなく、就職試験の内実も披露し、
夢を見事にぶち壊してくれる。
そして最後には「ゲーム屋さんって本当にゲーム屋さん?」
とタイトルどおり疑問符がつきながら、ま、こんなもんだよなー
と . . . 本文を読む
素人が行う誘拐劇とその顛末。
作家・乙一の小説のマンガ版だ。
どうにも表紙もそうだが、暗いイメージがあるんだが、
これがなかなか楽しげなのだ。
主人公のお嬢さんは、継母と折が合わず、家出。
そのまま誘拐を自作自演。ドジッ子メイドにそれを
手伝わせる。
そこから見えてくるのは温かい家族の絆。
たいしたことない物語だ。
1年後には忘れている作品だろう。
だけど、これを読んで救われる人も今の日本には . . . 本文を読む
これは思わず表紙を見て手に取り、ちらっと
中を読んだら即座に面白いのがわかったので購入。
この本、以前紹介した「小さな骨の動物園」に出てくる
「なにわホネホネ団」とも登場人物が重なる一冊。
ただし、この中に出てくるのはそれから月日が流れ、大人になった彼らだ。
人見知りの作者のもとに現れる、奇妙な「○○屋」。
セミ屋もいれば、ヘビ屋もいるし、ゴキブリ屋まで…
みんなそんな生物に惚れ込んだ人たち。 . . . 本文を読む
「プー猫」と一緒に並んでいたけど、こちらは
手がずーっと出せなかった。
理由は明らかに「ほのぼの系」とわかったから。
ギャグとも違うコテコテの「ほのぼの」は正直、苦手だ。
読んでみたら、もう本当にネコラブリーなマンガ。
しかもオールカラーだから凄い。
ネコ好きにはたまらない一冊…のはずなんだが、
しかし、私はしばらく2巻には手が出ないかなあ。
甘すぎてしばらくケーキが食べたくなくなった気分だ。
. . . 本文を読む
「家族は一緒にいたほうがいい」
そう思っている青年が、最後までそうはなれず、死んでしまった物語。
まるで今の日本への警告じゃないか…
家出した少女がファミレス?の前で出会った青年イアン。
彼はある女性と3年越しの約束を果たすためにそこにいた。
しかしイアンは死んでしまう。
そして語られるのはイアンの一生。
どうしようもない両親、唯一優しい姉。
離れ離れになった家族。
失踪した姉を探すイアン。
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テリー・プラチェット新作。
面白い。けど、やっぱり子供向けだわなー、これは。
人を食ったような、闇夜に背後からニコニコ笑ってブスリと刺すような
ユーモアがないんだよな(わけわからん)。
ようはぬるい。
まったく魔法使いのおじーちゃんみたいな写真しやがってよー!!!!!
あれぐらいおもいきったことをしているのが、プラチェットのユーモア小説・馬鹿話だと思うております(誉めてんだか貶してんだか)。
本 . . . 本文を読む
なんでこんなに売れとるんだ、これは。
誰だ、この作品を名作っぽく私に吹き込んだのは。
いや、この作者らしいっちゃーらしいが、それなら
まだ押井守の「西武新宿戦線異常なし」だろー!
この叫びはわかる人だけわかればいいです、これは。
気分はもう戦争角川書店このアイテムの詳細を見る . . . 本文を読む
巨大デブ猫「ポヨ」が拾われてきた佐藤家。
この丸まったデブ猫が原因になってヒト騒動
があるわけですね。
ま、基本は佐藤萌(22)がポヨを溺愛し、
弟・佐藤英(17)がボコボコにされる。
ポヨは近所の猫・クロべエなどと戯れる日々。
ま、そんな4コマだ。
ポヨポヨ観察日記 1 (1)竹書房このアイテムの詳細を見る . . . 本文を読む