そろそろ再放送の季節ですねえ。
フジのビーチボーイズ。
今年はやるんでしょうか。
まだファンページとかあるんですよ。
いやあ、やっぱりいいドラマだったもんねえ。
今回はそのノベライズ。
「ビーチボーイズ」フジテレビ出版
脚本・岡田惠和
ノベライズ・丹後達臣
1997年
まあ、ドラマのとおりと言えば、たしかに
そのとおりなんだけど、心の中、とかテレビ
よりも登場人物の気持ちがわかりやすいかも
知 . . . 本文を読む
こっちも別にアッサリ読んじゃったんですが・・・
「天狗」成定春彦 光文社カッパノベルス
サイバー・カルト・ホラーって言われても。
まあ、天狗の降臨?を願う怪しい方々が暗躍。
そこの教祖?の美少年が女占い師や女子大生を操り、
生贄に捧げよう、と。
んで、大御所の大学教授を脅し、天狗がなんたら
と噂を広め、さらになんか変だと気付いた助教授や
大学生兄妹がさらわれた妹の友人を救うため、連中の
企み . . . 本文を読む
妖怪関係の本を何冊か読んだんですよ。
まあ、暑いし。涼む気分で。
だけど全然怖くないんだよね、妖怪って。
人間的過ぎるのかね(笑)
「天狗の棲む地」たくきよしみつ
マガジンハウス
正直言って、いやなんかアッサリ読んで
しまって、拍子抜けな。
あのーですね。
このタイトルだけ読むと、なんか天狗伝説の
ある場所を訪ねる探訪記のようなものをイメージ
するかもしれませんが、完全に小説。
寂れた宗教 . . . 本文を読む
航海記を「更改期」って・・・
ああ、HDが壊れるとこういう記憶も
消えちゃうんだよねえ。
そんな変換を苦しみつつ、「恐るべきさぬきうどん」
を読んで改めて面白さに気づくんですが、
もう書いちゃったしなあ。
そんなわけでこの名作。
「どくとるマンボウ航海記」
北杜夫 新潮文庫
面白いですよー。
時代は戦後、まだ日本人が自由に海外旅行に行けなかった
時代。遠洋漁船兼調査船みたいなのに乗りこんだ . . . 本文を読む
うどんブームも落ち着き、皆が受け入れつつあるように
も思える。
「恐るべきさぬきうどん」2巻くらい出てた。
麺通団 新潮OH文庫
ブームの仕掛人がこの麺通団の団長であり、
今は大学でも教えている田尾さんである。
なんか楽天の監督みたいだ・・・
文章が面白くて、お腹もすくし、大変困る
本である。
私は文章の最初で本に惚れることがあって
この本(1巻・麺地創造の巻)の場合
こんな出だし。
「だ . . . 本文を読む
大出版社に内定した人、おめでとう。
中小出版社に内定した人、おめでとう。
まだ決まっていない人、上の連中をつぶせ。
・・・オホホホ。
ま、マスコミ業界は人気な業界である。
私だって狙っていたし、あ、そのわりには
A新聞の試験を「天気が良いから」って
そのままサボったりしましたが・・・
まるで漫画みたいなことをフツーにやったな。
そんなわけで、この業界に入ろうという人は
読んでみていいかもしれ . . . 本文を読む
こちらはマーフィーの法則の日本版。
「続・マーフィーの法則-現代日本の知性」
日本マーフィー普及会 アスキー出版局
前のアメリカ版は本家のものだけど、
日本ではあまり知らんであろうスポーツや
趣味のネタも出てきたが、こちらは
日本人ネタですから、より共感できるかも。
ま、だけど正直に言うと、アメリカ編よりも
ちょっと具体的過ぎるなーとか、細かすぎるなー
とか思わないでもなかった。
もう少し抽 . . . 本文を読む
マーフィーの法則という名前くらいは聞いたことが
あると思う。
本書はそれをまとめたもの。
・・・と言っても、マーフィーの法則は
今も増え続けているのかもしれないが(笑)
「マーフィーの法則-現代アメリカの知性-」
アーサー・ブロック アスキー出版局
ブックオフで100円でしたよ。
93年版でしたけどめっちゃ綺麗で得した感じ。
だって面白いし。
マーフィーの法則は別に誰かが決めた、とかではなく . . . 本文を読む
続いても周防監督の本。
「インド待ち」
周防正行 集英社 2001年
何年か前のインド映画ブームのとき、
テレビの取材で、周防監督がインドに
行ったときの話。
さっきの本と同じような感じだけど
出版社は違うのね。
内容は相変わらず素直に気持ちを書いている
のですが、さっきの本ほど辛口ではない。
インド映画は私、ほとんど見ていないので
なんとも言いようが無いですが、この本では
インド映画だけ . . . 本文を読む
リチャード・ギア主演の「Shall we Dance?」
は、分かりきっていることだろうが、リメイクである。
んで、リメイクしたのはアメリカの配給会社ミラマックスで
ある。
そんなわけで、本日紹介する本は、この前紹介した本にも
あったとおり村上世彰氏も信州大学で話していた本書。
「『Shall we ダンス?』アメリカを行く」
周防正行 太田出版 1998年
ミラマックスから茶髪ねーチャンが . . . 本文を読む
前に紹介した「暗闇坂の人喰いの木」に
参考文献として載っていたのが
この本。例の冒頭の磔の写真も載っている。
「写真で見る幕末・明治」世界文化社
監修・小沢健志
相当ビックリしましたけどね。
え、こんなにあの時代の写真ってあったの!?
本当にたくさん。東京、横浜といった関東だけ
でなく、関西、長崎や熊本も写真として載っています。
色もついている。
ともかく当時の街並みが写っているし、人もちょ . . . 本文を読む
アインシュタインの脳みそを持ち出して各地を
転々としている変人の老博士と一緒に、著者が
自動車旅行をしながらアインシュタインの孫娘に
脳みそを返しに行くという「本当」のお話。
「アインシュタインをトランクに乗せて」
マイケル・パタニティ ソニー・マガジンズ
まるで映画だよねえ。
そもそもアインシュタインの脳を持って転々とする
博士がいるなんて、都市伝説って思ってしまうよなあ。
だけど本当の話。 . . . 本文を読む
今、アップした「書斎の遊戯術」や「ゲームの時事問題」
で、真っ先に言われるのがこの本。
「第三の波」アルビン・トフラー 中公文庫
80年代はじめに発売、ベストセラーに。
おいおい、俺がヨチヨチ歩きしていた頃に・・・
我が両親よ、なぜこれを読んでくれなかった(苦笑)
読んで、こんな未来を予想して教育していれば
私もIT長者の仲間入り・・・は無いか、さすがに。
まあ、しかしもっと早くに読んでいた . . . 本文を読む
90年代というとつい最近のことのように思う。
さっきも書いたが、2000年なんてほんと
最近の最近って感じ。
本を読むときも「90年代」ならセーフ、というか(笑)
それなりに「新しい」本って感じがする。
だけど実際は無茶苦茶変わっているんですよね。
だって2000年に生まれた子もすでに小学生。
ああ、90年代を知らない子が・・・
冷戦もベルリンも旧ソ連も・・・
あ、湾岸戦争があったことも知らん . . . 本文を読む
フィリピンで旧日本兵が生存しているとの
報道が流れて、あ、この本も紹介しとかんとな
と思いました。
「黄金伝説-旧日本軍がフィリピンに隠匿した財宝の真実」
生江有二 幻冬舎アウトロー文庫。
単行本だと「山下財宝」というタイトル。
以前、この手の話はネッシーと同列でいろいろとテレビ
で騒がせていたみたいですが、この本はそういう胡散臭い
お話とは全く違う。
山下財宝というのは太平洋戦争中フィリピ . . . 本文を読む