ある会社に雑用担当として入社することが決まった。
雑用担当ってのは凄いが、まあ小さな会社なので
庶務は全部任せるよってこと。
そんなわけできちんとした社会人のマナーを
こなさなければならん、というわけでその手の
本を探しにいったら、面白いのを見つけた。
「ちょっとした社内作法」
成川豊彦
講談社 1994年
シンプルかつ、豊富と。
それが感想。
とにかく読みやすく飽きない。
普通のマナー本よ . . . 本文を読む
実は最近ネットで配信されている無料番組を
ひたすら見ていたりする。
USENのドキュメンタリーでミイラロードショーが
結構ユーモアあって好きだし、インプレスTVでは
水曜どうでしょうの「ユーコン編」が無料で見れる。
これは爆笑ですよ。
さらに同じインプレスに「改造バカ一台」という
面白いパソコン話が聞ける。こういうハードの話が
割と好きだ。ま、ソフトの話は全く理解できないんで
って、ハードのこと . . . 本文を読む
そんなわけで将来を見て行動する人
である村上世彰氏は通産省時代、
本も書いていたようだ。
本書がそれ。
「アウトソーシングの時代-2010年33兆円
市場を拓く事業群-」
編著・村上世彰 日経BP社
1999年の本。
やっぱり未来を見据えているんだなあ、この人は。
そういう官庁だったのか通産省は。
中身は実務本なのでアウトソーシングに興味の
ある人が読めばいいんじゃない?
この未来を見てビジ . . . 本文を読む
株主総会の時期である。
株主総会と言えば「もの言う株主」である
M&Aコンサルティングの村上世彰氏に
注目が集まる。通称「村上ファンド」
ライブドアとフジテレビの問題で一般にも名を知られた
村上氏であるが、あの時テレビでの紹介の
仕方は「謎の人物」って感じだった(笑)
しかし実際にはビジネス関係者の間では
その前から知られた存在で、やはり
私のイメージは「もの言う株主」である。
まあ「謎」も . . . 本文を読む
さらに続いてゲーム関連3冊目。
「超クソゲー外伝 企画屋稼業」
阿部広樹 太田出版
いや、すごいタイトルだけど、前の
2冊とも通じるような気がする。
暴走気味の文章が心地よい(アホかw)
ゲームデザイナーとはゲーム業界とは
いかにぐでんぐでんでハイリスク・ハイリターンで
・・・というのがこれでもか、と繰り出される。
著者はゲーム製作がおじゃんになりかけたのを
無理やり販売までこぎつけるよう . . . 本文を読む
ゲームの時事問題につづいて
「ゲームの文化論」桝山寛 講談社現代新書
ゲームの時事問題とも重なる。
あれが内面の話なら、こちらは外面の話?
そんな印象。
この本もまた「ゲームは悪い」という
単純な話はしていない。
むしろこの2冊はゲームを認めている。
それで、ゲームがこうなっている、こうも
なるだろう、あなたはそれでいいか?
という話だ。
ここでもソニーの「映像の美しさ」を重視するゲームと
. . . 本文を読む
さっきYAHOOゲームのところを見ていたら
レッドストーンが出ていました・・・では無く、
RPGの歴史って話が出てドラクエ開発に携わって
今はチェンソフト代表の中村氏の話が書かれていた。
んで、この本のことを連想したわけ。
「ゲームの時事問題」平林久和 アスペクト
この本は2000年発売で、中身はさらに96年あたりの
話があるので、10年もの差はあるんだけど
かなり今にも通じると思う。
という . . . 本文を読む
連続更新記録はついに昨日切れてしまいました。
すまぬすまぬと思いつつ、早めに復活した
本日は・・・
「iモード事件」松永真理 角川文庫
iモード誕生秘話、みたいなものでしょうか。
著者はこれで世界のすんごい人になったみたいですが
私はまったく知りませんでした。
この本の存在も「ぼくたちは銀行を作った」で知りました
から。
たぶん、私のケータイがボーダフォンだからか(笑)
まあしかしそれぐらい . . . 本文を読む
あぢー湿気がひどい。
そんな横浜の夜です。
おお、本日も更新。
9日連続?
さてどこまで続くか・・・
「ゲーム・マエストロ」
吉田直子・戸塚・松井・・・毎日コミュニケーションズ
このシリーズ、ゲーム業界の巨匠たちにインタビューしたもので
仕事別で全5巻。
「ひとり一万余字の大真面目インタビュー集シリーズ」
とまである。
たしかに濃い。
まあ、それでもちょっと業界に詳しくない人間には、
もうち . . . 本文を読む
順調に更新を続けております。
さて、本日はソニー銀行インサイド・ストーリーの
副題がつく
「ぼくたちは、銀行を作った」十時裕樹 集英社インターナショナル
元々はソニー銀行設立準備をしていた著者の十時氏の
メールマガジンが元になっている。
このようにネットが元になっているのは
もう珍しくなくなり、あえて言うことも無いのかなあ
と最近は思います。
ブログが元になっていようがいまいが
面白い本は面白 . . . 本文を読む
あぢーあぢーと思いながら更新6日連続です。
おお凄いぞ、俺。
うち網戸無いので夜は窓開けないんです。
エアコン使わないと暑くて暑くて。
使うと金かかるし・・・あぁ。
最近CM見てたら「お!FEの新作!」
と思って、懐かしくなって攻略本を見てしまった。
「任天堂公式ガイドブック ファイアーエムブレム 紋章の謎」
小学館。
もうゲームは激ハマリでしたね。
暗黒竜と光の剣・紋章の謎のマルスの旅は。 . . . 本文を読む
眠い眠いと思いながら5日連続の更新。
なんだかやめられなくなったと言いますか。
ここまでやったんだから、と変な義務感を
もっております。
これを断食とかに使えれば・・・死んじゃいますか。
「シンドロームダンス」おちまさと 情報センター出版局
いつのことでしたかねえ。
おちまさと、という名前に気付いたのは。
スタッフロールをぼんやり見ている時に
「あれ、この名前・・・」どこかで見たな、と。
そ . . . 本文を読む
WIRDというサイトのニュースが面白くて
よく見る。
この本もそこで紹介されていた。
「なぜ、あの商品は急に売れ出したのか」
マルコム・グラッドウェル 飛鳥新社
これは「ティッピング・ポイント」という本の
新装版である。
タイトルまで変えてしまうというのは少々驚き。
前に紹介した「プロパガンダ」「影響力の武器」
といった社会心理学の内容を一般向けにしている
内容ということになるが、この本はよ . . . 本文を読む
黄金時代を振り返る。締めはこの本。
「メディアを動かす顔-新聞から見た雑誌人」
村手久枝 東京新聞出版局
この本は90年代、特に94年ごろの各雑誌などの
編集長らが紹介されている。今からおよそ10年前か。
非常に見やすく、読み物としてちゃんと面白い。
今でも活躍している人もいれば、雑誌自体が廃刊したもの
まであって非常に多彩。全く知らない人も結構いて、
この業界の広さというか深さを知る。
まあ . . . 本文を読む
活字の黄金時代を振り返る3冊目・・・
「証言構成『ポパイ』の時代-ある雑誌の奇妙な航海」
赤田祐一 太田出版
平凡パンチと続いてポパイですが、証言構成とある
通り、当時の関係者との対談がたくさん。
無茶をやってる出版の青春時代みたいなもんか。
読みやすいし、個性的なというよりは変人がたくさん
出てきて飽きない。
こんな人たちが好き勝手に作っていたのなら
そりゃあ面白かったと思いますよ。
もう今の . . . 本文を読む