映画は見たけど、原作読んでなかったので読んでみたんですが
すげえ面白い。
いや、これはすごい。
映画見てたとき、大泉洋がはまり役であーこれは面白いわーって
思ってたんだが、いやいやこれは大泉洋の問題ではなかった。
原作そのものが良い。
映画よりも原作のほうが主人公はより場末感がある。
あと全体的な哀愁。
とくに死んでいく人間と登場してくる人間のしょうもなさ。
だけどそういうしょうもない人たちの . . . 本文を読む
映画見てきた。
ムービルがかなり109系に変わってきている
とはいえ内装はムービルなのだが。
チケット購入時に席を選べるようになって、人のいないところを選べる。
まあいつも空いているけどね。。。。このレトロさが好きなんだけどなあ。
久しぶりにポップコーンとコーラ頼んだ
映画始まる前に食い尽くしてしまうのがマナーです(えぇ?
内容はやっぱりホロリとくるよね。
そういう作品なんだけど、加賀さんのね . . . 本文を読む
明けましておめでとうございます。
早速ですが(ほんとうに早いなあ)
新年一発目はこれ。
「13羽の怒れるフラミンゴ」
ドナ・アンドリューズ
早川書房
さっきブックオフに行ったら(元旦からまぁ…)
一度読んでたけど売ってたので再び買った。
このシリーズはユーモアがあって楽しいから
正月早々気分が落ち込むことはありえない作品なのだ。
ええとシリーズ第3弾。
といっても第4作まで出てる。
同じ著者 . . . 本文を読む
横浜くらやみ坂について以前島田先生の「暗闇坂の人喰いの木」の件で
いろいろ書いたが(書いた記事についてはミステリーのカテゴリー内にあります)、
今回は以下の文について。
『昔、くらやみ坂のすぐそばに池があったんだけど、これが
大正9年の9月30日に決壊して、死者19名。』
これが実際にあった「魔の池の惨劇」なんですが
きちんと調べてみました。
情報については東京の朝日新聞の当時の記事。
大正 . . . 本文を読む
探偵スタンリー・ヘイスティングズの最新刊。14巻目だと。
ヘイスティン「グズ」なんだね。「グス」と間違ってしまう。グズグズグズ。
ずいぶん久しぶりの更新。もう間もなく2週間目に入るところだったので
なんとか更新した次第。
「休暇はほしくない」
パーネル・ホール
早川書房
前にこの作者の「リベラルの哀愁」みたいなのが
好きだと書いたが、今回は「リベラル」は無くて
「哀愁」のみの感じ・・・ってもっ . . . 本文を読む
住んでいるのが横浜ってこともあって、
読んだ後、いろいろ調べたのがこの本。
御手洗潔シリーズの3作目。
「暗闇坂の人喰いの木」島田荘司 講談社ノベルス
いきなり巻頭の写真に気味悪がること請け合い。
横浜の「暗闇坂」にある大楠は人を喰うらしい・・・
というおどろおどろしく、悲しいお話。
ただ、御手洗がそれまでより異常っぽくないです。
事件が異常過ぎて霞んでいるのか(苦笑)
えー実際に「くらや . . . 本文を読む
御手洗潔が活躍するシリーズ第一作。
「占星術殺人事件」島田荘司 講談社
「ぷらり旅行組」(神谷悠 白泉社)という
漫画で紹介されていて、その怪しい雰囲気(笑)と
横浜が舞台になる話もあって、一度読んでみたいと
思っていたのだ。
このシリーズ第一作は横浜が舞台というわけではない
が、やはりシリーズものは順番どおりに
読んでおかないと後から損した気分になるのだ。
推理についてはミステリーファン . . . 本文を読む
全然更新していない「本日も読書」です。
来てくれる方、申し訳ないです。
忙しいというよりはだらけてやる気なし気味。
五月病が一月早めに来た感じ。
春だしねえ。
いい若者がねえ。
横浜も桜が綺麗ですよ、ええ。
外にあんまり出てないけど。
そんなやる気なしの本日は
「五十円玉二十枚の謎」若竹七海・他 創元推理文庫
ミステリー作家の若竹七海さんが遭遇したという
「50円玉を20枚持ってきて両替する男 . . . 本文を読む
何度か触れたことのあるパーネル・ホールの
第6作。
「陪審員はつらい」パーネル・ホール ハヤカワ文庫
シリーズもの。最新作はサスペンスは嫌い、だったかなあ。
このシリーズは主人公の私立探偵スタンリー・ヘイスティングズが
面倒に巻き込まれるもの。
とにかく等身大の探偵で、普段は弁護士の下で調査員として
安い給料で働いている。
それがシリーズ第一作で殺人事件に巻き込まれて以来、
もう大変。作者の . . . 本文を読む
これはドナ・アンドリューズの第二作。
前作読んでる人、読みたい人はネタバレ注意。
「野鳥の会、死体の怪」早川文庫
ユーモア・ミステリとして傑作のこのシリーズ。
今回はバードウォッチャーと変人たちとお父さんにお母さんと
嵐の中、モンヒーガン島でまたも殺人事件に・・・
マイクルといい関係になったメグは騒々しい日々から
抜け出そうと、島に行って二人きりになろうとする。
だけど嵐は来るわ、なぜか家族も . . . 本文を読む
第四作の「ハゲタカは舞い降りた」は紹介しましたが、
これはシリーズ第一作。
「庭に孔雀、裏には死体」ドナ・アンドリューズ 早川
鍛冶職人のメグは母親と弟と友人の三つの結婚式の準備を同時にするはめに。
弟の花嫁とは馬が合わない、
弟は弁護士試験を控えている中、ゲーム作りに熱中し、
母親は父と離婚して暗い男と結婚する、
しかも父も母も全く変わらず一緒に過ごし、
久しぶりに帰った故郷の町で会った男に . . . 本文を読む
今日は三冊も紹介だよ。
クリスマスだってのに読書ばかり。
「悩み多き哲学者の災難」
ジョージ・ハラ 早川書房
皮肉とユーモアで描いた思索的サスペンス。
これは裏表紙の文句だが・・・まあ確かにその通りだろう。
少女が行方不明になり、その犯人として哲学者が疑われる。
ヴィトゲンシュタインのネタが良く出る。
私も哲学はかじっているほうだが、アメリカの学生って
こんなに頭良いんですか・・・レベル高い講義 . . . 本文を読む
さらにもう一冊。
「ハゲタカは舞い降りた」ドナ・アンドリューズ
早川書房です。
ユーモア・ミステリ。
シリーズもので最新の第四作。
基本路線は変わらず。
鍛冶職人のメグとその周辺の変な家族を中心に
殺人事件をひたすら本人たちは真剣なのに笑える
会話をしながら、メグが頑張って事件を解決するストーリー。
今回はメグは弟のロブの手伝いで電話交換手をやる。
例によってめちゃくちゃな連中が周りに。
なに . . . 本文を読む