「本日も読書」

読書と映画の感想。ジャンル無関係、コミック多いけどたまに活字も。

猫めしのサジかげん

2005年08月13日 | ビジネス
実は最近ネットで配信されている無料番組を
ひたすら見ていたりする。
USENのドキュメンタリーでミイラロードショーが
結構ユーモアあって好きだし、インプレスTVでは
水曜どうでしょうの「ユーコン編」が無料で見れる。
これは爆笑ですよ。

さらに同じインプレスに「改造バカ一台」という
面白いパソコン話が聞ける。こういうハードの話が
割と好きだ。ま、ソフトの話は全く理解できないんで
って、ハードのこともようわからんが。

さらにBIGLOBEの無料動画に「衝撃未確認生物」って
のがあって、もうこれもあまりにもくだらなくて笑ってしまう。
なにせ「あなたも、あごが落ちる」ってあごが落ちるって!

んでとどめが「サラリーマンNEO」
NHKで深夜にやってたやつ。
本当にNHKらしからぬ番組。笑った。
これもHPで無料動画が少し見れるのだ。
もうこれびっくりした。
民放なら「おちまさとかっ!」と思うような。

それで「猫めしのサジかげん」
綱島理友 朝日新聞社
なんですが、なんつーかね。
この「ゆる~い」雰囲気を作りつつも、
激しく真面目にバカバカしいことをやっている
姿に通じるものがあったような、ね。

この本がどんな内容かというと。
ちょっとした商品への疑問をごくごく普通に
企業に聞きに行くという(笑)

例えばこんな
「その日、ボクは製粉会館という建物の中にいた。」

・・・いきなりんなこと言われても!
さらに
「ココはまさに粉一族の梁山泊といった雰囲気である」
「全国マカロニ協会と増産ふすま中央協議会が、
個人的には非常に気になったんですが」

もうこの文章でわかる人にはわかる。
「これは面白い本だ」と。

ちなみにこれは冷や麦を調べに行くって話。

さらに例えば蚊取り線香について調べる話では
「(蚊取り線香のCMが)日本の夏を全部、自分のところで
背負っているような」

猫好きにはたまらない、猫缶の「グルメ味」の基準とは?
猫って酸味に敏感だそうです。

「カップめんの味は東西では違う」って話、少し勘違い
して皆さん覚えてませんか。
味が違うのはカップの「うどん」。
カップヌードルやチキンラーメンは全国統一の味。
ま、当たり前って言えばそうなんですけど。

テトラパックの牛乳のメーカーさんの言葉。
「今でもテトラパックよりも最小限の材料で作れる容器というのは
できていないんですね」

ソロバンのトリビア
・・・電卓付きソロバンがあった!

アイスクリームのコーンはトウモロコシが材料ではない!
ヤクルト一本には「65億」!!!の乳酸菌。
それとまとめ飲みは意味無いそうだ。一日一本ね。

そして缶詰の話だ。
できてすぐの缶詰よりも3ヶ月くらい置いたほうがいい?
「7年前のツナ缶が倉庫から出てきたんですけど、
そのときは工場内で取り合いになりましたよ」
取り合いって!
そんなにうまいのか。

そういえば自衛隊の缶詰って結構食べたことあるんですけど
いつも赤飯ばかり余っちゃってねえ・・・
演習でも食わんのか。迷彩色では無いけど黒に近い濃い緑色の缶詰で
いかにも自衛隊っぽかった。

96年。
ウィンドウズよりもワープロを使っていた著者の
素朴で優しげな文章にどんどん読み進めていくこと必然。

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