~前日の続きです。~
リストに載せたことに添いすべては準備された。
環境。資質。時間。出会う事毎。出会う人々。
それ以上のものはない。
それ以上を望み、叶わないと嘆くのは傲慢不遜と言うものだ。
この世界の法則を知っていてか、忘れていてか、
それを求める。
もっと、それ以上が自分にふさわしいと。
だが、それが微塵も起きないことを嘆き、怒り、落胆するのも
また、傲慢というものだ。
ひとは知らず知らず、このような傲慢な思いを抱くようになってきた。
増長は世界を肥大させ、疲弊させる。
熱量法則は増大と減少を繰り返す。
この世界の調和が崩れ始め、世界は叫びをあげている。
これもまた、リストの範囲内。
他人と同じ。または、それ以上のものを求めるように
駆り立てる。
スピードをあげて、もっと、もっとと、際限が無い。
そうやって、足並みをそろえていることで、安心を得ようとする。
だが、足並みを揃えることに疲れ、
違うエネルギーに晒されることに疲れ、困惑している。
自分以外のものになろうとして、違うことにアタマを使い、
自分に疲労困憊する。
自分は、自分でしかなく、今のエネルギーも今に添っている。
どれもこれもなんてことは、あなたにはないのだ。
あなたの思うどれもこれもは、あなたに添いあなたに力を
あたえているものなのか。
あなたから、力を奪うものなのか。
自分に立ち返れば、おのずと答えは満ちてくる。
あなたは、あなたの沈黙の中にあり、
あなたはあなたの調和で成り立っている。
ガイドの長リューシーヒェン、ありがとうございました。
読んでいただきありがとうございました。