師匠の不思議な日常

天の語らい地の学び 香る神々との対話 天界、龍神界の物忌み(巫女)師匠こと天卜占と弟子で審神者(さにわ)である臣の日々

自分(身体ーボディを含む)の取り扱い

2011年02月18日 | 天意の実践

自分を大事にする。

自分のことを好きになる。

ことばはいたってシンプルだが、どうすればいいのかー。

それは、ひとつひとつの行動を丁寧におこなうことだ。

ついつい毎日のことだからと、同じことを繰り返しているはずなのに、

時折やってくる些細な不安。

その衝動はさまざまだが、誰にもよくあることだ。

したはずなのにーという思いと、してなかったようなー

という思い。

そして、確認するとたいていはちゃんと自分はしているのに

ついつい、確認せずにはいられなくなる。

玄関の鍵をかけたはずだと、自分に問いかける。

毎日の同じ行動が、ちょっとした瞬間、不安な感覚がよぎる。

そのどれもが自分に対してのちょっとした思い入れで、

解消できるのだ。

自分はちゃんとできていることを認識せず、ついつい、

自分をなにかに駆り立てて、自分で自分をせかし続けている。

何もいそぐようなことがないのにーだ。

幸せで在るのは感覚。

それは、落ち着いたたたずまい。

誰よりも特別に自分を取り扱う。

それは、落ち着いて物事を捉え、状況を正確に認識し、

行動をすること。

古の人達はその感覚を研ぎ澄まして、気を感じ、気配を感じ取り

木々や、風の在り様から、共に生きる術を受け取っていた。

今を生きていても、それは可能だ。

すべてはつながっている。それは特別なことであり、

そして、誰にもあることなのだ。

身体という魂の容れ物は、

体感するにはとても都合よくできているのだが、脆弱なのだ。

それ故に、特別に扱うことも大事なことなのだ。

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