師匠の不思議な日常

天の語らい地の学び 香る神々との対話 天界、龍神界の物忌み(巫女)師匠こと天卜占と弟子で審神者(さにわ)である臣の日々

あなたを苦しめるなら

2009年05月26日 | 天意の実践

苦しんでいるひとを目の当たりにしたとき、なんとかしてあげたいと

思う時がある。

けれども、その『なんとか』を苦しんでいるひとが、本当に

望んでいるのだろうか。

望んでいるものを、自分は届けられているだろうか。

ただ、話を聞くだけでいいときがあり、

励ましの言葉を望んでいるときがあり、

ときに、ひとりでいることを望んでいることもある。

ならば、ときに聞いてみてはどうだろう。

なにがあなたを苦しめているのかを。

答えはそのひとの中にしかない。

問題や苦しみは、そのひとの中にしか

存在していない。

だから、それを解くには、そのひとでしかできない。

そのひとの中の、本当のそのひとでしか、解決はない。

ただ、黙って何もしないことが、そのひとを救うこともあるのだ。

師匠との直会で、

なにをしても相手を怒らせてしまう。自分がいることで、

相手が苦しむ、と言ったひとがいた。

「ならば、去ればいい。側にいないことが相手の望みならば、

と、あなたが伝えれば、それだけでいいのではないのか。」

近くにいなくても、繋がっている。あなたと私もそうではないのか?

何もしないことで、救われるひとがいることを知っていれば

それでいい。

あなたのことが好きだと、愛しているとだけ、伝えればいいのだ。

遠くにいても、近くにいるときがあったり、

近くにいても遠くに感じることがある。

でも、いつも、あなたのことを思ってることは、変わらない。

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