笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

腕は振られる

2012-03-14 23:51:35 | Weblog

 きょうの人数は、4人だった。いつもの半分の人数だったがやることは同じ。たとえ一人でもやることは同じ。だから、練習に来てくれるだけでいいのである。練習に来ている子ども達は、黙々とそしてこつこつと取り組んでいた。

 きょうの重点としては、スパイクドリルである。服の袖に手を入れずに助走からジャンプをする。すると、袖は何しなくても自動的に上がるのである。また、振られるのである。子ども達の動きはあたかも袖に手を通しているかのようにきれいに振られている。その感じを子ども達につかんでほしいと思う。次に、ジャンプ&空中テイクバックである。アヒルのくちばしをイメージするように言っている。それから、助走から着地まで7つの動きの流れを止めないように意識させた。そして、きょうは「しなり」を強調させてみた。子ども達は、フォロースルーや着地は意識できるが、インパクトの直前の動きがぎこちない。あまり意識しずらい部分かもしれない。それを意識させると全体がスムーズな動きに変わっている子どもも見受けられた。動きの中でどこかがぎこちないと動きが止まってしまう。そこをどう流れるようにするかが指導者の力量なのだと思う。まだ未熟な指導ではあるけれども子どもと共に学んでいる最中である。日々努力。

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志を高く

2012-03-13 23:31:24 | Weblog

 先日、どういうチームにしたいかということを子ども達に考えてもらったが、ある子は3つのことを考えてくれた。

「仲のいいチーム」~みんなと話したりできるチームにしたいです!

「みんなで協力するチーム」~かたづけや試合中もみんなで協力できるチームにしたいです!

「きまりを守れるチーム」~時間や先生が何か持ってきてくださいと言われた日にちにみんなが持ってきたり、きまりを守れるチームにしたいです!

 他の子達も似たようなことをチームに望んでいる。上記のことは、一人一人が心がけることが大切である。人に望むのではなく、自分自身がそういう心がまえ、志をもつことが大切である。急にはできないだろうが、日頃から意識することが大切だし、指導者側も意識させることが大切だと思う。志をいつももちつづけ、一途一心で取り組めるようにしていきたいと思う。

 明日は、いつもの室内練習である。昨日のボールを使った練習で気がついたことは、ボールを使っても使わなくても同じような動き、体の使い方ができるようにすることが大切だと思った。だから、ボールを使えなくてもつかったいるかのような練習をしたいと思う。日々努力。

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久しぶりのボール

2012-03-12 23:30:38 | Weblog

 久しぶりに体育館でボールを使った練習を行った。といっても、学校の体育館ではなく、他の少年団との合同で市の体育館を使わせてもらった。久しぶりのボールを使った練習でどれだけ動けるのか、ボールの感触、感覚はどうなのかを見ていたが、思ったよりも子ども達はスムーズに動けていたように思う。私は、時間に制約があるからといってすぐに球出しをしないで、じっくり体をほぐすことやボールなしのカメ四股ドリルなどをいつも通り行った。それから、徐々にボールを使ってのカメ四股ドリルやペアで行うドリルをみっちり行った。子ども達を見ていると、どうも回数をこなすことに気持ちがいっているように見えた。カメレシーブを適当に済ませていたり、四股もしっかり踏み込んでいなかったりと漫然とやっているように見えた。一度集めて、意識すること、ポイントを伝えてやらせるとできている。ということは、やっているつもりなんだなあと思った。指示されたことをこなすことに気持ちがいっているのかもしれない。こういうときは、新たなポイント、視点をおいたドリルを入れることで、そのことに集中し、結果的にいちいち指摘しなくてもできているというのが理想だなと振り返ると思うのであるが、そのときはただ意識することばかりを指摘するに留まった。このあたりが、私の指導の引き出しの少なさなのだと思う。まだ、頭が堅く、柔軟に対応できない指導なのだと思う。

 きょうのような場では、新チームとしていろいろなことに気づいて行動しなければならない。キャプテンの子がまだよくわかっていない。それは仕方がないことなので、どう行動するのかを気づけるように問いかけながら行動させた。こういう経験を積み重ねて、新チームがチームとして機能していくのだと思う。焦らず、じっくりと熟成させていきたい。日々努力。

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復習するということ

2012-03-12 00:00:47 | Weblog

 きょうは、息子が通っている塾の高校説明会なるものに参加してきた。今度中2になる息子の勉強の面で親ができること、情報として知っておいた方がよいと思われることなどを把握したかった。

 講師の先生は、勉強の仕方を話されていた。計画表のこと、記憶のこと、復習のことなど脳の観点からも話をされていて納得することが多かった。特に、復習についてはエビングハウスの忘却曲線から、人間の記憶は憶えてから1jひかんで56%、1日で74%、1週間前後で77%忘れるそうである。だから、短い時間でもその日のうちに復習をすることが大切であるということを力説されていた。

 バレー塾でも復習のことを塾頭はおっしゃることが多い。人間は忘れる動物である。だから、定着を図るために復習をして脳に刻む作業をしなければならない。技術的なこともそれにあてはまるだろうし、人間学も同じように復習する。読書も読んだ後に書くことで脳に刻まれるのだと思う。このように考えると、体のこと、心のこと、そして脳のことも勉強をすること大切なのだと思う。日々努力。

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心を込めて

2012-03-09 23:59:20 | Weblog

 きょうは、いろいろな人と話をした一日だった。学級の保護者と、新入児の引き継ぎのために保育園に行って保育士の方と、今後の就学先を相談するためにある学級の保護者と、不登校の子を持つ保護者と話をした。そのときの私の心構えとして、自分の気持ちをまっさらにして、心を込めて聴くことにしている。カウンセリングの言葉では、傾聴という。ただひたすら聴くことに徹する。私はまだまだ未熟なので、徹し切れていない。どうしても、自分の我のようなものが出てしまう。ただ、私がいち教師であるので、いち教師としてできること、やらなければならないを精一杯することにしている。徹し切れていないが、中途半端にはならないようにしている。相手の気持ちにより添い、また話をしたいなと思えるよう、次につながるよう、相手の方が満足して帰ってもらえるように心がけている。

 バレーの指導においても、そうありたいと思う。子ども達が、やった、できた、また、バレーがしたい、もっと上手になりたいと思えるよう、私のできることを精一杯心を尽くすことだと思う。日々努力。

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お辞儀の仕方

2012-03-09 00:00:43 | Weblog

 最近の練習では、新チームとしての土台づくりを意識して行おうと思っている。具体的には、今までなあなあでやってきていることがどういうことなのかを確認している。例えば、お辞儀の仕方である。私も常に指摘してこなかったことを反省しつつ、改めてお辞儀の仕方を教えている。会釈は腰を曲げる角度が15度、敬礼は30度、最敬礼は45度。お辞儀の仕方は、股関節から曲げる。背中から頭までまっすぐにする。子ども達は、首を曲げている子が多い。できていないと何度もやらせる。子ども達が大人になって困らないよう、正しいことを教えることが指導者としての義務であり、人として成長することが結局チームづくりにつながっていくものと考えるからである。地道にこつこつとそして、じわりと子どもに浸透していったらいいなと思う。日々努力。

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目的の共有

2012-03-07 23:50:18 | Weblog

 きょうは、私が会議で練習の前半はつけないため、子ども達だけで練習をしてもらった。練習会場に行くと、予定していたメニューは終えて大根抜きをしているところだった。前回の宿題を出すように言うと、今回は待ってましたとばかりに次々と提出してきた。内容もバレーに置き換えて考えている子や表面的にしかとらえられない子など様々である。それでも気持ちよく提出できたことは、子ども達は少し満足そうだった。当たり前のことではあるが、時間やルール、約束を守るということはできている。この積み重ねが大切であり、チームの土台づくりにもつながっていくように思う。

 塾頭が「考えの基」の中で、チームを作っていく上で大切なことは、「目的を明確にすることだ」「目的とは、チームが求めているゴール地点のこと」と言っている。メンバーの「目的の共有」という土台づくりが先決であるとも言っている。子ども達と一緒に「どんなチームにしたいのか」ということを徹底して追求し、それを共有していきたいと思う。日々努力。

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新チーム始動

2012-03-05 23:27:47 | Weblog

 先日の卒団式を終え、きょうから新チームの始動である。それから、きょうから4月の入学式を終えるまで、学校の体育館での練習はできない。そのため、ほとんどが室内でのボールなしの練習の日々が続く。

 きょうは、いつものようにウォーミングアップ2011をしてから、階段練習をした後、「どういうチームにしたいか」というテーマで、一人一人考えて書き出してもらった。一人一人が真剣に考えており、私がイメージしていたものとあまり変わらないようなことを子ども達が考えていることがわかった。例えば、「何でも言い合えるチーム」または「みんなで話し合えるチーム」「かたづけをするチーム」「時間などの約束を守るチーム」「失敗しても笑顔でいるチーム」「6年生が中心のチーム」「素直にハイと言えるチーム」なんどである。子ども達には、その理由も併せて考えてもらった。私の方からは、キャプテンは一番動いて働く人がキャプテンだということや自分の考えたチームを人に求めるのではなく、自分からそういうチームになるように心がけること、それから人の話を聞くときはその人の顔を見ることや礼をするときの角度など、今まで見逃していたことをもう一度徹底してもらおうと話した。

 後半は、塾頭のブログにある道徳講話から、「一番になりたい話」をみんなで読み合わせて、その感想を今度の練習まで持ってくるという取り組みも行った。前回のことを踏まえて、子ども達がどういう行動をとるのかをみたい。

 いずれにしても、新チームは今までのチームの続きとして考えるのではなく、もう一度基礎・基本を徹底しながらチームを作っていかなければならないと思う。日々努力。

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卒団式

2012-03-03 23:22:37 | Weblog

 きょうは卒団式だった。昨年は、親子試合などもあったが、今年はこじんまりと親子でゲームをし、恒例のセレモニーを行い、写真撮影をして第1部は終わった。第2部は、焼肉バイキングのお店に行って、みんなで会食をした。

 6年生の2人にとっては、きょうの日を迎えられたということは大きな財産になったのではないかと思う。苦しいことやつらいこと、やめたいと思ったことが何度となくあったことだと思う。それでも最後までやり遂げたということは、すばらしいことだと思う。2人とも中学校に行ってもバレーを続けるそうである。バレーが好きになり、もっとやってみたいという気持ちをもって卒団ができたのではないかと思う。まだまだ教えたいことはたくさんあるが、一つの区切りとして、2人は本当にがんばったと思う。2人には、素直な心と感謝する心を忘れないでほしいと話した。そういう気持ちをもってバレーを続けていけば、もっともっと伸びていくのではないかと思う。そして、2人の卒団する姿を見て、5年生の以下の子ども達に何をするべきなのか、どういう子どもを育てるべきなのかを改めて感じさせられた。これからも子ども達と共に、そして保護者の方々と、指導者の方々と共に成長をしていきたい。日々努力。

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カメさんの心

2012-03-01 23:19:25 | Weblog

 昨日提出しなかった子達が、朝私のところに感想文を持ってきた。全員の感想を読んだが、落語家の話のねらいを的確にとらえている子とそうではない子がいることがわかった。とらえている子は、カメさんの心をとらている。

感想文から~「バレーも落語も一緒で何でも人はあきらめないことが大事。」「私も前はバレーボールや学校でうさぎだったかもしれません。でも、この話を見たらうさぎじゃなくてカメになろうと思いました。これからもカメからスタートしようと思っています。」「私たちは、バレーでいろいろなことを努力していきたいと思っています。」「バレーも勝つのは大事だけどいっしょけんめいに努力すれば勝てると思いました。」などである。

 もう一度、「うさぎとカメ」の話やいろいろな話をしながら、時には感想文を書いてもらい、一人一人がどう受け止めているのかを確認しながら、人間力の向上を目指していきたいと思う。それから、思っていること、考えていることを何かの行動で出力するということはとても大切なんだということも今回の試みで再認識した。

 明日は、うちの先生方との交流試合、3日は卒団式である。6年生にとって、今まで力をつけてきたこと、感じたこと、思っていることを出して、残っている子達にたくさんのことを残してほしいと思う。日々努力。

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