笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

目的意識をもたせること

2008-11-07 23:04:44 | Weblog
  きょうの練習は、早めに行ったので、子ども達の様子を最初から見ることができた。すると、いつものようにランニングから始めていた。そこで、集合させて、ただ義務的に走るのではなくて、いろいろ体の調子などを注意することや力を出すためにはいかに力を抜くことが必要であることなどを話し、力を抜いてだらだらとランニングするよう指示した。すると、子ども達なりに走っていた。また、全身ゆすりをしながらスキップという指示を出すとゆすることなくスキップに気持ちがいって、脱力していない子がいた。
 それから、アタックを打つときにジャンプをしないで気をつけるポイントを意識させて打たせてから、次に5センチくらいジャンプして打つという指示を出してアタックを打たせると気をつけるポイントよりもジャンプに気持ちが行ってしまう子がいた。きょうは、一つ一つの練習に次々と指示を出して段階的に練習をさせてみた。そして、なぜ子ども達がうまくできないかがわかった。
 それは、私自身が気をつけるポイントは指示するが、この練習はこういう目的のためにやるということを伝えずにいたことに気づいた。そして、ただ練習をさせていたように思う。確かに子ども達は素直に指示されたことを一生懸命練習している。しかし、身につけるところまで至っていないのは、目的を意識させていなかった私の指導にあるのではないかと思った。目的を伝えた指導をしてはじめて子ども達はバレーボールの技術を技能として身につけていくのではないかと思う。
 これからの練習では、この練習は何のためにする練習なのかを言葉として、しっかり説明しながら、取り組ませたいと思う。さらなる原点に立ち返ることを痛感した。
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