◎ 2014年4月27日(日) 朴政権に打撃深刻「三流国家」露呈
高校生を中心に犠牲者は300人を超える可能性があり、事故の原因を究明
したい韓国人は各方面に批判の目を向ける。
珍島沖の旅客船沈没事故が社会の安全重視を掲げている朴大統領政権に打撃
を与えている「国民が不信の烙印を押したじたばた政府
」などの見出し、
政府の初期対応が鈍く、救助活動において矛盾する指示が出され、日本の菅
直人さんと同じだと批判する論調がでている。
不明者家族が朴大統領に罵声「早く対策を立てろ」「こんなところにいるな」
韓国メディアによると、政府へ不信感を募らせている家族らの一部が責任を
問うとして、抗議のためソウルの大統領府行きを決行した。道路を封鎖する
などした警察と対峙する事態となった。
韓国はこれまでも安全基準の低さを露呈してきた。進んだ国のなかでは命に
関わる産業関連の事故の数がトルコに次いで多い。
1995年にソウル市で建設コストを低く抑えた百貨店が崩落した事故では
500人の死者と1000人近い負傷者を出した。
安全を軽視する文化は韓国の同道路交通にも及び、飲酒運転は当たり前で、シ
ートベルト着用も守られていない。
市民の幸福よりも成長や利益、韓国株式会社の名声を重んじる経済モデルを、
フェリー事故の最終的な原因の1つに挙げる人もいる。
船会社のオーナーは資産236億円の宗教家
旅客船「セウォル号」の実質オーナー〔ユ・ビョンオン〕
船舶の安全運航に必要な乗務員に対する教育・訓練を怠ったとの見方を強める
一方で、同社が多額の負債を抱かえていたことも把握。このため、同社が経費
節減目的で安全教育を怠った疑いがある。
あんぜん じんめいきゅうじょ おこたるな のんのん老人