アジア批評。

アジアのエンタテイメント全般(映画・音楽等)の紹介とツッコミ。

戯院のはなし。

2015-09-05 18:04:45 | くれい(映画)
確かにデカ箱時代、佐敦に新寳が、
旺角は金聲だった時代の新寳院線は、
体重計含めヤバいっすねー。

あそこのウィンドウに張られる名画座としての
早場・四點場の月間スケジュールには釘づけでした。
6月に豪華に行ったら、あそこだけ時間が止まってて、
低価格3D目当ての学生で賑わってました。
今度、機会があれば是非!

早場最後の砦だった銀都だったり、
ガラの悪い客層も含め、
午夜場・子夜場の醍醐味を教えてくれた華懋、
中大電影との遭遇が忘れられない京都・新京都とか、
ジャッキー映画なら嘉禾院線の紐育がマストとか、
ちょっとした旅行だった粉嶺戯院とか、まったく絞れません!

14本目。

2015-09-05 01:15:20 | くれい(映画)
締めは先月中旬に公開され『捉妖記』に続いて、
バイ・バイホー旋風を巻き起こしている『滚蛋吧!肿瘤君』(橙天嘉禾影城)。

29歳で亡くなったマンガ家・熊頓の闘病日記が原作というより、
監督は『メモリーFirst Time』のハン・イエン監督というのが個人的なポイント。

ホントに当たりハズレが極端すぎる
バイ・バイホー映画だが、これは完全に当たり!
中盤まで、ずっとスマホいじってた女子が、ラストではみんな号泣という。

さすがはプロデューサーの一人に、千葉龍平がクレジット。
エイベックスとはいえ、いきなりmoumoonの「Sunshine Girl」が流れたのには驚いたが。

あ、ダニエル・ウーは彼女といい関係になる担当医役です。


13本目。

2015-09-05 01:01:11 | くれい(映画)
深圳行きをここまで引っ張ったのは、
本日初日の『落跑吧愛情』が観たかったから(UA影城)。

『夏のモア・モア・ティー』から13年経っても、
ほとんど同じような話を違和感なく演じるリッチー・レンがスゴい。
相手役のスー・チーも同じで、明らかに2015年のキャスティングじゃない!

去年のドキュメンタリーに続き、ドラマは初監督のリッチ―だが、
恐ろしいほど安心して観られた。


12本目。

2015-09-05 00:40:04 | くれい(映画)
来たぞ、深圳…というわけで、

香港では24日より公開のジョニー・トー監督最新作『華麗上班族』(UA影城)。
待ってましたの、チョウ・ユンファとシルビア・チェンとのコラボに、
オリジナルの舞台劇とは違うミュージカル。
しかも、深圳UAは3D上映(飛び出すミルキーウェイ・ロゴ!)

とはいえ、シルビアの実権が強かったか、
ワイ・ガーファイ色が皆無だからか、
ユンファは歌わないからか、はたまたラム・シュー不在だからか、
全然ブッ飛んでいないのだ!
狂言回しは『毒戦』『ゴッド・アイ』に続いてもう常連の、
子义改め、ウォン・ツィイーだし。