タイ南部プーケットでパトン警察署は2024年1月11日、自身が清掃スタッフとして働くホテルで、外国人旅行者の客室から現金合計14万バーツ相当を盗んだとして、27歳のミャンマー人の女を逮捕しました。
事件が発生したのが、パトン地区のシリラート通りにあるホテル「The Great Hotel」。
この年末年始に客室清掃スタッフであるミャンマー人の女は、3人の外国人旅行者の客室から総額14万バーツを盗み、全額をゴールドのアクセサリーの購入に当てていました。
1月11日の夜、捜査のためにホテルを訪れた警察官が、不審な行動をしているミャンマー人の女を発見。
ミャンマー人の女がホテルの裏口から逃走したため、警察が追跡し、賃貸住宅で逮捕となりました。盗んだ現金で購入したゴールドのアクセサリーは、警察が証拠として押収しました。
特段珍しいことではありません。
タイではどのホテルでも似たようなことは年がら年中起きています。
ホテルやタイ人をやたら信用すると痛い目に遭います。
今回は犯人は27歳の若い小柄で細いミャンマー人の女ですが、相当給料が安いようです。
タイ人には労働法が適用されますので、多くのホテルなどでは労働法に関係ない(本当は関係ありますが)ミャンマーやカンボジア人をかなり安い賃金で使っています。
かわいそうといえばかわいそうなのですが、客には無関係のことです。
ホテルでの盗難のほとんどは従業員による犯行です。
セーフBOXに入れておいてもなくなるケースが多々あります。
タイ旅行に貴重品や無駄な金を持ち込むことはかなりリスクを負いますので、やめておいた方が無難ですよ。
今回は犯人が捕まりましたが、ほとんどは逮捕できず、旅行者は泣き寝入りです。
いつも書きますが、タイ警察曰く「盗むものより取られる方が悪い」
タイでは人任せにしてはだめです。自分の身は自分で守るのが鉄則ですよ。
日本の常識は通用しないと思ってください。