三日月ノート

日々の出来事を気ままに。

サビ保護…期待と不安と。

2019年03月12日 14時50分55秒 | リンとまくる
今日のお昼過ぎ、1階の夫のお店にサビが入ってきて店の戸を閉めたとLINEが。
捕獲のチャンスなので、急いで下りていくとニャーニャーと鳴き続けているサビが。

自転車の隅のほうに隠れて出てこないので、ホウキでチョンチョンとお尻を押して追い出すと、今度はもの凄い勢いで走り回る!

軍手&タオルで捕まえようとすると脱兎のごとく逃げ回る。
店のレジに飛び乗るは、入り口はガラスなのにそこに飛びついてガラスにぶつかってまた走り回る。

ようやく捕まえた!と思ったら、すんごい力でブブブブブ!!!!!と怒ってちょっとウンチ?漏らしたのか、パーカーにかかってしまう。

ここまで怖がらせるなんてかわいそうと、一時は諦めようかと弱気になったけれど、ここで諦めるともう二度と来なくなるかもしれないし、完全に信用を失ってしまうと思うと、なんとしても捕まえないとと思い直す。

10分以上、スッタモンダやっていると、棚の奥の方にはいってしまい、今度は夫が棚の裏から応戦。

あまり刺激しないよう「サービ。大丈夫だよ。おいで。いい子だね」と岩合さんばりに声をかけて近づき、そっとナデナデ。
(ここは見えなかったのですが)しばらく静かに無言のやり取りが続いた後、無事にキャリーバッグに収まり保護。

北風と太陽のお話しではありませんが、実力行使というよりは落ち着かせて安心させてケージに入ってもらったという感じでした。

そしてすぐに自宅のベランダにケージを組み立てて、必要なものをセット。


キャリーバッグから出そうとした瞬間、またスゴイ勢いで逃げて、脱走防止網をよじ登って、その後はずっと静かに下を眺めている状況です。



保護した時間は、いつもの動物病院の午前診療が終わる時間だったので、夕方に伺いますと電話したのですが、多分、またケージに入れるのに、もの凄いことになりそうなので、しばらくこのままベランダ飼いをして、慣れた頃に病院に連れていくしかないかなと。

でも慣れてくれるんだろうか……
とりあえず予防注射や虫下しとノミダニのお薬は投与してもらわないと家には入れられないので、早めに警戒心を解いてもらえたらと思っています。

心配してたリンとまくるは、不審猫がいるのでちょっとソワソワ。
お互い、慣れてくれるといいのですが……

いやぁ……グッタリ疲れました。
これで本当に良かったのだろうかという思いもあり、複雑な心境。

ただ、これからはちゃんとしたゴハン、快適なおうち、安全な環境があるんだよ、とわかってもらえたらいいなと思っています。


良書!『野良猫の拾い方』

2019年03月03日 19時53分13秒 | ネコ関係
『野良猫の拾い方/猫は買わずに拾う時代』(東京キャットガーディアン・監修)

著作権法にひっかかるようなので表紙の写真はアップできませんが、Amazonサイトにリンクしましたので、ご興味のあるかたはご覧になってみてください。

今、リンのママ、サビのお迎え準備中ですが、リンはリンから近づいてきたこと、まくるは子猫の時にお迎えしたことなどから、捕獲したり家猫修行をしなければならない今回のケースとはかなり違うので不安や迷いが多かったのですが、この本を読んで、また少し疑問が減った気がしました。

本の中身は、拾い方から子猫の育て方、人馴れのしかたや飼い主の覚悟などで、どれも実践で得られた体験を元に書かれているので、とても説得力があります。

猫の飼育に関する情報はネットでも多く得られますし、本もたくさん出ていますが、この本には猫を飼う時の必要十分な情報が網羅されていると思います。

我が家のように、すでに猫を飼っている飼い主さんにもお勧めです。


お迎え準備

2019年03月01日 17時47分45秒 | リンとまくる
リンのママ(名前:サビ)をお迎えしようか迷っていたところ、自転車仲間の奥様の職場に保護猫ボランティアさんがいらっしゃって、「家で飼うつもりなら、なんとかなる!」と背中を押され、気持ちが固まってきました。

最近のサビは、若いオス猫の「小次郎」に軒先貸したら母屋取られた的になっていて、結構、ビクビクしているようなので、やはりこれはうちで引き取るのがいいのではと思い至った事もあります。


まずはトイレ。
手前はリン専用。別に決めたわけではないのですが、3個あるトイレのうち、何故かこれだけリンしか使用しないのです。
そして奥のピンクが以前、リンとまくるが使用していたシステムトイレです。サビをお迎えしたらこれを使う予定です。

今回、捕獲後、しばらく先住猫2匹からどうやって隔離するかを色々と考えたのですが、猫タワーや自転車のトレーニング機器が増えたため、以前使用していた大きめのケージを置く場所がなく、可哀想ですが、最初の1~2週間はベランダ(ハト網で脱走防止済み)で過ごしてもらおうと考えています。


だいぶ寒さが緩んできたとはいえ、まだ気温は低いので、防寒のため段ボールを組み合わせて寝床を作りました。
あったかドーム地域猫バージョン。


そして、段ボールの中に置いて暖をとるために、この湯たんぽを購入しました。
大きさも20×30 cm、充電式で6時間程度もつのと、充電時間も数十分なので、日中の暖かいうちに充電しておけば夜には間に合うかなと。


段ボールハウス内覧。
敷いているフリースは、ポータブルケージに入れてあったもので、リンとまくるのにおい付き。

予定としては、まずはベランダの窓越しに対面してもらい、次の段階でリンとまくるをベランダに出している間、部屋にサビを放して探検させる予定です。

といっても、まずは捕獲しなければ話しにならないわけで、サビは一度捕まって逃げているため、今度失敗したら完全に信頼関係が破壊されてしまうかも・・・。
多分、捕獲器も警戒して入らないと思うので、餌付けして食べているときに捕獲かな・・・。

最近ではサビは大きな通りを渡ったりもしているようなので、交通事故に遭う前に家猫としてお迎えしたいと思っています。