12/30 兄弟姉妹

[兄弟姉妹は、両手の如し]

聖主様が、原田の300日の御行中、
お付きでお食事もたびたび御一緒させていただきました。

ある日聖主さまが、『お前は兄弟がいないだろう。』と言われました。
どうしてですか？と言いますと、『食べるのが遅いよ』『私は兄弟が多くて、遅いと食べるものが、無くなったもんだよ。』といわれました。

兄弟姉妹は、結婚して独立しても仲良しと、徹底して切れる間がらと、極端に走ります。
特に、財産がらみだと、抜き差しならなくなります。

よほど意識して、信仰心を発揮して、悪い事情にしないように努力することが、祈りの力です。
その祈りで、聞き役にまわれば、親孝行にもなりますね。

嫁さん同士の確執で困っていると、友人が語りました。
道を知らないから、怖れを知りません。
他人様のまえで、平気で悪口をいいます。

ライバル心、競争相手、嫉妬心等を乗り越えて、
困った時だけでなく、日頃から交流を重ねていきましょう。
いざとなれば、これほど力になる存在はありません。

そしてこれこそ、親が願ってやまないことでしょう。
兄弟姉妹は、まさに、両手のよう、仲良くありたいもの。
年末にあたり、整えたいものです。