12/22 我、とは

[信仰は、我去りの道なり]

20日は、[自分の我を通さず]でしたが、対人関係のあり方を示したものでした。
今朝は、人生の修行としての［我の念を]を考えます。

この生命界は、『いのちの法則』によって営まれています。
全ての命は、バラバラのように見えて、助けあい、繋がって生かされています。

しかし現実は、[いのちの法則]に逆らう傾向にあり、
自ら苦悩を招くことになっています。
そこに、[我去りの道]による修行が求められるのです。
では、[我の念の]正体は何か？

1、勝敗の念のあるところ。(勝ってどうする)
2、自善他悪の念のあるところ。(人を悪人にしてどうする)
3、対立感情のあるところ。(敵になってどうする。)
4、憂愁と悲哀の念のあるところ。(悲しい日暮らしをしてどうする)
5、憎悪感情のあるところ。(憎んでどうする)

この5か条に、私たちの生き方の修正が示されています。
これをすべて克服できれば、充実した人生となりましょうが、そうはいかないでしょう。

そこで提案すれば、ひとつに徹底的にこだわって乗り越えれば、おそらくすべてを
乗り越えたことになるはずです。
かく言う私は、体験者です。