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運命とは、いかなるものか?
暗中模索の御神尊様は、朝鮮で行をされていました。
行衣のまま帰国した御神尊様に、招聘状が待っていました。
それは、文部省主催の、全国宗教会議の開催と参加のお招きでした。
御神尊様は、驚きとともに、大きな期待をよせました。
1つ、全国レベルの宗教家が集まるなら、運命の問題を教えてくれる、師となる方がいるはず。
2つ、迷信打破の新しい救いの法があるはず。
2点を目的に、勇んで上京されました。
会場は、東京日比谷市政会館、1934 年《昭和9年9月3日から3日間》54名の参加のもとに開かれました。
しかし会議の運びは、大陸進出による戦争体制に宗教を巻き込み、国策遂行の為の内容で、
各宗教界の代表者は、国策に沿った発言に終始し、戦争遂行の片棒を担ぐ発言ばかりでした。
御神尊様は、失望と落胆にみまわれました。