米英主導の国連平和維持軍派遣案が注目を集める一方、中東歴訪中のEU(欧州連合)代表団が、シニョーラ・レバノン首相が表明した停戦案を支持した。
シニョーラ案は、即時停戦、捕虜交換、イスラエル軍撤退の三本柱からなっており、米英案とは大きな違いが見られる。捕虜交換は、ヒズボッラーが拉致したイスラエル兵2人と、イスラエルに拘束されているレバノン人の交換を指すが、ヒズボッラーが当初から要求していること . . . 本文を読む
イスラエルが国連側からの「人道支援活動のための72時間の停戦を」との呼びかけに対して、「現在も人道支援に対しては協力している」として拒絶する姿勢を見せている。
これは、レバノン、イスラエル、パレスチナを6日間にわたって視察したエグランド事務次長(人道問題担当)が呼びかけたものだが、イスラエルは予想以上のヒズボッラー側からの抵抗に余裕を失っているのだろう。全く聞く耳を持っていない。
イスラ . . . 本文を読む