朝起きてからベランダのデイベッドに移動して海風を楽しんでいたら雲の高い所に短い虹が見えました。彩雲じゃなくて雲の手前に虹。きれい。
朝食は部屋でコンビニサンドイッチとヨーグルトとコーヒー。アクアセンスのレストランは中華料理。朝食も中華バイキングです。昨夜あれだけ食べて朝から中華は無理~。
2度目のジャグジーに入っていたらまた虹が見えました。今度のは部分じゃなくてフルサイズです。
手前の砂浜の電信柱の根元から虹は始まっていました。虹をこんなに近くに感じたのは初めてです。
そして虹の反対側の根元は海の中でした。虹の始まりから終わりまで全部を見たのは初めてかも。幸先良い感じのスタートになりました。
初めに向かったのが読谷村残波岬。
30年くらい前に、沖縄に初めて泊まったのは岬の先にある残波岬ロイヤルホテルでした。三日間台風で身動きできなかったその時の辛い思い出を今日の晴天で吹き飛ばす。
灯台の周辺の岩場には釣り人がたくさん。20m以上ある絶壁の縁に立って竿を振っているんですが怖くないのか。よろけて1m前に出たら確実に海に落ちます。
タイマーセットで記念写真。すでにかなり暑かった。日除け止めをたくさん塗っています。
続いて向かったのがやちむんの里。昭和49年に那覇市が薪を使った窯焼きを禁止したことで、読谷村に多くの陶芸家が集まるようになりました。
読谷村には70を超える工房がありますが、そのうちやちむんの里と呼ばれるエリアには19の工房が集まっています。
こちらは村の中央にある登り窯。年に4回火が入れられるそうです。
工房の建物も興味深い。このつっかい棒は建てた最初からあったのかな。
観光用のテーマパーク的な「村」を想像していましたが、そうではなく最初に読谷村に移住した名工・金城次郎さんの近くに自然と他の職人が集まってできた村でした。
こちらは泡ガラスの工房。陶磁器だけではありません。
お店もたくさんあってどのお店で何を買うかすごく悩ましい。
今回は7寸の鉢と小皿を2枚買いました。本当は7寸の平皿を買いたかったのですが、やちむんは普段使いするにはどれもこれも重量がありすぎます。
高齢になると重い食器って自然に手に取らなくなるんですよね。落として割りやすいし。デザインは好きなのがたくさんあったのに残念。
続いて車で10分ほど移動して金月そば(きんちちそば)。初日にいしぐふーを紹介してくれた『私の好きな沖縄そばの世界』で3番目の高得点だったお店です。
普通のそばと担々そばをいただきました。言うまでもなくどちらも美味しかったです。参考にしたサイトの主はあっさり目が評価高いようです。
東シナ海に面した読谷村の観光を終えて今度は太平洋側のうるま市方面に。沖縄本島から延長5kmの海中道路で3つの離島を次々に渡って行きます。
海中道路は堤防の上の道路なので両側はずっと海。その風景を撮ろうと助手席でRさんが頑張りましたが難しそうでした。こちらは平安座海中大橋(280m)。
途中で見えた美しい浜比嘉大橋(900m)で浜比嘉島へ渡ってすぐ戻る。
平安座島(へんざじま)、宮城島を過ぎて伊計大橋(198m)を渡って伊計島へ。島に渡って10分で大泊ビーチへ。
沖縄は今回で9度目になるんですが、来るのはたいてい秋から春でした。初めて暑い季節に来るのだから一度くらいはビーチで遊びたかった。
手作り感満載の海の家で一人500円を払ってビーチに入ります。
砂は太陽で焼かれて裸足で歩けません。とても日除けなしで過ごせそうになかったのでレンタルテントを借りました。
長さ600mの美しい砂浜。(Rさん撮影)
砂はやわらかくてすぐに足が沈んでしまいます。腰くらいまでの深さの場所でゴーグルをつけて潜ると足の周りに白い熱帯魚がたくさんいました。
資料写真。沖縄トラベルさんサイトの大泊ビーチ写真を引用。https://okinawatravel.jp/oodomaribeach 水深1mでだいたいこんな感じでした。
ウサギになって戯れる私。(Rさん撮影)日焼け怖いので長袖モンTを着ています。短い時間でしたが海水浴ちゃんと楽しみました。
大泊ビーチから10分ほどで本日の宿、「はなりびら」に到着。部屋数4つのプチホテルもしくはペンションです。
なかなか凝った建物でした。お部屋も天井が高くて海が見えて素敵。でも事前にエアコンを入れておいてくれなかったので部屋に入って2時間ほど暑くて困りました。
テラスには露店風呂。
夕食まで時間がたっぷりあったので伊計島の集落を散歩。宿から5分ですぐに小さいけれどきれいなイツクマの浜がありました。
わざわざ大泊ビーチに行かなくても宿で着替えて来ればここで充分海水浴ができたような気もします。
島の共同売店。
古そうな石垣が無数に見られます。ここは建物は無くなって石垣だけが残る場所。
はなりびらの夕食と建物内写真少々。お母さんがひとりで作っている食事が抜群に美味しいことで知られる宿です。
夜のはなりびら。三日目はここまで。
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