
埼京線渋谷駅のホームに、現在頭上で建設中の「新橋上駅舎」の完成予想図が貼り出されていました。これは初めて見ました。
246の南側でJR路線によって分断されていた桜丘地区とストリームを結ぶ自由通路を建設中ですが、そこに新しい駅舎と改札口ができるようです。
渋谷駅誕生以来、駅の北西側に集中していた人の流れがこれから大きく変わり始めるんでしょう。昔の渋谷が好きなので、特に良いこととは思いませんが。

埼京線ホームの彼方にあった新南口はどうなったのか気になっていつもと反対側に歩いて行ったら途中からホームがなくなって線路と同じ高さを歩いていました。

渋谷駅の構内で車輪を真横から見るとは! でも過去のブログで写真を見直したら、これは2020年5月に埼京線ホームが北に移動した時点ですでにこうなっていました。

エスカレーター手前ではなぜか苔が栽培されていました。単なる通路となった旧ホームを「0番線ホーム」と呼んで、そこを活用するプロジェクトの一環なんだそうです。

新南口を出たところ。特に変わりはありません。この場所でも桜丘側と繋ぐ連絡通路を作っていましたから結局この改札も残すことになるのかな。

渋谷川を渡って明治通りで並木橋方向へ。

かつて東横線の橋脚だったコンクリートの塊は上の方を切り落として塗装されていました。書かれている「61」は61本目の橋脚って意味かな。

ステンレスのプレートに由来が書かれていました。自分が「昔のことを良く知っているおじいちゃん」になった気分がします。

その向こうは小さな公園になっていました。

こちらも橋脚の遺構。わざわざ少し傾けて埋めてあるのは廃墟感を出したかったからか。

この場所は2015年に「並木橋 東横線の夢の跡」というタイトルで一度ブログに書いています。61番の橋脚もしっかり写っています。
東横線は奥の赤い矢印のビルの右側を通っていたのですが、そのカーブ部分に何やら新しい建物がありました。

逆に渋谷駅方向を見た現在の並木橋付近。こちらにも60番の橋脚が残されています。

ほぼ同じアングルで2015年にも撮影していました。高層ビルが2つ増えている。8年間という時の流れを感じさせる1枚です。

先ほどの公園の奥の新しいビル。SHIBUYA BRIDGEと書かれています。初めて見ましたが2018年には開業しているようです。

柱に数字があります。東横線の橋脚の番号を引き継いでいるんでしょうか。ホテルやショップの他に保育園も入っていました。

写真奥に埼京線が写っています。渋谷駅を出てJRと平行に走り出した東横線が90度向きを変えてJRを越えるところ。その急カーブ部分の形に建物が作られています。
ホテルに入って行く観光客たち。柱の番号は80番台になりました。

2015年。東横線線路を取り壊し中のストリートビュー写真。左側は都営バスの車庫があるあのあたりです。
JRを越えた代官山まで、東横線線路跡にはいろいろ施設が作られているようですが、さすがにフォローしきれませんわ。
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