ありゃりゃサンポ

近現代の建築と一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域を徒歩で塗り潰す計画進行中。

アーム式のマイクスタンド導入

2022年08月27日 | 音楽な話

部屋で録音する時にはマイクスタンドを使います。
けっこうスペースを使います。この前に譜面台とかが出てくるとさらにごちゃごちゃするのでイヤでした。
掃除機をかけるときにいちいち持ち上げないといけないのもイヤでした。

それで購入したのがこちら。平らな面の端にネジで締め付けて固定する3軸のアームがついたマイクスタンド。
本来は机に取り付けるんですが、それを書棚につけました。そんなに重くないので未固定の棚板が動くこともありません。

譜面台と合わせて使うとこんな感じ。めっちゃいい感じです。

椅子に座って録音する時もちょうど良い位置にセッティングすることができます。
あまりにいい感じで嬉しかったので、写真を撮る前にデスクの上を片付けることも考えませんでした。

椅子に腰かけて見ている風景はこんな感じです。
使わないときはたたんで左側へ回しておけばほとんど存在が気になりません。最高という言葉では表現できないくらい満足しました。

ボーカル撮り用のしっかりしたポップガードに、コンデンサマイク用のショックマウントなど一式ついて2,000円でした。
安い。余りにも安いです。後悔としてはせめて3年前に買えばよかったということです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エレフエ elefue 電子リコーダー

2022年07月24日 | 音楽な話
先月、あたらしい管楽器を買いました。

Elefueと書いてエレフエ。エレクトリックな笛です。電子リコーダー。

サイズはソプラノリコーダーとほぼ同じ。
重量も実測109gでソプラノリコーダーとほとんど同じです。
メーカーはOEMの楽器メーカーとして電子楽器や鍵盤楽器を製造している台湾のTAHORNG社。

穴の配列は表側はリコーダーと同じ。
穴が開いているわけではなく黒いタッチセンサーが並んでいて、どの穴が抑えられたかを静電気で認識しています。

頭管部。吹き込み口は着脱できるシリコン製のカバーがつきます。
少し太くなっているところにスピーカー内蔵。この小さな楽器単体で音が出せるようにしたところがまずエライ。

裏面です。上の四角が7セグメントのディスプレイ2桁。その下の左右矢印がパラメーターのアップダウン。
その下のV、B、F、Tと書かれたボタンがパラメーターの選択。
Vを押して矢印の左右で1~10までの内蔵音色を切り替え。VはVoiceのV。
Bを押して矢印の左右で行きの強さの感度を1~3の3段階切り替え。BはBreathのB。
Fを押して矢印の左右で運指をリコーダーと同じか、この楽器専用の「シンプル運指」かを切り替え。FはFingeringのF。
リコーダー運指はジャーマン式とバロック式がありますが、切り替えはなくどちらの指使いでも大丈夫なようになっています。
トリル用の変え指もある程度用意されています。
Tを押して矢印の左右で半音ずつ移調できます。高い方に+12の1オクターブ、低い方に-12の1オクターブ。TはTransposeのT。

その下にボリュームボタン+と-ふたつ。
その下に電源ボタン。1秒ほどの長押しで起動、終了します。
その下の何も書かれていないボタンはBLE-MIDIのオンオフ。ワイヤレスMIDI規格の信号をBluetoothで送信します。
その下の横に長いのは置いたときにスイッチが下に付かないようにする短い脚。
その下の斜めのボタンが左手親指の穴。抑える、開放する、サミング(半分開ける)の3種類を感知します。

これでこの楽器にできることは全てです。
10種類の音色を選んでリコーダーと同じ運指で2オクターブの演奏ができます。オリジナルの運指を選べば丸々3オクターブの音域を自由に使えます。
加えてトランスポーズボタンも使えば一つの楽器で最大5オクターブの音を出すことができます。
トランスポーズで-7(5度下げ)すればソプラノリコーダーからF管のアルトリコーダーにもなります。

つまりこのエレフエ1本で、一番左のグレートバスリコーダーから一番右のクライネソプラニーノまでの音域を出せるということです。
すごくないですか。いや凄すぎます。これを長さ32cm、重さ109g、お値段13,600円で実現したわけですからこれはもう神ってると言うほかない。
この楽器のことを知ったのは発売日の6月17日の2週間ほど前でしたが、1秒も迷うことなく購入予約をしました。
もしこれが倍の27,200円だったらそれは少し悩みます。なぜなら同じく単体で音が出せてはるかに高性能なEWI soloという楽器が60,000円で売られているので。
でも13,600円というおもちゃを買うに近いイメージの値段だったので即決でした。

実際どんな感じなのか。これは届いた日に録画したものです。リコーダー四重奏をエレフエ1本でやっています。
左からアルト、テナー、バス、ソプラノのパートをそれぞれ吹いています。イヤホンジャックから音を録って仕上げにリバーブもかけています。
エレフエの小さなスピーカーから出る音は、動画の音と比べるとずっとチープなちゃちな音がします。
この出音をもっと聞くに堪える音にしようとすれば、サイズも価格も違ってきてしまいます。音がチープなのは仕方がない。
この楽器を身近な音楽好きな人に見せたのですが、音だけ聞いてまったく興味を示しませんでした。残念ですが一般人の反応はそんなもんでしょう。

これはブレイクスルー的な素晴らしい商品の初号機ですので、今後はさらに改良されていくものと信じています。
私からの改善希望点をいくつか挙げておきます。
・専用指使いの時、左手親指を開けることでオクターブ下になりますが、裏にもう一つオクターブ下げ専用のセンサーをつけて欲しい。
 親指を開けると、リコーダー指使いのレやド#と指使いがぶつかって塩梅が悪いんです。
・昔のカシオのデジタルホーンがやっていたように、音色自体にディレイビブラートの効果がかかると上手に聞こえてありがたい。
 エレフエだと10番のスオナの音だけにディレイビブラートをつけていますが、他の音にも展開して欲しい。
・半音下を出すのに押さえなければならない指が多すぎる。F#やG#などリコーダーの運指に釣られて無駄に抑えにくい形になっています。
・一番下のド、ド#のための穴二つは、本物のリコーダーのように少し右下がりに傾斜をつけないと抑えにくい。指の短い女性には厳しいのでは。
・スピーカーの非力さをカバーするためにリバーブがかかるとよい。
・BLEーMIDIは面白いけど、ポータブルスピーカーにBluetoothで出音そのものを飛ばせるとさらにありがたい。
・複数の指を同時に開け閉めする時、僅かな指のタイミングの違いが全部ノイズになるのを改善したい。
・カシオのデジタルホンにあったポルタメントがあれば上項の改善になるのでは。

とはいえこれらの改善をすることで、重量やサイズが価格が1割以上大きくなるのであれば、それはやらない方が良いです。
この楽器の一番の売りは安さと軽さと高機能なのでそれはなんとしても保ってほしいので。

イヤホンをつければ外部には無音で演奏が楽しめるこの楽器、深夜でも吹けますし、旅行に持って行くのも楽しいです。
機械的に壊れる部分が一切ないので付属の袋に入れて気軽に持ち運べます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カリンバ

2022年06月21日 | 音楽な話

先月、カリンバを購入して練習を始めています。カリンバという楽器のことは子供のころから知ってはいましたが、まともの触るのはこれが初めてです。
Facebookなどで勝手に目に入って来る演奏動画の中にカリンバの人が混じってくることがあり、聞いて見ると意外と楽器としてのポテンシャルがあることが分かりました。
優れている点は、小さい、軽い、電気を使わない、音色がきれい、一人でメロディと和音を同時に演奏できる、そして何よりも安い。
上の写真のカリンバはAmazonで一番よく買われている中国製の普及版のものですが、送料込みで2,000円もしません。

一番一般的な17音出る楽器。金属片の先端を両手の親指ではじいて振動させて、その振動が木製の箱の中で共鳴して大きな響きになります。
金属片は「キー」と言います。先端に数字とアルファベッドが刻まれています。
中央が一番低いC=ドでそこから左右に行くにつれて高い音が出ます。音階が1列に並んでいるのではなくてレが左、ファが右、ソが左、ラが右と左右交互にならんでいます。
♪ドレミファソラシド~と弾くには中央からスタートして左右左右左右左~となります。これが楽器としてものすごく特異。ドレミが1列に並んでいない楽器は初めてです。

「こぎつねこんこん(ドレミファソ・ソ・)」弾くにはこういう順番です。めんどくさいったらありゃしない。
この左右交互の並びのせいでいつまでたってもどの音がどこにあるかが頭に記憶されません。同じD=レの音もオクターブによって右にあったり左に合ったり。

でもこの並びのせいで素晴らしいメリットが生まれます。音階は左右に分かれますが3度5度を重ねたトライアドの和音が図のように並んでいるのです。
なのでメロディを引くのは難しいのにコードを引くのは親指を滑らせて3つをチェリーンと鳴らせば簡単にきれいな和音が出てしまいます。
ギターやピアノでコードを弾くのに、指をヘンテコな形にして抑えることと比べればいかにもシンプル。
隣り合う3つで出るコートは図に書いたようにC Dm Em F G Amの主要6和音。これだけあれば世界中の曲の7割は弾けてしまうのではないでしょうか。

トライアドによる主要6和音。(7つ目のシレファについてはここでは語らない)
そしてさらに美味しいことがあります。並んでいる3枚だけ正確に弾くのは難しいのですが、実は勢い余って4枚目まで弾いてもほとんどの場合まったく問題ありません。
4枚目の音は7thになるのですが、この音が混じってくると混じらないよりおしゃれに聞こえてしまうという大変うれしい仕組みです。
ということで最初は謎にしか思えなかった左右交互の音階配列が、しばらく触っているうちに実はなかなか良くできていると思えるようになります。

意外とめんどくさいのがチューニングです。こんなおもちゃみたいな楽器のチューニングを自分でやらされるとは思わなかった。
その音が低い時は楽器についてくる小さなハンマーでキーを下から上に叩き、

その音が高い時には逆に上の方を叩きます。そんなにしょっちゅう狂うものではありませんが、気が向いたときには確認して修正しなければなりません。

5月にテレビのない古民家に宿泊することがあって、その時に何か遊ぶものがないと夜の時間を持て余すと考えて直前に購入しました。
チューニングだけで小一時間はつぶれたので持って行って良かった。自分をこんな角度から見ることはありません。こうして見ると完全にじじいですね。
音が小さいしかわいい音なのでオカリナやリコーダーが吹きづらい場所でも大丈夫。早く弾けるようになりたいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私を構成する150枚のアルバム

2022年02月22日 | 音楽な話
2004年にSonyのハードディスク搭載のステレオを買って、当時家にあったCDの大半をデータ化してそこに移しました。
600枚くらいあったので一か月くらいかかったかな。今から思えば他の人のようにiPodにしておけばもっとよかった。先見の明のない私。
それでもさすがはSony製品でそれから18年経った現在でもまったく問題なく使えています。かのソニータイマーは内蔵されていなかったようです。

HDDに移したCDはというと、写真のような衣装ケースに詰めて押し入れに仕舞い込みました。
この度の身辺整理の一環としてケース2個に詰まっていたCDから不要なものを選んで、ケース1個に収まるようにしました。
要らないCDの一部はdisk unionで売却。ほとんど無価値と思っていましてが案外高く売れました。
そうして生き残ったCDの中から150枚をセレクトして部屋に出しておくことにしました。

150枚というのはこの空いているスペースに入る枚数です。漫画の棚の上段。実はここはそもそもCDのサイズに棚を設定していたのでした。
今まではここにはエフェクターやシールド、弦など楽器関係の小物が並んでいたのですが、そんなに出番も無くなったのでそれらは別の場所に。

CDの分別中。
数年前にFBで「私を構成する9枚のアルバム」というのが流行しましたが、今回はそれのゆるいバージョン。私を構成する150枚のアルバム。
左側に積まれているのが選外のCD。右側が邦楽、洋楽、クラシックから残す予定のもの。最初はまだ250枚くらいあります。ここから徐々に絞って行きます。

そうして1時間ほど取捨選択を繰り返して(楽しかった)なんとか並べたのがこの状態。
いろいろな音楽を聞いて来たつもりでいましたが、こうして篩にかけると20代までに好んで聞いていたものが大半です。
そう考えると30歳以降の30年間、全然新しいものを取り込むこともなく生きてきたようでなんだか少し情けないですね。30歳以降の私は「余生」か。。。

で、残ったCDはどうするかというと再び衣装ケースに詰めて押し入れに戻しました。
SONYのHDDオーディオが本当に壊れてしまったら本当に聞けなくなってしまうので捨てるわけにはいきません。また10年後くらいに再会しましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山野楽器 秋のオカリナフェア

2021年11月29日 | 音楽な話
しばらく前からオカリナのバス管が欲しいと思っていました。
通常使っているアルトC管のオクターブ低い奴です。アンサンブルのためというより家で吹く時に音が低い分近所迷惑になりにくいかと期待して。
私がソプラノのF管とC管を使っているフォーカリンクという台湾の会社が、11月に新製品を発売しました。
「エコノミックトリプル」というシリーズ名の通りに従来のものと比べてかなり廉価版で、youtubeでプロの人が試奏しているのを見ても評判が良い。
ということで日本で唯一現物が展示されているという銀座の山野楽器に見物に行きました。

売り場に行ってびっくり。通常は幅1.5mくらいのガラスケースひとつで展示しているオカリナを大きなテーブルをいくつも使ってずらりと並べている。
知らないで行ったのですが秋のオカリナフェア開催中でした。しかもアルトGよりも低い低音管中心。願ってもない。
この写真の手前側がBC(バスC)中心です。右から3つ目が私も持っているACトリプレットと同じ大きさのもの。その右がBCトリプル管です。
大きさの違い分かりますね。

できることなら全部のオカリナを吹いてみたいところですが、このご時世に口を直接つけて吹く楽器ですので無制限に吹くわけにも行きません。
5つだけピックアップして試奏室に運んでもらいました。
左上から右に
①フォーカリンクのエコノミックトリプルBC管=今回の主目的
②オオサワのトリプレット漆モデル=BCトリプル管の基準として。値段は①の2倍
③フォーカリンクのダブルオカリナ・スタンダード=トリプルまでなくてもダブルで事足りるかなー?
④フォーカリンクのBCシングル管=よく見る白地に青の唐草模様のがひとつくらいあってもいいかな
⑤ティアモ・クオーレBCシングル管=よくあるBC感が800gくらいあるのにこちらは驚異の330g!
ということでシングルかダブルか複数管か、から価格と音質、重量取り回しまでいろいろなことを探りつつ楽しく試奏しました。

結局、この時は評価がまとまらなかったので買わないで終わりました。とりあえずBCトリプルはシャレにならないほど重たいと学びました。
それと、値段が高い楽器の方が良い音がすることが多いことも。
一番気に入ったのはまろやかな音がする④の唐草だったけどもう少し考えます。

こんなのも展示されていました。バスC管よりさらに大きなバスG、バスF、コントラバスCなど。両腕で抱える壺くらいの大きさです。

週末だったので銀座では歩行者天国も再開していました。3年前は巨大なスーツケースを転がした海外からの旅行客で混沌としていましたが今は静かです。
交差点左奥のりんごをくるんでる発泡スチロールみたいな網模様のビルは銀座プレイス。デザインはクライン ダイサム アーキテクツ。代官山の蔦屋とかやったチームですよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

光が丘 オカリナ Linux

2021年09月16日 | 音楽な話

曇り予報だったのに晴れた。レッスンの前日の泥縄のおけいこ。川越街道をがしがしと40分もペダルをこいで光が丘公園へ。
かつてオカリナが吹ける公園を求めて彷徨ったりもしましたが、今のところここが一番楽器の練習には良さそうです。
譜面台を置けるテーブルと椅子があって、楽器を吹いている人が何人かいて、練習場所としての地位を確立しています。
別の人の音がない方が良さそうなのですが、気弱な私にはいろんな音が広場に混じって鳴り渡っている方が自分が目立たなくて安心できます。

広場にこんなテーブルと椅子がたくさん配置されています。
私が行った時には左手奥にフルートのおじさん。背後にウクレレの若者がいました。右手の離れたところには篠笛の人もいてなかなかバリエーション豊か。
自分が吹かなければフルートの音などは丸聞こえなのですが自分が吹き始めてしまえば、自分の音しか聞こえません。
残念なことに屋外なので蚊がいる。右の二の腕を差されたところで屋外練習は終了にしました。

久しぶりに自分用のお弁当。豚肉のクリーム煮と賞味期限が切れていたコーン缶のコールスローなど。
二、三日に一度くらい夕方に数品のおかずを作って、味見がてらその夜のお酒のアテにして、残りが翌日の妻のお弁当になります。これはその更に残りで。

ものすごく大きなキンモクセイの木がありました。樹と書きたいくらいのでかさ。
木と樹の違いは「立ち木は木も樹も使うけど、伐採後や材になったものは木」と説明されます。でも同じ立ち木での木と樹の使い分けについては誰も触れません。
私は文章を書く時にどっちを使うかはいつも意識します。ある程度太い物、背の高い物、存在そのものに畏敬を感じる物が「樹」。
そこまで至らない身近な存在が「木」。

光が丘公園のキンモクセイ。これがナラやケヤキだったら木でもかまわないのですが、キンモクセイとしてみれば立派なので樹でもいいかなと。
そんなことを考えながらキーボードをカチャカチャやっている秋の夕暮れ。
コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オカリナ フォーカリンクのSC管

2021年09月03日 | 音楽な話

山野楽器銀座本店のオカリナ売り場。
オカリナのショーケースはまるでケーキ屋さんのようです。黒茶金銀しか色が見当たらない他の売り場と比べてここだけキラキラして見えます。
ちなみに以前このショーケースを覗き込もうとしたときにガラスの角でおでこを強打して流血したことがありました。もう4年前か。

毎月やっているオカリナのアンサンブルで必要になったのでソプラノC管という高音用のオカリナを買いに来ました。
オカリナは私が知っている楽器の中でもあまりにもそれぞれの音と機能に差がありすぎるので絶対に試奏なしでは買えない楽器です。
小さな試奏室で待っていると、担当の方が赤いフェルトを貼ったお盆に数種類のオカリナを乗せてうやうやしく運んできます。この儀式は宝石屋さんみたい。
AC管を持っているオオサワのiシリーズ、土笛系のアケタ、廉価版の代表としてTiAmoと吹き比べて、黒い漆塗りのフォーカリンクを選びました。

オカリナは奏者によって息の強さにかなり差があります。その強さに合った楽器でないと音程がまるで違ってしまいます。
なので操作性や音色の前にまずは、気持ちよく息を吹き込んだ時に正しい音程になる楽器を選びます。
オオサワとTiamoはこの段階で脱落。それからアケタとフォーカリンクで拭き比べて音のきれいなフォーカリンクが優勝、とこういった流れです。
前回ここにSF管を買いに来た時もまったく同じような流れでフォーカリンクが選ばれましたので私の息に合った設計なんでしょう。
逆にやわらかい息のタイプの人がフォーカリンクを吹いたらAが442Hzに届かないことになります。

大きさの比較。左からAF管、AC管、SF管、そして今回仲間に加わったSC管。
オカリナの種類で言うとC管とF管の他にG管というのがあります。
FとGと1音しか違わないのにどうしてそんなのが必要なのかと思いますが、たぶん♭系の曲と#系の曲とで使い分けるんだろうと思ってます。私は買いません(キリッ)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オカリナトリコロール

2021年07月24日 | 音楽な話

新しいオカリナがやって来ました。

アウロス製。アウロスと言えばプラスチックのリコーダーの会社として有名ですが実はひっそりオカリナも作っていたのでした。
アウロスのリコーダーというと学校の教育機材というイメージですが、オカリナはけっこうプロの本番でも良く使われます。
私がレッスンで習った講師はレッスンの時にこれを持って来られることが多くて、目の前で聞くそれがイイ音なんです。
普通に音階を吹かれるだけでうっとりしてしまう。これさえ手に入れたら私ももう少しマシな音になるはず。とありがちな幻想に陥っていました。

ということで、陶器のAC管としては3本目です。最初に白いアケタのオカリナで練習を始めて、それが気に入らなくてすぐに赤いオオサワを購入
特に狙ったわけではないのに青白赤のフランス国旗ができました。

オオサワを買ったときのブログで、アケタについて「全体のピッチの低さ。上のミ、ファのかすれ、下のシ、ラの抑えにくさ。」という問題点をあげています。
今なら分かります。問題だったのはアケタではなく私だったと。
赤いオオサワは本当に吹くのが簡単に作ってあります。少ない息でピッチが合いやすいし音色も正弦波に近いクリアな音色。すばらしく良くできた楽器です。
でもいろいろ吹いて、聞いて行くうちにもう少し味わいのある音色が欲しくなってくる。
で、数年ぶりにほったらかしていた白アケタを吹いてみると、素朴な詩情を感じさせるなかなかいい音がするじゃないですか。土の笛の音。
ただし、正しいピッチで吹くには相当の息の量が必要です。これは4年前には手も足も出なかったけど、今ならある程度がんばれるようになりました。
でもやっぱりちょっとしんどいのでアケタとオオサワの中間くらいのはないだろうかと先生に相談したら、それじゃあアウロスがいいんじゃないかと。
吹いてみると確かに白と赤の中間です。特にうれしかったのはオオサワだと少しでも強く吹くと音程が上ずってしまう下のシとラがけっこう吹き込めて音量が出せる。
低い音が大事な役割をする曲だとアウロスを使いたくなります。逆に高いミとファはアウロスではなかなかしんどいので音程が高い音が多い曲の時はオオサワかな。
ありゃ、またアケタの出番がなくなってしまったか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カラオケボックスでオカリナの練習をする

2021年07月11日 | 音楽な話
オカリナという楽器。最初は素朴な音の土笛と思っていたのですが、ある程度息を吹き込めるようになってくるとかなり大きな音ので出る楽器だとわかって来ました。
家で吹くのは午前10時から午後7時くらいまでの間で、続けて吹いてもせいぜい1時間程度です。(それ以上の長い練習がきらいなので)
壁やスラブのしっかりしたマンションなのでその時間帯なら少しくらい吹いてもそれほど迷惑にはならないはず。と考えているのですが実際どうだか分かりません。
今までは平日昼間に上下左右の部屋ににいるのはご老人だけだったのですが、コロナ禍以降はテレワークでお勤めの人も家にいるかもしれません。
なので昨年春以降は、騒音で迷惑をかけていないか不安な気持ちが強くなりました。

で、カラオケボックスです。最近はカラオケボックスで楽器の練習をすることも多いということをニュースで知って、いつか行こうと思って早1年。
本日ようやく初体験して来ました。こういうのも雨で遠出できないおかげです。

1時間、音階練習から課題曲迄吹いて来ましたがなかなか良いです。思い切って音が出せるので普段よりブライトな音色になる感じでした。
狭い部屋で壁も固いので反射音でお風呂場風の軽いエコーに聞こえるのも良し。(マイクは使っていません)
ガラスの扉を通して外に音が漏れているはずですが、それは知ったこっちゃねえ。ここは音を出すところなので。
逆にこっちが静かな時は周りの部屋の下手な歌が聞こえてきますが、こちらが音を出し始めればそれも問題ではありません。

J-POPの楽譜をを吹く時はカラオケで選曲すれば伴奏付きで一人リサイタルができます。マイクを使わなくてもなかなか気持ちエエ~。
ただし使っている楽譜とカラオケのキーを合わせるのがちょっとめんどくさい。
カラオケなのでキーコントロール機能はあるんですが、いまだに上げるのも下げるのも+1、ー1のボタンで半音ずつ変えなければなりません。
私のレベルだとイントロを聞いた瞬間に「完全4度上、プラス5!」、、とはできなくてボタンを押しながら探ることになります。
これがえらく時間がかかる。私もとろいんですが、機械の反応も遅い。+1ボタンを押してから実際に伴奏が半音上がるまでにけっこうなタイムラグがあります。
そして+1を5回連打したら+5になるかというとそうはならなくて、あくまでも半音ずつでしか反応しません。
短いイントロなら半音3回変えているうちに歌が始まってしまいます。
ポーズボタンがあれば一度止めてその間にボタンを5回押してということもできるはずなのですが、あるのは「演奏を終了させるボタン」だけです。

次に来る時は鉛筆を持って行って楽譜にカラオケボックスでのキーのプラスマイナスを書き込んでおこうと思いました。
会計の時にスタッフにボタン一発で好きなキーに変える方法はあるかと尋ねましたが「ないです」というお答え。
選曲するタブレットに一画面増やして+6からー6まで12個のボタンを並べてくれれば簡単にできることなのになんとも残念です。
会員登録で自分の得意曲とかを記録できるシステムがあるんだからそれにキーコントロールも連動させてくれればいいのに!と強く思いました。
イントロを聞いて、即座に移調して吹けるように私が鍛錬を重ねればいいのか。いや無理無理。

帰ってから調べて知りました。若い人の間ではカラオケでキーを変えて歌うというのは邪道のようで、あまり好ましく思われていないらしいです。
辛くても原曲通り歌うことでそのうち音域も広がっていくという信仰みたいのが根強い。
だから隣のカラオケボックスからはあんな末期のガチョウみたいな声が聞こえて来たのか。
でも実際、最近の若者が高い声が出るのは子供の頃から無理して高い音を出し続けた結果なのかも知れません。

かつて丸谷才一は「裏声で歌へ君が代」という小説を書きました。君が代の「千代に八千代に」の「や」が高いのでそこだけ裏声になるという話です。
(その小説は読んでないのでたぶんそうだろうとタイトルだけで勝手に思って書いていますが)
で、その八千代の「や」なんですが音の高さで言うとレです。今の時代なら男性にとって全然高くない。でも昔の普段歌わない男性には高かったのです。
1970代の普通の男子高校生はがんばって「ミ」とか「ファ」までは地声で出しました。たいていのフォークはそれでなんとかなりました。
でもさだまさしや松山千春や小田がサビで「ソ」と「ラ」までは当たり前に使うようになってそれが高校生には厳しかった。
そして21世紀の今、巷の曲は「シ」や「ド」まで出てくるのは当たり前。Official髭男に至っては地声(と言ってもミックスボイスですが)でHi-Eまで使います。
音楽界における最高音インフレはいったいどこまで行くのか。
ということでカラオケのキーコンの使いにくさが40年前から変わっていないのは、曲が高音化した現代で若者がキーコンを使う機会が少ないから、という話でした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ギターの弦を交換する

2021年07月10日 | 音楽な話

本当に今年の梅雨は久しぶりに梅雨らしい梅雨です。毎日天気予報のどこかに雨マークがあるのでなかなか出かけられません。
先週、雨を覚悟で高尾山に行きましたが、それからまるまる一週間お出かけなしです。7月度の一日平均歩数も2,000歩を切っています。過去最低のペース。

最近触る時間の減ったギター。出かけられないこんな時にと、2年以上替えていなかった弦を交換します。

指板にはこんな風に演奏中に指先から出た謎の物質がこびりついて模様みたいになっています。弦を外した時しか掃除できないのでごしごしします。

きれいになりました。掃除の結果は目に見えなければなりません。

いつの間にかピックガードの上のあたりにクラックが入っていました。表面の塗装部分だけなのか木まで行っちゃってるのかわかりませんが。
これだけで売る時に売値が何万円か安くなります。と言っても、これを売る時は私は地上にはいないので関係ないんですが。

新しい弦が張られてすっきりした面持ち。このギターとももう25年の付き合いです。せっかくのいいギターなのに上手く弾いてやれなくて申し訳なかった。
Martin 000-28SQ。トラスロッドではなく四角い金属棒がネックに仕込まれているタイプです。おかげで25年間ネックの調整要らず。

弦をポストに巻き付ける時には最初は穴から出ている先端の上を通して、2周目は下を通して3巻きほど。という中学の頃に習った教えを還暦の今も守っています。

2年ぶりで弾く新しい弦の張られたギター。素晴らしくいい音がします。
Gのコードを鳴らしただけで昨日までとまったく違う響き。生音なのにきれいなコーラスがかかったような音の広がりに驚きます。これが本当のこの楽器の音。
これからはせめて半年に一度は弦を替えよう。そうだ。スケジュール表に半年サイクルで替える日登録しよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コントラバスのCエクステンション(C装置)

2021年06月26日 | 音楽な話
「題名のない音楽会」の録画で弦楽器9人によるボレロの演奏を見ていました。
ひとつの楽器で同時に何役もこなす、という意図で編曲されたボレロはとても面白かったのですが、途中からコントラバスに何か違和感を感じました。
映像を止めて確認すると糸巻き部分に何か棒状のごちゃごちゃした機械のようなものがついている。これは何? 検索してすぐに正解が分かりました。
4弦のコントラバスの4弦は通常はミ(E)にチューニングしますが、4弦の指板をヘッド方向に延長することで長三度下のド(C)にするというメカニズムでした。
「Cエクステンション」とか「Cマシン」、または日本語で「C装置」というそうです。

ネットで色々調べてみるといろいろなタイプが存在します。アイデアそのものは近年のものではなく19世紀から存在していたようです。
E線の指板を延ばして、E、D#、D、C#の音程になる部分に機械式のカポがある。(下段左のタイプは何もないから自分で押さえる!)
題名のない音楽会で奏者の池松宏さんが装着していたのは上段中央のタイプのように見えました。
海外のメーカーで販売されていて、実際に取り寄せて装着した人の記録もいくつか読んでみましたが演奏はなかなか一筋縄ではいかないようです。

コントラバスは古典などの曲ではチェロと同じ音形をオクターブ下を引いていることが多い。
チェロの最低音はCですからそのオクターブ下が出ない4弦のコントラバスはEより低い音はオクターブ上げて演奏してその場をしのいでいます。
プロのオーケストラではE線より太い弦をもう1本付けた5弦のベースが多くて使われます。曲によってCもしくはHにチューニングします。
現代のベーシストは何もしないか、5弦にするか、エクステンションをつけるかを選択できるわけです。
私もこの界隈に長くいますが、今まで一度もCエクステンションを装着している奏者を見たことがありません。というかその存在を聞いたことすらなかった。
いつ頃から一般化してのか、それとも今でもかなり特殊なことなのか、一度その筋の人に教えてもらいたいものです。
コンバスの話で思い出したので、以下余談。



私は学生時代に一度だけコントラバスでステージに上がったことがあります。これは本番当日のゲネプロの写真ですが演奏会の前半はコントラバス。
曲目はベートーベンのpf協奏曲の1番とフィンランディア。

そんで後半はチェロ。なんでそういうことになったのか記憶がはっきりしませんが、前半が降り番になったのでじゃあ暇だからベース弾くってことになったのかな。
コントラバスが不足だったのかも。なんとなく不思議な思い出です。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Dメジャースケールを公園で

2021年06月14日 | 音楽な話

初夏です。散歩道にも花が溢れるようになりました。お布団も溢れています。

オカリナの練習をしたくて、教則本とプラスチックのオカリナを持って広い公園に来ました。人のいない場所を探します。
広い原っぱではすでに男性が先にケーナを吹いていました。(右の方の林の手前に立っている上下白っぽい服の人)
最初は演歌みたいなのを吹いていて尺八に聞こえたのですが、途中から曲がアンデスっぽくなってケーナだと分かりました。なかなかうまい。
同じ場所で吹いて邪魔をする訳には行かないのでここではダメ。

野球場とテニスコートの隙間は人通りがほとんどない場所なのですが、ここにも一人座ってまったりしている人がいました。

野球場のネット裏もいい場所なんですがベンチで睡眠をとられている方がいらっしゃいました。
結局人はいろいろな目的で公園の中でひと気のない場所を求めているんですね。

自衛隊の駐屯地の前のこの場所では、以前ホルンを吹いている人がいました。
この時は誰もいなかったのですが、十条駅側の公園の出入り口なのでまあまあ人が来る、トイレがあるのでタクシーの人も用足しに来る。

謎のコンクリートの壁が並んだこの奥でやれば音は聞こえても姿は隠せるかと思ったのですが、おそらくこの壁が反響版の役割をして無駄に音が遠くへ行きそうだ。
結局落ち着いて練習できそうな場所はありませんでした。

スケール練習というのはこういうやつです。
オカリナのレッスンに通い出して早1年半。独学では気づきようもないテクニックを教えてもらって上達して来ました。習う以前よりは。
ちょっと練習すれば吹けそうな曲を選んでやっているのですが、臨時記号で運指が複雑になるのが嫌いなので吹く調性は限られていました。
長調ならハ長調がト長調かヘ長調。少しがんばっても♯も♭も2個まで。これ以上は厳しいです。調性は全部で12種あるのにその半分も吹けないのは情けない。

そこで先月から、先生に曲ではなく基礎連を中心にしてもらっているのですが、これがなかなか難しい。そして面白い。
問題ないと思っていたハ長調のスケール練習でさえ指摘されることが余りに多い。
ロングトーンでの音程。十六分音符の粒が揃わない。メトロノームに合わない。複数の指を「完全に」同時に塞ぐ、同時に空ける、息と指が合わない。
どの指摘も全て言われればその通りで、今まで自分がいかに適当に気分だけで吹いて来たかを思い知りました。

指摘されたことに注意しながら繰り返すと何度目かでクリアできることもあり、できなくて次回持ち越しになることもあり。
これがゲームの面クリアを目指しているようでけっこう楽しい。なんだ基礎練習楽しいじゃないか。

若い頃は基礎練習は嫌いでした。だからどれもこれも物にならなかったのですが。
残念なことに基礎練習の有効さと楽しさを知った時には、若い頃より運動能力も経験記憶も著しく劣る身体になってしまいました。
でもくじけてはいられません。60歳でも地道に続けていればいつか開花する時が来ることは身近な家人が身をもって教えてくれています。
私もがんばります。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TNGダブルオカリナ

2021年01月24日 | 音楽な話

新しいオカリナを買いました。真ん中の青いやつ。TNGという台湾のメーカーのダブルオカリナです。
なんだかんだでこれで保有するオカリナは7本になりました。1本は兄からのもらいものなので買ったのは6本。

旅行や散歩でオカリナを持ち出すときは黒いプラスチックのものを持って行きました。3,000円程度ですが音が良いと入門用に人気の物です。
リュックの中に無造作に放り込んでもそれほど気になりませんし軽いし。
しかしやはり音域が狭い。最近吹いている「雪の華」とか「カブトムシ」のような曲を吹くには音が足りないのです。
昨年の夏にけっこうちゃんとしたトリプレットを買いましたが、それを旅行に持って行くのはちょっと怖い。
それでいろいろ検討して、品質の安定したメーカーで価格の安い陶器製のこちらに決めました。
同じTNG製で安価なプラスチック製のトリプレットと悩みましたが前に兄の家で吹いたときにあまりいい印象ではなかったので。

試し吹きもしないでAmazonで買うのは少々不安でしたが、まったく問題ありませんでした。私の好きなくっきりした音で見た目も悪くない。
重量が340gとけっこうあって、プラスチック製の140gの2.5倍もあったのはちょっと残念でしたがまあ想定内かな。お勧めできます。
Amazonで12,950円。2管目の高いCの穴はOsawaのと違って表面のHの横にあって人差し指で操作します。

オカリナの整列写真の横にはラぺのために部屋干しになっている人参がありました。彩り豊かな冬の11時。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんなところにTOTOが

2021年01月16日 | 音楽な話

部屋のロールカーテンを下げていたら、不意に意味のある文字列が目に入りました。
使っていないカーテンレールのフックをひっかけるやつがうまい具合に「TOTO」の文字に。おおお。

物の形が文字になると今まで見ていなかったものを急に認識する。
こういうのを「視覚のパーティ効果」と言わないかな。今、思いついたんですが。

ちなみに私がTOTOと言えばトイレのTOTOではなくてこっちの方です。ルカサーな方。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グレートバスリコーダー

2020年12月22日 | 音楽な話

山のようにリコーダーを持っている兄が使わない1本をくれるというのでありがたくいただきました。
古いゼンオンのグレートバスリコーダー。
通常のリコーダーカルテットなどで使う一番低い音を出すのばバスリコーダーと言いますが、それよりも4度低い音が出ます。
バスリコーダーは低いファの音までですがグレートバスリコーダーはその下のドの音まで出せます。
チェロの一番低い音と同じところまで出るのでうまく吹けるようになれば弦楽四重奏アレンジの楽譜がそのまま使えるようになります。

せっかくなので家庭内のリコーダーと並べて記念写真を撮りました。
左から
グレートバス
バス
テナー
アルト
ソプラノ
ソプラニーノ
クライネソプラニーノ
長さ的には一つとなりのリコーダーの四分の三。二つとなりのリコーダーの半分の長さになっています。だいたいね。



たくさんあるようですが大半がプラスチック管なのでたいしてお金のかかる趣味ではありません。(このあたりで止めておけば)
この半年ほどオカリナばかり吹いていてリコーダーがちょっとご無沙汰でしたが、これを機会にまた練習を始めようと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする