ありゃりゃサンポ

近現代の建築、町並みと橋が好き。
一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域をGPSで塗り潰し中。

幸魂大橋をレンタサイクルで渡る 西川口~志木

2021年04月13日 | TOKIO散歩
東京塗りつぶしマップで未踏の道を見ていて、この線を塗りつぶしたいと思っても有料の高速道路で徒歩や自転車では通行できないということがしばしばあります。
上でリンクした地図でも北区の少し上の蕨と和光市のあたりに湖を横切るくっきりした白い線が見えますが、これは東京外環道の一部で、車でないと通行できません。
・・・・とずーっと思っていたのですが、この湖を渡る部分には歩道があって徒歩でも自転車でも渡ることができるらしいんと知ってすぐに出発しました。

三度目のハローサイクリング。平均して1~4台程度のレンタル自転車が置かれていることが多い中でここ、西川口のナミキ駐輪場は50台を超える異様な在庫数。
西川口にそれほどの需要があるとはまったく考えられません。どこかで故障した自転車があればここから代車を持って行くみたいな「車両基地」なのかも知れません。

バッテリーが満タンでブレーキの調子もいいベストな自転車を50台の中から選び放題でした。少し走って蕨公園で記念写真。

目指すは彩湖。西北に走って県立蕨高校の少し北で路地の奥に聳えている外環道にぶつかりました。

しばらく外環道の高架の下を走ります。地図上は国道298号。

外環道と首都高5号線が交差する美女木ジャンクション。道路が何層にも重なっています。説明しよう。
上から①直進する首都高②首都高と外環道の交差点③直進する外環道④国道298号線の地上部分。そして見えませんがこの地下に大宮バイパスのアンダーパスがあります。
なんかすごいですね。普通のジャンクションに見られるループ部分を作る土地が確保できなかったので首都高と外環道は平面交差で信号があります。高速道路なのに。

歩道橋で外環道の北側に出るとスロープがありました。このスロープが幸魂大橋に繋がっているようです。

土手の上に出ました。地上だった国道とも同じ高さになりました。

荒川河川敷の上流側。

高架になっている高速道路がそのまま幸魂大橋に繋がっていくのでどこからが橋かという区別がつきませんが、たぶんモニュメントのあるここから橋なんでしょう。

1992年に完成した全長1485.9mの橋です。さすがに徒歩で歩いて渡ろうという人の姿はほとんど見られません。

まずは彩湖を渡ります。荒川第一調節池。通称が彩湖。この部分で幅が550m。先日の散歩で石神井川の調節池も見ましたがさすが荒川スケールが違う。

彩湖の中に3本の橋脚が立っていて2~4本目の部分がハープ橋になっています。スパンは200mを越えているので30年前としてはなかなかのもの。
内側が外環道上下4車線、その外側に国道298号線上下4車線。その外側に歩道。

彩湖に続いて荒川の本流を越えます。右手が戸田パブリックゴルフコース、左の朝霞水門の後ろに昔よく行った朝霞パブリックゴルフ場。

荒川を越えると国道と歩道は外環道から離れて下がって行きます。このままもう少し行けるところまで。

幸魂大橋を下りたすぐ先に上り坂があってこのような高さまで登ります。武蔵野台地へのとっかかり。

東上線の和光市駅。急行から各駅への乗り換えでしょっちゅうホームには降りますが改札の外は見たことがありませんでした。

和光市から川越街道へ右折。朝霞駐屯地の自衛隊広報センター前を通過。

黒目川を通過。昨日は徒歩でこの橋の下の遊歩道から道を見上げていたのでした。まさかこんな何もない場所に2日連続で来るとは。

朝霞駐屯地までは長い下り坂でその先は電動アシスト自転車でもきついくらいの登り坂でした。昨日ブログで書いた黒目川が武蔵に台地を削った渓谷を縦断したのでした。
坂を上り切って台地の上の志木街道で右折。立教大学の志木キャンパスがありましたが私の「教授顔」をもってしても中に入れそうな雰囲気ではなかったです。

志木駅で12時になったのでここでゴールに。レンタサイクルを返却できるポートも複数あってスムースに返却できました。

本日のポタリングコース。交差した昨日の黒目川コースも書いておこう。和光市に入る時のアップダウンは綾戸川の渓谷でした。
22kmを2時間半で。これ電車を使わないで家を起点・終点にしたら往復であと25km自転車で走ることになります。そういうのが好きな人も知っていますが私はいやじゃ。

本日のコースの高低差グラフ。なかなか激しい。地理と地形を体で体験するコースでした。
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