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ありゃりゃサンポ

近現代の建築、町並みと橋が好き。
一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域をGPSで塗り潰し中。

グレートバスリコーダー

2020年12月22日 | 音楽な話

山のようにリコーダーを持っている兄が使わない1本をくれるというのでありがたくいただきました。
古いゼンオンのグレートバスリコーダー。
通常のリコーダーカルテットなどで使う一番低い音を出すのばバスリコーダーと言いますが、それよりも4度低い音が出ます。
バスリコーダーは低いファの音までですがグレートバスリコーダーはその下のドの音まで出せます。
チェロの一番低い音と同じところまで出るのでうまく吹けるようになれば弦楽四重奏アレンジの楽譜がそのまま使えるようになります。

せっかくなので家庭内のリコーダーと並べて記念写真を撮りました。
左から
グレートバス
バス
テナー
アルト
ソプラノ
ソプラニーノ
クライネソプラニーノ
長さ的には一つとなりのリコーダーの四分の三。二つとなりのリコーダーの半分の長さになっています。だいたいね。



たくさんあるようですが大半がプラスチック管なのでたいしてお金のかかる趣味ではありません。(このあたりで止めておけば)
この半年ほどオカリナばかり吹いていてリコーダーがちょっとご無沙汰でしたが、これを機会にまた練習を始めようと思います。
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リコーダーカルテット

2020年10月04日 | 音楽な話

9月某日。
通っているオカリナ教室の音楽室を使ってリコーダー四重奏をしました。
私のオカリナの先生(左端)が11月にご出産の予定で、10月からお休みになるのでその前に楽しんでおきたいという私の希望です。
右端のグレートバスリコーダーの女性も先生の一人。どちらの先生もプロのフルート吹きですが、オカリナ、リコーダーも吹かれます。
で、私の隣が兄。今日はテナー。実家で二人で吹くというのはちょいちょいありますが、他の方も交えてアンサンブルをするのはそれこそ40年ぶりか。
長く生きているといろんなことがあるものです。

今回はプロに手伝ってもらって、上手く聞こえる演奏動画を録画しようという目論見もありました。
そのために仕入れたのがzoomのiPhone用ステレオマイクiQ7。単一指向性のステレオマイクと左右の音を拾うマイクとの組み合わせで音像の広がり方をコントロールできます。
ゲインもついているので大音量のライブハウスから今回のようなコンパクトな生音まで適正なレベルで録音もできます。何より小さくて軽いのがイイね。

演奏したのは「聖地エルサレム」「ブラームス交響曲1番終楽章の最後」「ジュピター」「ひこうき雲」の4曲。
エルサレムはELP版の栗コーダー編曲、他3曲は全音の3年ほど前に出版された金子健治さん編曲版。なんか普通のバロックとかあんまりやりたくなくて。早いの吹けないし。
2時間あっという間でした。ものすごく面白かった。やっぱりその筋の人が半分いると練習も一味違います。
残念だったのはアルトの私がエルサレムで最高音のFがひっくり返ってしまったこと。一度目はスムースに出たのに2回目コケて。
リベンジの3回目の力入り過ぎてすごく大きな音でビョーーと鳴りました。普段家では出るのになー。まあでも面白かったからいいや。
先生が無事に出産されて、またレッスンに復帰される頃には定期的になれるといな。
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Homeworld (The Ladder)

2020年09月13日 | 音楽な話

2か月に一度のYesな集まり。第98回。この時にしか着ないTシャツに今日はバンドのペンダントまでつけて出動。

マイクにはオリジナルのマイクカバー(昔の店名ハニーフラッシュをもじってハニースプラッシュと名付けられました)。
左端の若者が持っているのはラウド(Laud)というスペインの楽器。リュート(Lute)から派生したものです。背中はギターのように平らになっています。

RさんボーカルでアルバムLadderからHomeworldを演奏しました。取り合えずベースとしては落ちて彷徨うこともなかったので良しとしよう。
でも、そんな低いレベルで満足してちゃ駄目なんだけどな。写真は最後に歌とピアノだけになったところでほっと一安心している私(画面奥)。
ある若手の鍵盤女子の子は難しい一曲に挑戦するのに「この2週間、毎日6〜12時間鍵盤と向き合ってきた」とFBに書いていました。すごいね。
「破綻せずに最後まで行く」がゴールではなくてその先に行かないといけないのですが。でも演奏中はけっこう楽しかった。まいっか。

演奏中にどうしてもピックアップの切り替えスイッチに触って切り替わってしまう。と、スイッチをセロテープで固定しているBoss。
上の12弦のピックアップ下のトグルスイッチ見ると確かにその場所にスイッチってどうなのよと思わざるを得ない。

最後に登場したお店オリジナルラベルのスパークリングワイン。「オペラ座の夜」に秩父の守り神とアマビエが配されているありがたい物です(笑)
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トリプレット・オカリナ

2020年08月14日 | 音楽な話

都営新宿線で馬喰横山からすぐの所にあるプリマ楽器本社。新しいオカリナを選びに行きました。
オカリナは楽器によって音色も指使いも違います。どの楽器にも言えますがオカリナは特に振れ幅が広い。試し吹きは絶対に必要です。
でも、このタイプのオカリナを売っているお店は都内でもあまりありません。それなりにオカリナを揃えている銀座の山野楽器ですら種類は限定されます。
レッスンの時にどうやって買うか悩んでるという話をしたら、先生が卸しの会社であるプリマ楽器で試奏ができるよう手配してくれたのです。

試奏室で私を待っていたオカリナたち。普通のオカリナとは形が違う。幅も広いし大きいし穴もたくさんあいている。「トリプレット」と呼ばれるオカリナです。
通常の「シングル」タイプのオカリナは1オクターブ+5音くらいの高さまで音が出ます。
トリプレットオカリナには一つの個体の中に3つの高さの違うオカリナが入っていて、吹く穴も指孔も3種類が並んでいます。
この3種類を自由に行き来できることができればほぼ3オクターブの音域を持つ楽器として使えるのです。

同じような楽器に見えますが、それぞれ違う性格を持っています。
それほど頑張らなくても簡単にいい音が正しい音程で鳴るNタイプ。熟練した息遣いができる人が吹けばとても大きな音で豊かな表現ができるSタイプ。
それぞれの表面の仕上げの違いで、効率よく芯のある音色がする「漆仕上げ」。オカリナ本来のまろやかで広がりのある音が出る「ナチュラル仕上げ」
これで4種類。さらにこれらの機能をさらに高めた「μ」というシリーズも途中から出てきて、それら全部を吹き比べました。

白磁っぽい仕上げに手書きの絵付けがされたこちらは佐賀は鍋島焼の窯元とのコラボで作られた限定品。楽器としても素晴らしく工芸品としても美しい。

全部並べて記念写真。

紆余曲折ありましたが、最終的にうちの子になったのがこちら。Nタイプの漆仕上げ。
(一度は自由で輝かしい音色に魅了されてSタイプに決めたのですが、家に持ち帰って吹いて見るとSタイプのオカリナを正しい音程で吹くには
私が全力で吹き込むくらいの息の量とスピードが常時必要であることが分って、次の日にまた行ってNタイプに取り換えてもらったという失敗談あり)

吹き口が三つ。

音が鳴るウィンドエッジ部も三つ。
なかなかに難しい楽器ですが、2日練習してじんわりと分かってきました。3つの管の移動がとても難しいのですが今は伸びしろしかありませんから。

3年前にオカリナを始めた時、自分がトリプレットを使うことは100%ないと思っていました。
練習するうちにできることが増えてきて、そうなると今度は楽器自体の音域の制約によって吹きたい曲が吹けないことが悔しくなりました。
そうして今、手元にずっしりと重いトリプレットがある。人生って知らず知らずのうちに思わぬ方向に流れていくもんです。楽しい。

一緒に来てくれたオカリナの先生とプリマのオカリナ担当のF瀬さん。名刺には「オカリーナ」担当と書かれていました。掲載許可得なかったのでモザイクあり。
F瀬さんは2016年のマツコの知らない世界に出演してオカリーナを熱く語って来られた、そのスジでは有名人です。
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オーニングの下の1/8コントラバス

2020年07月24日 | 音楽な話

夏の西日が差す部屋に日除けが欲しいんだという友人との話で「オーニング」という言葉を知りました。
窓の上につける庇のようなもの。八百屋さんとかの焦点の軒先についていて、お店の人が曲がった棒を差し込んでくるくる回して引き出したりするアレ。
マンションでは取り付けることはできませんが、一軒家のリビングの前のテラスにあったら素敵ですよね。
その話の流れで、販売するサイトを見ていたのです。これはコウケンさんのオーニング紹介のページから。
すぐに左上の小さな画像に目が行きました。庭に面した日陰のテラスに椅子とチェロが置いてある。い感じです。

ところが。
この画像をクリックして拡大して見ると何かがおかしい。

私は画像を見た瞬間に強い違和感を覚えました。弦楽器に親しんでいる人ならみんなそうなります。が、一般の人は分からないかも知れません。
違和感の元は置かれている楽器。さっきサムネイル画像で見た時に「日陰のテラスに椅子とチェロ」って書きましたが、これはチェロではないです。
これはコントラバス。ボディの形。ネックとの接続部分。ヘッドについている金属製のペグ(糸巻)。すべてがチェロではないと言っています。
そもそもバイオリン属のひとつであるチェロと違って、コントラバスはヴィオール族というヴィオラ・ダ・ガンバに代表される別の種族の楽器なんです。

だがしかし。
後の椅子との対比から、この大きさはチェロのサイズなんですね。コントラバスはこれより遥かに大きいです。(チェロの大きさは120cmくらい。コントラバスは2m近くあります)
なのでサムネイル画像ではチェロとしか認識できなかった。
ということで、これはチェロくらいの大きさのコントラバスです。

世の中にチェロの大きさのコントラバスがないのかと言われれば、それはあります。
子供がバイオリンを練習する時に子供サイズ(分数バイオリンとかいいます)のバイオリンで始めるんですが、コントラバスにもそれはあります。
ありますが、本当に超々々々々々々々々珍しい。だってコントラバスを弾きたいという小学生や、子供にコントラバスを始めさせたい親が極めて稀だから。
ということで、窓の上の日除け商品の広告に分数サイズのコントラバスが登場するなんてことは通常だとありえないんです。

では、なんでこういう写真になったのか。
この写真を注意して見ると小さなコントラバスの他にもなんとなく違和感がある。椅子とか植栽とかもなにか現実感が薄いんです。
これは写真ではなくてCGです。PCで描いた絵。このシーンを描く時に普通だったらここに置かれるのはやっぱりチェロです。住宅の広告にはチェロ。
ここからは単なる推測なんですが、このCGを請け負った人がチェロとコントラバスの区別がついてなかったんじゃないかな。
楽器の3Dデータはたぶん素材として市販されています。ちょっと検索すればフリーの素材もいくらでもありました。
CG製作者はどこかからチェロの3Dデータを持ってこようとして、誤ってコントラバスのデータを使ってしまった。
大きさに関しては、何か参考にしたチェロの写真を見て椅子の大きさとの対比などで全長120cmくらいのサイズで使った。と。そんなところじゃないかと思う訳です。
一般の人にはそんなのどっちでもいいじゃんという話ですが。
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ダブル管のオカリナ

2020年07月18日 | 音楽な話

オカリナを始めて3年になりますが、まだその魅力にどっぷりはまっています。
柔らかで温かい音色。息遣いの違いですぐに変わってしまう音程。それを活かした多彩な表現。
リコーダーなど他の楽器と比べるとひ弱とも言える音量ですが、マンションで吹くのにはそれもメリットです。
オカリナを始めて3年と書きましたが、念のためにblog内で検索して見ると初めて触ったのが2017年7月18日のblogでした。
あらー、偶然にも本当にきっかり3年になるんですね。

現在うちにあるオカリナは5本。最初に買ったアケタの白いの。ちょっとハスキー過ぎて馴染めなくてすぐに買った赤いオオサワ。
適当に買った二重奏の楽譜を演奏するのに必要になって買った茶色がティアーモのテラコッタF管。
奥の黒いのは韓国製のプラスチックオカリナ Night by Noble。3,000円なのにまあまあいい音で売れ行きNo.1。持ち運び用です。
そして一番手前の黄色っぽいごろんとした奴。これが新顔で先日兄の魔窟を訪問した時に「要らないかやるわ」でもらったもの。
古いアケタのダブルのオカリナ。ダブルというのは一体のオカリナの中に普通のオカリナで出ない高い音が出る管が入っています。
中がどうなっているのか分かりませんが、右手で抑える穴が2列になっています。

2台分のオカリナが1つに合体している訳ですが。息を吹き込む穴もこのように二つ空いています。
左の穴で「ラシドレミファソラシドレ」まで吹けて、その先は右の穴に変えて「ミファソラシド」まで吹けます。
これで演奏できる曲がずいぶんと増えるのですが、右手も唇も二つを自在に行き来できるようになるには相当訓練が必要です。

上手い人たちはトリプルオカリナと言ってダブルよりさらに高い音を5つほど出せる楽器を使います。
そのうち始めるかもしれませんが、まずはダブルがある程度吹けるようになってからですね。
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兄の楽器館

2020年07月14日 | 音楽な話

江東区で一人暮らしをしている実兄のお宅を訪問して来ました。Rさんと結婚した直後くらいに行ったのが最初で最後だったのでほぼ20年以上ぶりです。
自分のことは聞かれても語らないタイプの兄なので、どういう暮らしをしているのかはほとんど分かっていませんでした。それほど積極的な興味もなかったし。
今年の新年会でうちに集まった時。この1年でオカリナ、リコーダーをメインに大量の楽器をオークションで入手し続けていることを聞きました。(兄の物欲編)参照。
その楽器を見て見たいという事で訪問する意欲が高まったのですが、コロナ騒ぎで何度かの延期を経て、この日の突然の訪問となった訳です。
まあ、なかなかすごかったです。
上の写真がリビングダイニングの全景。超広角レンズのせいで広く見えますが14畳くらいかな。
カメラががんばって明るく見せていますが、カーテンを閉めた部屋はこれよりはるかに薄暗くて魔窟っぽいです。
そもそも一週間ぶりに太陽が見えた日曜日に、しかも客人を迎える午後に、どうしてカーテンは閉められているのか。この先が思いやられる展開です。

左側壁一面は作りつけのクローゼットですが、この中は漫画本で埋まっているようです。
増えすぎたオカリナを収納するためにスライド棚を部屋の中ほどに置いたのでクローゼットの前が廊下のようになってしまいました。そこにも各種楽器が。

オカリナを収納する棚を買った後で小型の鍵盤楽器を2台買って、棚の前に置いてしまったので棚の中の物の出し入れが非常に困難になりました。

その鍵盤楽器の下も無造作にオカリナとリコーダーが積み重ねられています。

チェンバロの下も同様です。大きめのケースはバスリコーダー(5本くらい)とさらにおおきなグレートバスリコーダー(3本所有のうちの2本)。

いくつか珍しい楽器を出してきて披露しました。こちらはプサルタリーという弦楽器。三角形の共鳴箱に24本の鉄弦が張られていて両手で持った弓で演奏します。
聖書にもその名前が登場する古代の楽器です。私でもまったく知らない楽器だったので相当にマイナーな存在です。

こちらも14世紀ころから使われたクラヴィコードという鍵盤楽器。鍵盤を押すとタンジェントという金属片が弦に下から当たって音が出ます。
ピアノやチェンバロと大きく違うのは弦の長さは高音から低音までほぼ同じ長さで、音程は弦の端からタンジェントが当たる場所までの長さで決まります。

ハンドパン。ドラム缶を加工したスチールパンはご存知かと思いますが、その原理で持ち運べるように改良された新しい(200年頃誕生)楽器です。
撥や手で叩いて演奏します。打楽器なのに共鳴する音の持続が長くて上手な人が演奏するととても素敵です。

ハンマーダルシマー。弦を木の撥で叩いて演奏します。奏法や形状の違いで種類はいろいろありますがいわゆるツィター属と呼ばれる一群の中の英語圏での呼び方。

まだ他にもいろいろありそうでしたが。で、部屋にある楽器の大半は各種サイズのリコーダーとオカリナ。オカリナは100本以上あります。
こちらはヤマハのバスリコーダー。私もかつてはものすごく欲しかったやつです。

左手に持っているのがヤマハのバスリコーダー。右手がゼンオンのグレートバスリコーダー。大きさの比較です。グレートバスは私もいいのがあればそのうち買いたい。

グレートバスリコーダーとテナーリコーダーでのセッション。

オカリナ2本でのセッション。こうして見ると似たもの兄弟のように思われるかも知れませんが、生活スタイル、「生き方」が余りにも違う兄弟です。
ここに来ていろいろと思うところは多かったですが、止めておきます。まあ誰に迷惑をかけてるわけでもないし。
でもやっぱ言いたい。このままだとそのうちボケたり死んだときに処理に困るから減らしてください。お願いします。
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4xcameraとGO:MIXER PRO

2020年04月27日 | 音楽な話

画面を分割してひとりで複数のパートを演奏した動画を公開しているのに長年憧れていたのですが、私にはハードルが高いと感じていました。
動画編集ソフトというのがどうにも難しくてめんどくさそうで。
Rolandがそれをスマホだけで簡単にできる4xcameraを2年ほど前に公開していたことを知って早速試してみています。
スマホだけでできるといいつつ、やはり道具から入りたいタイプの私ですのでiPhoneに直接繋げるGO:MIXER PROという名のミキサーも買いました。
二つ並んでいますが、最初左のを買ったらそれは多重録音には不向きなものと分かり(できなくはないんですが大問題あり)すぐに右の少し大きいのに買い換えました。

とりあえずリコーダーでアンサンブルをしてみようということで、めったに使わないバスリコーダーも出してきて録音して見ました。

普通ならここで動画を貼りたいところですが、厚顔無恥上等がモットーの私でさえ、人前に出すのがはばかられるようなのしかできなかったので今回は静止画です。
ネット上に無数にある人さまの演奏を見てほんとうにみんな上手くて感心します。ネットって劣等感を煽りますよね。

これは4xcameraの編集画面です。アプリとしては4画面の合成しかできないんですが、合成したものをさらに合成するという方法でパート数はいくらでも増やせます。
これだと右上は4本のリコーダー(S,A,T,T)でまとめて、その動画にバスをまとめて、その動画にギターを足しているという場面です。演目はZeppelinの『天国への階段』序盤だけ。
これにRさんにボーカルを吹き込んでもらいたいのですが、Rさんが聞いても分かるほどのズレっぷりでやり直し。
アプリの仕様上のレイテンシー(音の遅延)ではなくて純粋に私のリズム感が悪すぎるための走ったり転んだりモタったりです。アンサンブルにおける三重苦揃い踏み。
それでも長年の夢が少し手元に近づいて、やっているとあっという間に時間が過ぎて楽しいです。STAY HOMEの良いおともだち。

Rolandに期待したいのは、まずは編集機能にPANをつけて欲しい。
次にトラックごとにシンプルなリバーブが付けられるようにして欲しい。
それから失敗した時に心が傷つかないようにパンチイン&アウトができるようにして欲しい。
で、そこまでやったらそれ以上機能を増やさないで欲しい。機能が増えると私が使えないおもちゃになるので。
以上です。坪井さんよろしくお願いします。
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オカリナレッスン

2020年03月07日 | 音楽な話

1月から月に2回、オカリナのレッスンに通っています。
フルートがメインですがリコーダーとオカリナのレッスンもやっている教室で講師は5人くらいいるのかな。
写真でモザイクがかかっているのが私の先生で、本業はやっぱりフルートですがオカリナのユニットも組んでいてコンサート活動をしています。

楽器を習うのはずいぶん久しぶりで、15年くらい前にリコーダーのレッスンに1年ほど通って以来か。
スクールの基本方針が細かいテクニックよりまずは美しい音色だというところが気に入ってこちらに決めました。
まだ4回ほどしか通っていませんが、行くたびに自己流では知りえなかった様々な技術やコツを教えてもらって、なかなか意味のあるレッスンになっています。

習ったことを忘れないように時々記録しておこう。
①高いEとFの時の楽器の支え方。Fは全部の指を離すので楽器の保持が難しい。左手人差し指中ほどで押すか、右手の薬指、小指を巻き付ける感じにします。
 どの形が良いかはその時に吹いている音符の前後関係に拠るのでそのあたりは曲によってアドバイスをもらいます。
②ビブラート。リコーダーのレッスンはルネサンスかバロック期中心だったのでほとんど習わなかったビブラート。基本は息の強弱でやります。
 ビブラートの早さ、深さ(音量の変化、音程の変化)の度合い。実音に対してどの程度上に振るか下に振るか。曲のどこでビブラートを活かすか。
 こういうのは具体的に口頭で指示されるわけではありませんが、真横で一緒に吹かれるとものすごく勉強になります。
③高いEとFを楽に出すために楽器を左鎖骨の方向に寄せていく方法。息の吹き込まれる方向で発音の反応が変わります。
④私が基本的に走る(早くなる)傾向にあるのですが、その原因がタイの付いている音符の音価が短くなる癖にあることを指摘されました。そうだったのか!
⑤オカリナの音程は穴の場所ではなくて穴の面積に拠る。閉管って不思議です。
⑥楽器の違いによる息の吹き込みからの違い。オオサワのは発音しやすいのでゆっくり柔らかく。アケタのは咥えを浅く、斜めに構えて細く早い息で。
 最初に買ったアケタのオカリナが使いにくかったのは楽器の特製を理解していない私がいけなかっただと知りました。

レッスンはたいていの場合デュエット曲を使って二重奏で演奏。演奏後になんらかの指摘をもらう形で進めます。疑問があればこちらからなんでも訊く。
レッスン中の生徒とのデュエットでもプロの音楽家はただ吹くだけでなくしっかり歌い込んできます。
メロディがあればそれは単なる音程の流れではなくて「歌」なんだということ、そこに何かを表現しないといけないんだということを強く感じます。
デュエットのパートを入れ替えて演奏する時に、さっき先生がやった歌い方を思い出して真似をする。こういう経験が一番勉強になっています。

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イングリッシュハンドベル講座#1

2020年02月06日 | 音楽な話

イングリッシュハンドベルの初心者向け3回限りの短期講座に参加しています。今週から週一で3週間。

きっかけはFacebookでの知人がシェアしたこのチラシを見たから。
私自身は完全に初体験。ハンドベルという楽器には昔から強い興味がありました。一つのメロディを音の高さでぶつ切りで分担するという表現が不思議でたまらない。
チラシを見てすぐに参加を決めましたが、最低4人集まらないと開講されないらしい。友人何人かに声をかけたら二人が参加すると言ってくれて。ありがたや。
会場の音楽教室に行ってみると私たち3人の他に2人別々の参加者がいて、合計5人でめでたく開講となりました。

最初に簡単な楽器の構造の説明があって、ベルの鳴らし方、音の止め方の説明。鳴りっぱなしにすると音が濁ってわんわんなりますから鳴らすより止めるのが重要。
理解し難かったのは、ベルを鳴らす前の準備動作。ベルを鳴らす直前や一拍前ではなく、全音符を鳴らす場合は全音符分、予備の腕の回転動作が必要なんだとか。
確かに動画で見て見ると両腕は普通の打楽器のように前の拍で振りかぶるのではなく音楽のテンポに合わせて、回転する動きが続いている。
しかし、二つ後で鳴らす音のことを考えて左右の腕がずれた回転運動をさせるのは非常に難しい。とりあえず、このことは一旦無視することにしました。

5人並んで、奥からドレ/ミファ/ソラ/シド/レミと担当する音を決めて。私は一番右にいたのでレミ。左手が高いレで右手が高いミ。
最初にゆっくりと和音を鳴らしてみて、次に下からドレミファソラシドレミファソと上がって、また下るというのをやって(先生が高いファとソ)
じゃあ、曲やって見ましょうと渡されたのがこの楽譜。第9の歓喜の歌。童謡か何かの単音メロディで練習するのかと思ったら、最大4声のポリフォニックな譜面でびっくり。
私は高いレとミなので音を出すのはマーカーで印をつけたところ。ほとんどの音は旋律となる音なので楽な方でした。楽譜にオレンジで塗ったところ。
ところどころ水色が出てくるのはメロディではない音。この個所はその日のうちには音は出せませんでしたが、家で予習できれば大丈夫だろう。
あと2回の講習でどこまでできるようになるのか。楽しみです。


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新春Recorder Brothers 兄の物欲編

2020年01月15日 | 音楽な話

ここ数年、家族の新年会はうちでやることが定例化している。
うちでやる方がいろいろと遊びやすいし、それに晴れてさえいればエアコンなしで室温は25度を軽く超えて過ごしやすい。(実家は寒い)
こちらもそれほど手間も気も使わずに迎えられるので、わざわざ実家まで行くより楽。
前日に大山ハッピーロードのの渡辺鮮魚店でお刺身と魚系のつまみを買って、あとは手羽元と大根を煮てサラダを出した。

今回、兄は最初にリコーダーを出してきた。写真上から1,3,4本目が兄の。2,5本目が私の。キュング、メック、コルスマ、メック、メック。

食事がひと段落したら兄弟笛タイム。今回はルーパーという簡易レコーダーも使って二人で四重奏の録音にも挑戦した。
相変わらず兄弟で会話は少ないけど音を合わせるのは面白い。

一昨年、定年退職した兄はいくつかの会社とコンサルタント契約を結んで、それほど時間を取られずにそこそこの収入を得られている。
そのあたりは、さすがという感じ。

それで時間と経済の余力を元手に、ヤフーオークションを中心にして好きな楽器をやたらと買い漁っているらしい。
上の写真のコピー用紙2枚は昨年の8月から年始までに手に入れた楽器のリスト。5か月で45本の楽器が並んでいる。
購入金額も書かれていたので、電卓を片手に全部足してみたら国産の新車が買えるくらいの額にはなった。
中にはチェンバロや私の背丈より大きいリコーダーなども含まれていて兄の家が楽器で埋まっていることは想像に難くない。
本人のお金なのでどう使おうが買ってなのだけど、還暦を越えてそれだけの物欲が残っていることもすごいなと素直に思う。
こちらとしては、なかなか吹くことができない高級なリコーダーを自由に試すことができてありがたい限りなのだが。
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an evening of yes music night #96

2020年01月14日 | 音楽な話

いつものセッション。当然ながらあけさんメモリアル的な会になりましたが、まったく湿っぽさはなく。いつもよりはじけた感もありました。

久しぶりに「America」を弾きました。
表明者がアッペさんで、すぐにあけさんが便乗したのですが、私は一度アッペさんのギター相手に気楽に弾いてみたかったので、
あけさんにお願いしてベースの担当を譲ってもらったのです。結局ギターも直前にBOSSに代わったのであまり気楽には弾けなかったけど。
こみるさんデータベースによるとあけさんはこの曲を通算で22回も演奏していたそうです。まさにここでの代表曲でした。
失敗が許されない状況でまあまあ弾ききった感はあります。許されないと言いつつコーダでけっこう違うこと弾いたけどいのいいの。


2011年。2夫婦で結成したヨークマーツという幻のバンドのライブの後の打ち上げ飲みの写真↑。
たっぷりビールを飲んで珍しくギターを弾くあけさん。

報せを聞いた直後から、旅から帰国した日に亡骸と対面、告別式とありましたが、未だに一滴の涙も出ず。
テレビドラマだとあれほど緩い私の涙腺が、なぜ現実世界の話だとまったく緩まないのか不思議です。
泣いている人がうらやましい。涙と一緒に溜まっている澱を全て押し出してすっきりしたいです。でもたぶんそういうことはない。
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座席表が印刷されたチケット

2019年11月08日 | 音楽な話

タイトルだけで全てを語りつくした感もありますが。

先日の高崎芸術劇場での群馬交響楽団の定期演奏会チケット。
電話で申し込んでチケットは数日後に郵送されてきたのですが、見るとチケットに座席表が印刷されていて「お席はここです」と吹き出しが書かれていました。
いやー、すごいな群馬交響楽団、というかたぶん高崎芸術劇場が導入した最新の発券システムかな、知らんけど。
以前、チケットが入っている袋の裏側に座席表が印刷されているのは見たことがありますが、積極的に「ここです」と教えてくれるのは初めて見ました。

ちなみにですが。
そんなすごいチケットを送ってきた群響ですが、チケット料金の支払い方法は同封されている郵便為替で郵便局に行くしかなかったです。
ネットで銀行振り込みとか、なんとかペイとか使えない。で、郵便為替だとコンビニでの振り込みもできないので雨が降る中、郵便局まで行ってきました。
最新のチケットと最アナログの対比が面白かったです。
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東京とマテーラのIL VOLO

2019年07月19日 | 音楽な話
どんよりした空模様が続いている中、TVで流れるニュースも胸が塞がれるようなものばかり。時おり、時代を正視するのがしんどくなっている自分に気づきます。
仕方ないので当たり障りのない番組の録画を見たりするのですが。東北旅行の間に録画されたのを見てたらこんなのがありました。

題名のない音楽会「3大テノールの再来! 今世界が注目する イタリアイケメン3人組の音楽会」

IL VOLO。イル・ヴォーロ。
若手のテノールトリオとして世界中で活躍しているんだそう。新世代の三大テノールという売りですが、活動としてはオペラの舞台というよりPOPS主体のようです。

今年の5月には来日もしていて、東京と横浜で公演していました。私は声楽方面にも疎いので全然知りませんでしたが。

で、ここらへんでちょっと記憶に引っかかるものがありました。若手のテノール3人、イタリア、、、、イル・ヴォーロ、、

これだ。6月のイタリア旅行でマテーラに行った時に岩山の前の広場に作っていたステージ。
これはイル・ヴォーロが歌うためのステージを作っていたんです。ステージのひな壇の後ろに「IL VOLO」のイルミネーションが見えます。

こちらは別の人が撮影してくれた写真。私が写ってます。この日が6月12日。コンサートは4日後の6月16日でした。
マテーラで行われた実際のライブ映像がありました。

あと羽生弦選手の2017-18シーズンのエキシビジョンの「白鳥」もイル・ヴォーロの音源だったようです。

マテーラでガイドさんが「3人の若手テノール歌手が~」って確かに説明していました。
今だったら「え!あのイル・ヴォーロがここで歌うんですか!?」って激しく反応で来ただろうに、知らなかったんでスルーしちゃいました。
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92回目のセッション

2019年05月16日 | 音楽な話
令和最初のセッションは総勢40名以上が集まる大盛況でした。
基本的にはイエスの曲を一発合わせする集まりなんですが、多少は選曲の枠組みも広げられていて、
イエスのメンバーが参加していれば可(ASIAやUK、別のアーティストのアルバムにゲスト参加している曲など)、
プロデューサーが同じ(エディ・オフォードやトレバー・ホーン、ブルース・フェアバーンなど)とか。

まあ、ここまでは音楽的な要素もあるのでいいんですが、一番ゆるい縛りがアルバムジャケットのデザインが同じ。
有名なところでロジャー・ディーンとヒプノシス。
特にヒプノシスは手掛けたアルバム数が無数と言えるほど多いのでそれでOKということなら本当になんでもアリになってしまいます。
今回だとWingsのSilly love songs,Venus and Marsメドレー、Led ZeppelinのAchilles Last Standなんかがそれ。
数曲こういうのが混じってくるとカレーを食べてるときの福神漬けみたいで変化がついていいです。多すぎると困りますが。

今回も1曲だけ、「南の空」を地味に弾きました。ぎっくり腰上がりだったので楽器は持って行かないで友達のを借りました。

来日公演の度に増えるので、タンスにけっこう溜まってしまっているバンドTシャツ。

1回目から89回目まで集合写真なんか撮らなかったくせに90回で一度やったらその後は毎回撮るようになりました。
40名もいるとまったく面識のない人もかなり多くいます。お店も広いので5時間以上いたのに話をした人はせいぜい10人くらい。
周囲は賑やかなんですが、なんとなく逆に寂しい気持ちがするのはどうしてかな。
この場所の1/4くらいの面積のお店で20人ちょっとがひざを突き合わせてやっていたあの頃を少し懐かしく思いながら帰りました。(2019.5.11)
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