リサ・ラーソンのテーブルデザイン
みなさんこんにちは!
今日はリサ・ラーソンさんが制作された家庭の食卓を飾る素敵な作品をご紹介いたします
◆リサ・ラーソンとグスタフスベリ社時代にデザインした食器
グスタフスベリ社で最も量産された食器シリーズは、手描きの装飾が施されたマチルダシリーズです。
鮮やかなブルーと手書きの装飾がとても素敵で爽やかなデザインです
左から順に皿、鉢、カップ/マチルダシリーズ 1960年代 © Lisa Larson / Alvaro Campo
このシリーズ以外にも家庭の食卓を飾る素朴なテイストのキャンドルホルダー「ストロングシリーズ 」
キャンドルホルダー/ストロングシリーズ製造1968 -1970年 © Lisa Larson / Alvaro Campo
ゴールドの装飾が施されたキャンド ルスタンド「トランペットシリーズ」
キャンドルホルダー/トランペットシリーズ製造1969 -1972年 © Lisa Larson / Alvaro Campo
貯金箱やランプシェードなどがグスタフスベリ社のためにデザインされました。
ブタのライトホルダー(原型作品) 1965年頃 © Lisa Larson / Alvaro Campo
ブタの貯金箱 製造1965年 © Lisa Larson / Alvaro Campo
◆グスタフスベリ社退社後にデザインされた食器
リサ・ラーソンは1980年にグスタフスベリ社を辞めた後、様々なメーカーから仕事を受ける機会を得ました。
1980年代中頃、スウェーデンの百貨店 オレーンス(Åhléns )のためにデザインしたヤングシリーズは日常の食器として大人気となり大量生産されました。
鉢、カップ、皿/ヤングシリース 1988 -2005年 © Lisa Larson / Alvaro Campo
こちらは、おさけとり(金)/ジャパンシリーズはとっくりとおちょこのセットです。
白磁に上品な金色の装飾がとても美しいですよね。こちらは丈夫で長く使うことができる波佐見焼の陶磁器です。
注ぐのも、注がれるのも楽しくなるデザイン
おさけとり(金)/ジャパンシリーズ 2015年 © Lisa Larson / Alvaro Campo
ブログでご紹介した作品は8月30日(日)までいわき市立美術館にてご覧いただくことができます
いわき市立美術館
〒970-8026
福島県いわき市平字堂根町4-4
tel.0246-25-1111
■会期
2020年7月18日(土)〜8月30日(日)
■休館日
毎週月曜日(ただし、8/10は開館)
年末年始(12月28日から1月4日まで)
■時間
午前9時30分から午後5時まで(展示室への入場は閉館30分前まで)
注:7月、8月の毎週金曜日は、午後8時まで開館
■入場料
- 一般 1,000円(800円)
- 高・高専・大生 500円(400円)
- 小・中生 300円(240円)
注:( )内は20名以上の団体割引料金
■アクセス
【電車】JR常磐線・磐越東線いわき駅より徒歩12分
【高速バス】高速バス(東京-いわき線、会津若松・郡山-いわき線、福島-いわき線)平中町バス停より徒歩3分
【自動車】常磐・磐越自動車道いわき中央I.C.より15分
リサ・ラーソン展は下記会場を巡回します。
北海道立函館美術館 2020年10月3日(土)〜11月29日(木)
大分市美術館 2021年1月8日(金)〜2月21日(日)
新潟市新津美術館 2021年4月10日(土)〜6月13日(日)