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アートインプレッション

株式会社アートインプレッションは、美術展の企画を主な業務としている会社です。

Bunkamura ザ・ミュージアム「レーピン展」プレスレクチャー 

2012-08-10 15:27:24 | レーピン展
国立トレチャコフ美術館のキュレーター
イリーナ・カピィリナさんによる、プレスレクチャー


昨日ご紹介した、Bunkamura ザ・ミュージアムで開催されている
「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン」展 ですが、
実は、レセプションに先駆けてプレス向けのレクチャーも行われていました。

トレチャコフ美術館のキュレーターのイリーナ・カピィリナさんは、
レーピンや作品にまつわるエピソードをたくさんお話しくださいました。


たくさんの方が取材にいらしてくださいました。



《思いがけなく》の前で。何かとエピソードの多い作品。
レーピンは主人公の顔を3度も書き直しているそうで、
当初は女性が描かれていたそうです。

  
《ワルワーラ・イスクル・フォン・ヒルデンバント男爵夫人の肖像》等身大サイズの作品ですが、当時のロシアにおいて最先端のファッションに実を包んでいるそうです。また、描かれている夫人は社交界の華といわれていて、周囲の羨望のまなざしを集めていた方だとか。このちょっと気取った表情からもそんな雰囲気が伺えますよね。
            

上記以外にも、たくさんのお話を伺えましたが、共通するのはレーピンの人に対する温かく、かつ強いまなざしのような気がします。
だからこそ、一枚の絵からいろんな感情が呼び起こされてくるのか・・・などと感じでしまいました。
記者のみなさん、きっときっと良い記事を書いてくださると信じてます!!

そして、最後には現場にいたスタッフで記念撮影!


左より:弊社スタッフ木村はるか、Bunkamura ザ・ミュージアム国川桃子さん、弊社スタッフ近藤あや、通訳鈴木功氏、イリーナさん、Bunkamura ザ・ミュージアム宮澤政男さん、弊社代表市川飛砂




レーピン展 オープンしました!

2012-08-09 15:00:54 | レーピン展
レーピン展 開幕しました!!
オープニング・レセプションの様子




レセプション会場の様子

8月4日より、東急渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムにて、「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展」が開幕しました!

当日は沢山の方がお越し下さり、とても賑やかに
ついに展覧会が始まるんだと、一同そわそわしています。


写真左より 弊社スタッフ 近藤あや / 弊社代表 市川飛砂

レセプションでは東急文化村代表取締役社長の渡部惇さんをはじめ、在日ロシア大使館、国立トレチャコフ美術館の方々からご挨拶を頂き、ロシア近代絵画の巨匠イリヤ・レーピンの回顧展にふさわしい、華やかな幕開けとなりました
ご出席、ご挨拶頂きました皆さまに改めて感謝いたします。


Bunkamuraザ・ミュージアムディレクター 木島俊介さんによる乾杯のご挨拶

展覧会は10月8日まで開催されますが、閉幕間際は混雑が予想されますので、お早めのご来場がお勧めです。
また、会期中は亀山郁夫先生の講演会をはじめ、展覧会関連イベントもございますので、お誘い合わせの上、お楽しみ頂ければ嬉しいです。



Bunkamura ザ・ミュージアム
■JR山手線 渋谷駅ハチ公口より 徒歩7分
■東急東横線・東京メトロ銀座線・京王井之頭線 渋谷駅より 徒歩7分
■東急田園都市線・東京メトロ半蔵門線・東京メトロ副都心線 渋谷駅より 徒歩5分

詳しくはBunkamura 交通情報をご覧下さい。

Bunkamura ザ・ミュージアム公式ホームページ (http://www.bunkamura.co.jp/museum/)




レーピン展 オリジナルしおりが届きました

2012-07-30 15:28:05 | レーピン展
国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展
オリジナルしおりが届きました!!



Bunkamura ザ・ミュージアムで開催される「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン」展8月4日(土)の開幕までいよいよあと5日となりました!!

会期中は都内複数の書店にて、下記のしおりを設置して頂いています。
先日事務所にも届き、皇女ソフィヤの迫力に人気が集まりました。
皆さんも書籍購入の際にはぜひお好みのしおりを探してみて下さい!





Bunkamura ザ・ミュージアム
■JR山手線 渋谷駅ハチ公口より 徒歩7分
■東急東横線・東京メトロ銀座線・京王井之頭線 渋谷駅より 徒歩7分
■東急田園都市線・東京メトロ半蔵門線・東京メトロ副都心線 渋谷駅より 徒歩5分

詳しくはBunkamura 交通情報をご覧下さい。

Bunkamura ザ・ミュージアム公式ホームページ (http://www.bunkamura.co.jp/museum/)

ロシア近代絵画の巨匠、イリヤ・レーピン

2012-07-18 17:10:58 | レーピン展
ロシア近代絵画の巨匠、イリヤ・レーピン


8月4日、渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムにて開幕の「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展」。
ロシアでは文学におけるトルストイ、音楽におけるチャイコフスキーと並んで、近代絵画の巨匠と称されるイリヤ・レーピンですが、日本では初めての本格的な回顧展ということもあり、あまり馴染みのない方も多いのではないでしょうか?

そこで....

レーピンについて、作品と合わせて少しずつご紹介したいと思います!!


《チュグーエフ近郊のモフナチ村》1877年 水彩、ホワイト、鉛筆・紙

上の絵は、レーピンが生まれたウクライナの小村チュグーエフに程近い、モフナチ村で描かれたドローイングです。レーピンは13歳でチュグーエフの陸軍地形測量学校に入学して水彩画を学んだのち、教会でイコン(聖像画)を描く画家たちのもとに修業に出ます。しかし19歳の時にプロの画家となるべく美術アカデミーへの入学を志し、乗り合い馬車と鉄道を乗り継いで、帝都サンクト・ペテルブルクまで約3週間かけて上京。翌年晴れてアカデミーに合格したのでした。


《浅瀬を渡る船曵き》1872年 油彩・キャンヴァス

アカデミー入学後は、学生サークルでの熱心な議論や画家イワン・クラムスコイの影響を受けつつ、《ヤイロの娘の復活》で大金メダルと6年間の給費留学生の資格を取得するなど、徐々に頭角を表していきます。
そんなレーピンの名声を一気に高めたのが1873年に完成した《ヴォルガの船曵き》でした。
ペテルブルク郊外のネワ河で牛馬のように働く人々の姿をみたことをきっかけに、ヴォルガ河に場所をかえて少しずつテーマを深めたこの作品は、ドストエフスキーや「移動派」を擁護した批評家スターソフにも認められ、ウィーン万国博覧会に出品されることになります。
完成に至るまでに幾つもの習作を制作したり、完成後も違うバリエーションを描くなど、熱の入れようも相当なものでした。

今回は、《浅瀬を渡る船曵き》をはじめ、出世作《ヴォルガの船曵き》にいたるまでの試行錯誤の過程を、油彩画、デッサンを通して初めてご紹介します。
これが構想段階かと驚くような作品ばかりですので、ぜひ楽しみにご覧下さい。

(c)Text, photos, The State Tretyakov Gallery, 2012


Bunkamura ザ・ミュージアム
■JR山手線 渋谷駅ハチ公口より 徒歩7分
■東急東横線・東京メトロ銀座線・京王井之頭線 渋谷駅より 徒歩7分
■東急田園都市線・東京メトロ半蔵門線・東京メトロ副都心線 渋谷駅より 徒歩5分

詳しくはBunkamura 交通情報をご覧下さい。

Bunkamura ザ・ミュージアム公式ホームページ (http://www.bunkamura.co.jp/museum/)

国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展 Bunkamura始動!!

2012-05-15 18:12:21 | レーピン展
国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展 
Bunkamura始動!!


Bunkamura ザ・ミュージアムにて8月4日から開催される「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展」。
展覧会の詳細が掲載された冊子、「B・PRESS」(東急文化村 広報室発行)が配布されています。



今、着々と開幕へ向けて準備中なのですが、
こうやって、広報物も出てくると、うれしいと同時に緊張しますね!
これから、このブログでも少~しずつ展覧会をご紹介していこうと思っています。

この展覧会は、日本で初めての本格的な個展となるレーピン。
レーピンという画家にも馴染みのない人は多いと思いますし、
レーピンのご紹介からしていこうかしら?

まずは、この冊子を見かけたら、是非お手にとって熟読を!!

国立トレチャコフ美術館所蔵「レーピン」展 開催決定!

2012-03-23 11:12:53 | レーピン展
国立トレチャコフ美術館所蔵
「レーピン」展 開催決定!



©The State Tretyakov Gallery


ブログでは初めて掲載する展覧会情報
国立トレチャコフ美術館所蔵「レーピン」展 を開催することになりました!

レーピンは、19世紀後半のロシア美術を代表する画家。
ロシア美術の殿堂であり、世界最大のレーピンのコレクションを誇る
国立トレチャコフ美術館の協力のもと、レーピンの初期~晩年に至る
歴史画、風俗画、肖像画など約80点の作品から、彼の画業を辿る
日本で過去最大のレーピン回顧展となります。


会期・会場は下記の通りに予定されています。

Bunkamuraザ・ミュージアム 2012年8月4日~10月8日
浜松市美術館         2012年10月16日~12月24日
姫路市立美術館        2013年2月6日~3月30日
神奈川県立近代美術館 葉山   2013年4月6日~5月26日

これから、展覧会開催に向けて着々と準備をしていきます。
ブログにいろいろと情報をupしていきたい思いますので、お楽しみに