日本の皆さま、たびたび南半球赤道直下からこんにちは。
只今バリ島の〝裏〟をスケッチ旅行同行しております
サクラアートサロン大阪・裏バリ島特派員の弓手です。
一般的なバリ島旅行ではまず訪れない
〝裏側のバリ島秘境〟へ
向かうため、小型マイクロバスに
分乗してガタガタ道を進みますと、
ジャングルの奥に棚田が
少しずつ見えてきました。
「ジャティルイ棚田」という、昨年初めて
バリ島唯一の世界遺産となった
秘境へと到着しました。
皆さんも一気に画欲を
駆りたてられたようでした。
スケッチ旅行専門の添乗員・杉井氏が
雨の場合も想定して、絶景の高台にある
田舎レストランのテラス席を前もって
予約して下さっていて、
皆さん迷わず陣取られました。
弓手も迷わず陣取らせていただきました。
やはり杉井氏の想定通り?、
雨が降ってまいりましたが、
これがまた幻想的で、
ますます画欲を駆りたてられました。
やはりロケーションとコンディションは
スケッチ旅行では大切です。
皆さん快適に「ジャティルイ棚田」
の絶景を
じっくりスケッチされてました。
外人さんの別のツアー
(ウチらも外人ですが・・)のお一人が、
スケッチ帳片手に同席されました。
スケッチしてたら言葉の壁なんてありませんね。
長年スケッチ旅行を専門に数々の先生方や
教室旅行に添乗されている杉井氏は、
当然観る眼も肥えられているワケですが、
「弓手先生のグループすごいですね!
レベル高いですね!
みんな個性的というか、
ご自分のスタイルで魅力的なスケッチを
皆さんされていて驚きました!」
って、社交辞令?でもお褒めくださいました。
・・普通、先生の絵に皆さん似ていることが
往々にしてありがちで、上手く描くというのは
先生の絵に近づくという感じになりがちだと、
話されてました。
・・弓手式のコテコテスケッチを
今回は奨励していて、
画材準備や下地処理してからのスケッチなど、
ある意味で弓手スタイルに似た方々も
今回は沢山居られますが、
それも承知でそう言ってくださることは
弓手としましては嬉しいことです。
う~ん・・どうでしょうか?
やっぱり弓手スタイルに似てますかね?
いや、皆さん一心不乱に裏バリ島の秘境
「ジャティルイ棚田」を
夢中でスケッチされている姿は、
杉井氏のお言葉の通りだと思うことにいたします・・。
さて、弓手も一心不乱に「ジャティルイ棚田」を
4号×4枚の下地処理した水彩紙にコテコテスケッチ
させていただきました。その工程をご紹介します。
「ジャティルイ棚田」のスケール感は、
なかなかこんなスケッチや画像では
伝わらないかも
しれませんが、
日本の我が地元奈良の明日香村の稲渕の
千枚棚田の50倍くらいはあろうか
という規模でした。
・・明日香村の稲渕の棚田って何?
って方はネットで調べるか
訪れてみてください。
その50倍のイメージです。
ジャティルイ棚田に打ちのめされた後、
更にバリ島の奥地へと移動しましたら、
こんな(写真)行列に遭遇しました。
延々数百人くらいのこんなバリ島の民族衣装?
のお祭り?の行列でした。
出くわしたのは南国赤道直下に
ありながら、
標高1000mを超える高地にある、
神々の集まる島であるバリ島の
更なる神さまの地、
「ブラタン湖」というところです。
ここでも雨靄に覆われた神秘的な
風景に出会いました。
ジャティルイ棚田で、
充分お腹一杯な感じでしたが、
更なる秘境の神秘的な風景を皆さん
またまた集中してスケッチされてました。
・・標高1000mにある赤道直下
バリ島の湖、
ということは、ここに流れ込む水は更に
高い山々からくるワケです。
この「ブラタン湖」の周りの山々は
2000mを超えるそうです。
そしてバリ島には標高3000mを超える
日本アルプスくらいの山並みもあるそうで、
赤道直下にして肌寒さを感じられる、
まさに神さまの地、神秘的な秘境でした。
弓手も小一時間、この神秘的な秘境の湖と
「ウルン・ダヌ・ブラタン寺院」の
エキゾチックなシルエットをスケッチ
させていただきました。
・・また更新使命がんばります!
乞うご期待!
<バリ島より 同行講師:弓手>