本日はアートベースの開催日でした!
『上手くて巧い絵-色彩論を身につけて描く-』
講師は永津照見先生です。
第4回目のテーマは
『女性を描くⅠ-ホワイトコスチューム-』です。
人物画を描く講習会は9/12に開催した『顔を描く-外国人女性-』に続いて2回目です
まずは講義からです。
永津先生の講習会では毎回説明されている「遠近法」と「明暗法」について。
例えば線遠近法は、実際に線を引かなくても、その知識を持っていることが重要
で、その知識がデッサンに活きてきます。
そして明暗は立体を捉える作業。まずは明度で量感や形を取っていきます
パステルの描画方法では筆圧が重要です。描き方の見本を実演されています。
講師参考作品
パステルで描かれた魅力的な人物画が並んでいます
本日も外国人モデルさんを迎えて人物画を描いていきます
まずは先生のデモンストレーションです。
人体を箱で捉えるようにして描かれています。
5分くらいでみるみるうちに人物の立体感が浮かび上がってきました
見ていて引き込まれるような先生のクロッキーでした
先生のデモンストレーションに続き、20分×4ポーズの人物画が始まりました
まずはパステル鉛筆でデッサンから。
大づかみな傾きを決めて構成していきます。
構造軸と正中線をおさえることで動きのある人物が描けます。
デッサンががある程度できると、パステルで着彩していきます。
まずは地味な色から使い明暗をつけていきます。
鮮やかな色をはじめから使うことはありません。
先生が一人ずつ手を入れながら指導していきます。
色彩による明暗の差やパステルのタッチがよく見えます。
制作の終盤には画面を目を細めて見つめ、明暗を確認しながらやっていきます
パステル画は制作時間の早さも魅力の一つです。
ポーズの間の休憩時間も指導が続き、あっという間の4ポーズが終了しました!
最後に合評が行われました
先生が一人づつ講評していきます。
生徒さんの作品をご覧ください☟
ヨーロッパで勉強されていた先生ならではの専門的な解説も豊富に交えた合評でした
本日も最後まで密度の濃い講習会となりました。
皆さまお疲れさまでした
『上手くて巧い絵』第5回目は10/24(月)「女性を描くⅡ-ブルーコスチューム-」です
こちらも実際に外国人女性モデルを迎えての講習会となります。
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本講座は次回で最終回となります!
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次回のブログレポートもどうぞお楽しみに~
(まりも)