SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

チケット制・野外スケッチ入門で大阪港の漁具?を描いてきました。

2018年11月02日 | 先生からのブログ
皆さまこんにちは。スケッチシーズンに度々登場いたします講師の弓手です。

本日はチケット制・野外スケッチ入門で、大阪市内駅近で絵になる大阪港へ行ってきました。


真上には高速道路がクロスして、弓手好みに程よくキチャナイ船溜りスポット。学生の頃から度々取材している大阪港の一隅です。


ご参加いただいた皆さんを堤防を越えてご案内。

しかし!?


いつもはキチャナく干された網やウキが散乱してボロ舟がギーギー唸りながら停泊しているこのスポットが、キレイに片付けられています。

『漁具を描く』ってテーマだったのに・・


ちょっと思案して・・



今回は、程よくキチャナイ錆びた鉄杭をモチーフにすることにしました。

ここでの仕事はまず・・



錆びクズ拾いから始まります。


いつものように、現場で本日のスケッチテクニックを説明して、皆さんスケッチスタートです。



皆さんお好きな鉄杭を選んで描き始められました。



今回は現場で拾った鉄錆をアクリルメディウムに混ぜて、潮の匂いと少しの油臭を現場で感じながら、リアルな錆色を表現します。



こちらはかなりコテコテです。


日差しは暖かく、なんとかコテコテ絵の具も乾いてくれてます。


パステルを粉にしてふりかけるテクニックも使っておられます。


こちらはニードルで引っ掻いて朽ちたロープを表現しておられます。


ここの水面は、真上の高速道路が不規則に映る不思議な水模様が面白く、パステルでリズミカルに追いかけておられます。


皆さん良い感じに味わい深い錆び色が現れてきました。



鉄錆の下の僅かな土から、雑草が逞しく生えてます。錆色と緑の対比もまた美しい。

さて、


皆さん集合して・・


スケッチ作品を並べて、皆さん海に落っこちないポジションに身を寄せての合評会です。




ズラリ錆び色の力作が並びました。漁具は片付けられてしまってましたが、普段はあまりスポットの当たらない錆びた鉄杭を情感豊かに表現されてました。





講師弓手も鉄杭スケッチを描かせていただきました。



今回はまあまあコテコテ。


さて、スケッチシーズン真っ只中。

次回は11/16(金)に大阪市内天王寺公園から、通天閣と動物園や新世界の街並みを俯瞰で描きます。

年内は早くもあと二回。

皆さまお誘い合わせの上、チケットを分け分けして、お気軽にご参加くださいませ。

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