みなさま、こんにちは
本日は、昨日(3月11日)開催した「センスを磨く12の描き方 ―画材別プログラム―」 センス⑤油彩画 下地の効果-盛り上げとグレージング-をレポートします
講師は、渡辺 聡先生です。
(渡辺 聡先生)
今回は、油絵具を使用して、静物画(ワイングラス&ザクロ、葡萄などの果物)を描きます。
(講師参考作品)F4サイズ
今回も、先生が手順ごとに、丁寧に説明されていました。
はじめに、F4キャンバスにトレースをします
グラスの底やザクロを形通りではなく、少し大きめに丸みを持たせてトレースします。
次に下地の工程に入ります。
下地材+茶系のアクリル絵具を少し、白樺色程度に、最初は薄めに下地を塗っていきます。
しっかりと混ぜることがポイントです
静物以外のバックをこの下地で塗っていきますが多少、はみ出ても気にしないで進めていきます。
バックの下地(1層目)が出来たところで、ワイングラス&果物の部分に白の下地を塗っていきます
葡萄の実や枝ぶりを意識しながら、薄塗りで描きます。
ペインティングナイフを使って。
濃茶で影の部分を描きます。
「影の部分は、かすれていても良いのですか?」と生徒さんが質問され、「今の段階は、最終的には、隠れてしまう部分なので気にしない
方が良いですね。」と先生。
赤や黄土など色味を入れていきます。
果実の赤い部分や木の器の黄土の色味を大胆にも入れていき、布ですり込み馴染ませます。
赤や黄土の上に影の部分も描き、画面の凸凹と併せて、立体感が出て来ました
常に大きさの違う筆3~4本を持ち、部分により使い分けて、丁寧に色を重ねていきます。
ワイングラスの透明感やグラスや静物のハイライトを描けば完成!です。
アクリルの白で丸筆を使い三角形の部分に一発で入れます
そろそろ完成へ...
素敵な静物画が、完成しました
油彩画ならではの、艶のある画面ですね
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