SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

日曜画材研究「透明水彩+アクリルガッシュ」

2016年02月21日 | アートサロン大阪

雨も上がり いいお天気の日曜日になりました

 

本日アートサロンでは、日曜画材研究「透明水彩+アクリルガッシュ」が行われております。

 

日曜画材研究は、絵画制作の基本的な知識を学ぶ講習会で、

色や技法に拘り 毎回違うテーマで学んでいく大人気の講習会です。

講師は、親切で丁寧なご指導をいただいております・・・渡辺聡先生です。

 

今日は、透明水彩とアクリルガッシュ を混合して使う 「ミクストメディア」という技法を学んでいきます。

 

 まずは、透明水彩と アクリルガッシュの違いについての講義です。

透明水彩は、濃淡が作りやすく ほぼ常に下の色が影響してくる。

それに比べ、

アクリルガッツシュは、下の色は全く透けず、均一平均が取り易い。

という違いがあります。

 

異なる特性の画材を組み合わせることによって生まれる効果は

・メリハリを強める

・彩度を強める

・厚みのある部分やものに効果的

 

 まずは、練習から・・・こちらのチューリップの写真を見ながら描いていきます。

最初に先生のデモンストレーションです。

それぞれの筆の役割、絵具と水の濃度、筆にどのくらい水を含ませるか・・・など細かいところまで解説がありました。

 

紙をぬらして水彩絵具からのせていきます。

 

「筆に充分水がしみ込んだ状態で塗ることがポイントです。塗れた紙が筆から色を吸い取るようなイメージで・・・

そうしたら紙の上で綺麗に広がります。」

 

薄めの水彩絵具でザッと 着彩した後 アクリル絵具で 色の濃い部分を塗っていきます。

色が濃い所に、アクリルをのせ・・・彩度を上げていきます。

 

練習が終わったら いよいよ本番です!!

午前中に練習をしたので、みなさんとてもスムーズです。

「写真を目を細めて見てみてください。明るい所そうでないところがよく分かると思います。」

 

明るい所は、ふき取ったり白を入れたりします。

アクリルガッシュを効果的に塗り重ねることで かなり彩度が上がっています。

とても鮮やかな、それでいて透明感のあるチューリップが仕上がってきました☆

 

 

ミクストメディアで描くことで、瑞々しい水彩画がより 色鮮やかに力強く瑞々しい作品になりますね(*^_^*)

 

一足早い春が訪れました・・・

 

尚、このような特別講習会は、会員様以外の方でも受講することができます。

3月6日 3月20日の画材研究は 只今満席 キャンセル待ちとなっております。

ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解のほど宜しくお願い致します。

以降の画材研究のスケジュールは 今しばらくお待ちくださいませ・・・

 

みなさまのご参加お待ちしております☆

 

(歌姫)